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9.16(木)の夜は、順天堂東医研、夏季特別講演を視聴しました!
今回は初の特別編で、テーマは
「伝統医学への期待 アーユルヴェーダの生命観~いのちを見つめる~」
という内容。
講師は、順天堂東医研のヨガクラスを担当しておられる勝又摩吏先生です。
実は、順天堂東医研に顧問的な立場で関わって下さっている谷川教授も、以前いらっしゃった大学ではヨガサークルを作ったほど、ヨガには造詣のある先生です。
東洋医学に興味がある人で、アーユルヴェーダやヨガに興味のない人は少ないでしょう。
(因みに僕は全くの素人です。(゚∀゚))
最近では、すっかりスタイリッシュなヨガスタジオや、美しいヨガインストラクターによって、非常に世の中的にメジャーになった感のあるヨガですが、
以前書いたように、その歴史は古く、古代インド哲学から、きちんと学問的におさえようと思ったら、とんでもなく奥が深い世界です。苦笑
今回はそのさわりを簡単に紹介していただきました。
インド伝統医学であるアーユルヴェーダでも、心と体と魂の三位一体の人間観で、単に病気がないことが健康なのではなく、もっと幅広く人間を診ていこう、予防を大事にしよう、
という部分なんかは、東洋医学ともおおむね軌を一にするものですが、その手法において、オイルが出て来たり、煙草(ハーブ)が出て来たり、乾布摩擦とか、食養生とか、
色々と東洋医学とは違いがあるようで、なかなか興味深かったです。
宇宙の構成要素であるとされる五大(地水火風空)からの体質分類であるトリドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)の話なんかも面白かったですね。
(因みに俺は完全にピッタ。(^^;)
因みに、私も座長、発表者として参加する予定の、今年の11.28(日)に行われる日本東方医学会の学術大会の会頭は、日本アーユルヴェーダ学会の会長の北西剛先生であり、
シンポジウムでもとり上げられるようなので、楽しみです。
たまにはこういう、別分野の話を聴くのも、良い刺激になりますね。(^^)
〇
2021.08.25
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昨日書いたように、8.22の日曜日は、朝から北里の講演会を視聴。
(移動時間ゼロ、開始寸前まで熟眠。笑)
そして、北里の講演会が17時に終わったら、前から気になっていたバイクのちょっとした修理に、バイク屋さんまでひとっ走り。
で、20時には家に戻ってきて、今度は日本中医薬学会の緊急セミナーを視聴。
こんな離れ業が出来るのも、オンラインセミナーが普及したからこそ、です。
以前なら、1日に2つの勉強会に出るなんてのは、移動のことを考えると相当困難でした。
なので、泣く泣く1つに絞ったりとか、片方は飲み会のみに出るとか、するしかなかったんです。
まして、講演会がある日は、バイクの修理なんていう私用は後回しにせざるを得ず、ずいぶん時間をとられたものです。
それが、1日ですべて完結してしまう。。。
いやはや、オンライン講演会最高!!!
合理的!!(*‘∀‘)
(因みに、リアル講演会の良さを否定するわけじゃないですよ。僕は演者としてはむしろそっちの方が好きなんで。苦笑)
今回の中医薬学会のセミナーは、久々にコロナに関するものです。
演者は、あの大塚敬節先生の医院である修琴堂大塚医院の現院長である渡辺賢治先生と、中国中医科学院広安門病院客員教授である路京華先生という、豪華な組み合わせ。
変異株の現状と、東洋医学的な考え方に関して、多くの示唆を得ることが出来ました。
まあ、残念ながら今や中国よりも日本の方がCOVID-19の症例数は圧倒的に多い訳ですから、今後はコロナの東洋医学的な考え方に関しては、
むしろ日本から、最も詳細で説得力のある、東洋医学的な治療法や考え方が発信されるのかもしれませんね。
今回驚いたのは、その参加者数。
緊急セミナーですので、発案から実現まで1週間程度しかなかったそうで、宣伝告知も全然不十分だったはずですが、なんと参加者は520人以上。。。
ちょっとした学会の学術大会並みです。
さすがコロナ、スゴイ注目度ですよね。
今回は無料でしたが、あんなに人が集まるなら、有料で毎月でもコロナセミナーやって、どんどん東洋医学的な新知見を教えてほしいものです。
・・・いやーしかし、オンライン講義のおかげで、充実の日曜日でしたわー。
こりゃすげえわー(゜o゜)
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2021.06.25
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先日予告した、第70回、全日本鍼灸学会学術大会福岡大会に、オンライン参加してきました!
我々(一社)北辰会の代表である藤本新風先生が登壇されたシンポジウムの内容と感想に関しては、北辰会公式ブログの方に書きましたので、
そちらを参照いただくとして、ここではそれ以外の講演に関する感想を述べようと思います。
まず今回、6.4(金)~6(日)という日程でしたが、金土は診療だし、ここ最近めちゃ忙しいので、なかなかゆっくり時間が取れない。。。
ですので、オンライン視聴できること、オンデマンド配信があることは、非常に助かりました。
登録や視聴にもさしてストレスはなく、正直、今後はこれが主流になるとみて間違いないと感じました。
(倍速再生は出来るようにしてほしかった。。。)
まあ対面でないと、臨場感を感じられないこととか、普段お会いできない先生方との飲み会や、グルメや観光などが出来ないという、寂しい思いもありますが、
これも時代の流れであり、仕方ないことだと思います。
今回、視聴期限が22日までだったのですが、何度か聴かないと消化しきれないような、濃い内容の講演も多々あり、欲を言えば今月いっぱいくらいにして欲しかったです。苦笑
(あと倍速再生)
一つ一つの講演に、細かい感想を述べていくとキリがないので、ここでは特に印象的だったもののみにしますが、熊本赤十字病院の総合内科部長である加島雅之先生の「漢方サポートはじめました」は素晴らしかったですね。
総合病院内の入院患者さんに対して、鍼灸漢方で積極的に介入を行い、入院期間を短くすることに寄与できるのではないか、という内容で、この試みを継続し、いい結果を出し続ければ、
全国の総合病院で、入院患者に対して積極的に鍼灸を導入してみよう、という流れとか、それを目指したり、それ専門の鍼灸師が生まれる、という動きに繋がるかもしれません。
また加島先生は、以前からそうですが、伝統医学である鍼灸漢方を行うにあたっては、現代の研究成果を踏まえつつも、古典の記述を重んじる姿勢を一貫されており、そこも非常に嬉しかったですね。
大変稀有な存在で、心強い先生だと思います。
また、シンポジウム「医学部における鍼灸の教育の現状と課題について」では、長年、医学部において鍼灸医学を教育されている先生や、最近教育し始めた先生方が登壇され、
医学部における鍼灸教育の現状と課題がよく分かり、私も現在、順天堂東医研で講師を務めさせて頂いているので、大変参考になりました。
やはり多くの医大生や医師が、鍼灸医学に潜在的に興味や期待を抱いているという事実があり、色々と誤解されている側面もある訳なので、
そこは鍼灸師の側から積極的に働きかけるべきだと思います。
また、シンポジウム「気分障害に対する鍼治療の可能性 ~基礎と臨床、日本と世界の架け橋~」では、精神科疾患における鍼灸治療の可能性として、
日本とアメリカの基礎研究や臨床研究の現状を紹介して下さり、これも非常に期待が膨らむ内容で、興味深かったです。
あとは森之宮医療大学大学院教授である長野仁先生による教育講演「日本における灸の千五百年史と鍼の五百年史」は圧巻でした。
相変わらずの、圧倒的文献資料調査力。。。
これ、何回も聴きたかったんですが、視聴期限が来てしまって残念でした。
私も注目している、八十瀬玄為齋という鍼灸家の話が聴きたかったんですが、そこは都合で配信できなかったようで残念でしたが、長野先生にはぜひ「シン・日本鍼灸医学史」を構築してほしいです。
まあそれ以外にも、ここには書ききれないほど、興味深い講演が多数あり、素晴らしい回でした。
今回、コロナ禍に翻弄され、会場の設定やら何やら、二転三転を余儀なくされる状況の中で、最終的には完全オンラインという、未来を予感させる方法で、
70回の節目の学会運営を成功させた運営委員の先生方には、頭が下がる思いです。
一方で先週、東洋鍼灸専門学校の授業で「こないだの全日、参加した人ー??」と聞くと、クラスに1人くらいしかいなかったことがショッキングでした。苦笑
学会運営に死ぬほど時間と労力を割いている先生方がおられる一方で、学生からの学会への無理解、無関心、こういう現状も、改善させていくべき課題の大きな一つではないでしょうか。
東京も、PCR陽性者数が徐々に減少し、緊急事態宣言はひとまず明けましたが、全体としてはまだまだ不安感が拭いきれない雰囲気です。
1日も早く、社会の混乱が収まってくれることを祈るばかりです。
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2021.01.31
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来たる2.25(木)の19時から21時、順天堂東医研主催の第二回シンポジウムでシンポジストとして講演させていただきます!!
(第一回シンポから早1年以上。は、はやい。。。)
開催は2月末ですから、希望的観測では、今よりは感染者数や社会状況も落ち着いている筈ですが、まだまだコロナ禍の最中ではあるので、
今回は完全オンラインにて開催いたします。
テーマはまさにタイムリーな「Covid-19に対する東洋医学の医療的知見について」であります。
なお、私の他にシンポジストとしてご講演下さるのは、いつもお世話になっている、日本東方医学会会長である長瀬眞彦先生と、以前から書籍では勉強させていただいておりましたが、
今回初めてお目にかかりました、本草薬膳学院学院長である辰巳洋先生、そして、司会を務めて下さるのは順天堂大学大学院、公衆衛生学の教授である谷川武先生です。
(私以外は超豪華メンバーです。(゜o゜))
著名な先生方に囲まれて大変恐縮ですが、精一杯楽しんで来ようと思います。(^^;
内容としては、
辰巳先生からは「COVID-19の中医学における基本的な考え方と、予防の薬膳に関するお話し」、
長瀬先生からは「COVID-19と漢方薬に関する、予防や治療に関するお話し」、
私からは「COVID-19と鍼灸における、基本的な考え方と後遺症に関するお話し」
を、20分強ずつ、順番にお話しさせていただき、質問も受け、残った時間で討論をしよう、ということになっております。
辰巳先生は2020.6.25に発刊された、東洋医学の業界では知らない人のいない老舗医学雑誌『中医臨床』の別冊『COVID-19と中医学』にて、
COVID-19の中医学における基本的な考え方(病因、病位、病機)を寄稿された先生であり、長瀬先生も、2020年にコロナ騒動が起こると、
いち早くコロナ予防のためのオンライン診療を立ち上げた先生です。
私も、僭越ながら2020年の11月に日本中医学会学術大会で発表させていただいた、今問題になっている”コロナ後遺症”と思われる「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」の話と、
この1年におけるコロナと鍼灸の関わり全般の話を、絡めてお伝え出来るかと思います。
しかも今回、主催は順天堂大学の公衆衛生学講座です。
疫病といえば公衆衛生学。
これはなかなかない、貴重なシンポジウムになると思います。
さらに終了後も、オンラインで懇親会をやる予定ですので、お時間のある方はぜひご参加いただければと思います。
今回、医歯薬系の学生さんはもちろん、鍼灸や看護その他の学生さんも、無料でご参加いただけます!!
それ以外の方については、一般人の方も専門家の方も、2000円で参加できますので、コロナと東洋医学に興味のある方、ぜひご参加ください。
お申込みはこちらから!!!
・・・いやー、楽しみ☆(*‘∀‘)
2020.11.18
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11.15の日曜日は、タワーホール船堀で行われた日本伝統鍼灸学会に参加してきました!!
(zoomで)
本来、今年は沖縄で学術大会をやる予定でしたが、コロナによって来年に延期され、学びの灯を消さないために、会場での講演を全国にzoom配信するという、
今流行り(?)の、ハイブリッド型の学会でした。
今回はzoomから参加させていただきました。
家でゴロゴロしながら学会に参加できる幸せ。
今回の大会テーマは【COVID-19に対して伝統医学は何ができるか】です。
朝一は形井秀一会長によるコロナの現状に関する講義。
形井先生は今回の大会で会長を退任されます。
コロナ発生から現在までの、世界中の動き、東洋医学、西洋医学の対応がよくわかりました。
次は国際部の先生方から、COVID-19への中医学的な対応の症例や、現状のお話。
これも非常に情報が整理されており、分かりやすかったです。
最後はシンポジウムと題して、松田博公先生、石原克己新会長、戸ヶ崎正男先生から、COVID-19と養生に関する講義が行われました。
過剰に国民の不安を煽っているようにも見えるメディアへの批判、こういった時こそ、東洋医学が持つ養生の思想が非常に重要であることなどを、
三先生ともに異口同音に主張しておられ、これも大変分かりやすかったです。
時間が無くなってしまって、残念ながらシンポジウムをやる時間はなかったようですが、初のzoomとのハイブリッド開催で、運営の先生方も演者の先生方も不慣れであり、仕方ないことと思います。
今回、1日通じて思ったのは、今後、すべての学会はこの形になるんじゃないか、ということです。
下手すれば、会場すら借りずに、ネット上だけで行われるか、あるいは、シンポジウムや討論をなさる先生方のみ、ちょっとした会議室程度の広さのスペースに集まり、
それを全国に配信する形になるんじゃないでしょうか。
そうなれば、運営するにも、会場費をみる必要がなくなり、懇親会の段取りやらなんやら、機材やノウハウを持つ必要も減り、必要なマンパワーも減り、
会費は下がり・・・、という流れが、もうすぐそこまで来ているように見えました。。。
いやあー、これはホントに、世の中変わりますね。
いいことでもあるが、少し寂しいような気もしますね。
2020.02.11
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2.9の日曜日は、お茶の水で行われた、第37回、日本東方医学会学術大会に参加してきました!!
この日のテーマは『万病撃退!大腸が寿命を決める』ということで、会頭は有名なマリーゴールドクリニック院長の山口トキコ先生でした。
午前中は二時間で一般発表12連発。
何と言っても、この日は私が講師を務める順天堂大学東洋医学研究会の須賀望君が、会の活動紹介をしてくれました。
前回の東洋医学会の時の松尾君といい、学生とは思えない、落ち着いた立派な発表で、とっても嬉しくなりました☆(^^)
今後も、ドンドン積極的に学会等々に出ていってほしいと思います。
一般発表で他に印象的だったのは、ひぐらし整形外科内科の丸野紀子先生による、ラドン温泉療法のお話し。
日本ではあまり聞きなれず、癌患者さんの免疫療法の一つして、たまに聞くぐらいの印象ですが、ヨーロッパの方ではかなり市民権を得ているそうで、
実際に受けに入ったエピソードはなかなか印象的でした。
僕も近いうちに、どんなもんか、天然ラドン温泉にでも行ってみようと思います。(`・ω・´)ゞ
なんでも、モノは試し!
午後も内容は盛りだくさんでしたが、特に印象的だったのは、健康ジャーナリストの原山建郎さんの遠藤周作のお話し。
遠藤周作は近年、映画『沈黙』で話題になりましたが、遠藤周作と実際に親交のあった原山さんのお話しは非常にリアルで、遠藤周作が若いうちから色々な病気をし、
医療に対して色々な提言をしていたことを初めて知りました。
東大の入院マニュアルに、遠藤周作の意見が反映されているとは・・・。
しかも今回の会頭である山口先生とも関係があったとは・・・。
またこの日は、蓮風先生とも親交のある川嶋朗先生にもご挨拶させていただきました。
懇親会では、医師を目指している高校生で、すでに学会に参加している子にも会うことが出来、感動しました。
高校1年生で、大人の学会に参加とは、現代っ子のアンテナの高さは素晴らしいと思います。
順天堂東医研の子たちといい、ニューパワーが次々に出てきています。
東洋医学のミライも、捨てたもんじゃないかもしれませんな。(^^♪
そして終了後は、ちょっとした会議。。。
色々、先々が楽しみになるような、良い週末☆
2019.12.21
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今日の診療終了後は、日本伝統鍼灸学会学術部会議へ。
先日、東京での学術大会を大成功させたわけですが、もう来年のことを考え始めています。
数百人規模のイベントというのは、こうやって運営されていくんですね。
日本伝統鍼灸の学会なのであれば、出来れば数千人規模まで成長してほしいですが、どうでしょう。(^^;)
私も、微力ながらお手伝いいたします。
2019.12.08
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これまでのお話し
さてさて、今年の4月から、学術部の一員としてお世話になっている日本伝統鍼灸学会の学術大会、生まれて初めて、開会式から閉会式まで、
参加してみました!!(゚∀゚)
・・・まあ、全体的にみますと、動員数は過去最大の850名来たし、元日本東洋医学会の会長である寺澤先生もご講演に見えたし、一般発表では若い先生が多かったし、
これまでの歴史の総括、見直し再構築の話や、現代医療業界の中で伝統鍼灸医学がどうあるか、みたいなことも話題になっているし、良いことだらけで大成功、
といった感じじゃないでしょうか。
しかし、この業界をさらに大きく俯瞰で見ると、鍼灸界の最大の学会(学術団体)は(公社)全日本鍼灸学会です。
ここは伝統鍼灸学会と違って、公益社団法人格を持っていますので、国から公益性を認可された団体、という位置づけになります。
(因みに伝統鍼灸学会は任意団体であり、法人格はないです。)
またそれ以外にも、(公社)日本鍼灸師会とか、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会とか、学会ではなくいわゆる「業団」が乱立しているのが、この業界の現状です。
さらに、漢方薬の方まで含めて考えれば、医師、薬剤師も含めて、東洋医学最大の学会と言えば(一社)日本東洋医学会です。
このように、簡単に言うとまとまりがなく、それぞれが孤軍奮闘しているし、中にはとんでもなくレベルの高い先生や研究もあるが、全体としては医療行政の中でいいポジションが取れていない、
というのが現状でしょう。
これでは、学生からしても、どこで勉強したらいいのか分からないし、他の業界から見たって、
「いったいこの業界の窓口、代表的な見解はどこに求めたらいいのだ。。。」
ってなると思います。
少し前、巨人の澤村選手の鍼治療による医療事故疑惑報道があった時も、この業界は声明文を出すのに「主要9団体」と名乗って声明文を出していました。。。
(主要っていうなら、せめて三団体くらいでしょ。。。)
現在、鍼灸マッサージ師の国家資格を有する人のうち、実際に鍼灸マッサージ師として就業しているのは10万人強、というデータもあるようです。
しかもいつも言うように、ある調査によれば国民の鍼灸の受療率は5%程度と。(*´Д`)
そのように、公的には非常に小さな団体、職種が、しかも内部で9つにも分裂しているとは。。。
そういう現状にあって、僕は以前から、東洋医学の学会も業団も、一個でよくね??と思っている派です。
二日間、色々な発表や講義を聴きながら、せっかくみんな、一生懸命、いい研究や臨床をしているんだから、もっと大きく、鍼灸師も医師も薬剤師も学者さんも一塊になって、
東洋医学、伝統鍼灸の素晴らしさを世に訴えることが出来るような装置、団体は出来ないのかね・・・、と、思ってしまいました。
現在、漢方薬を保険から除外しようという動きがあるとか言われているようですが、こういうのも、結局一丸となって意見が言えないから、行政に声が届かない部分もあるように思います。
鍼灸マッサージの、医師から同意書をもらっての保険治療も、風前の灯火でしょう。
この業界も、まずはもうちょっとまとまる、力を合わせる必要があるように思います。
もちろんその中に、いわゆる私塾的な「学派」や「流派」「専門分野」なんてのは、1000でも2000でも、あっていいと思います。
今後もし、そういう大同団結の流れが来たら、大いに尽力したいと思っています。
2019.12.06
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これまでのお話し
2019年、第47回の日本伝統鍼灸学会学術大会のラストは、業界の重鎮の先生方による「映像実技講演」。
これは、この業界の重鎮の先生方の実際の診療の様子や、実技の様子を動画で流し、それを、その会の講師の先生がその場で解説するという、
今回の学術大会で初の試みだとか。
こうやって、キチッとした形で残しておきたいという実行委員の先生方の意図からだそうです。
大変興味深く拝聴させていただきました。
一人目は東方会会長、丸山治先生の実技「腰痛治療の実際」を、副会長である津田昌樹先生が解説。
丸山先生の師匠にあたる東方会前会長、小野太朗先生は、蓮風先生とも親交があり、このブログでも以前紹介しました。
小野太朗先生の言葉 6 参照
東方会と北辰会、あと今回の学術大会の会頭である小林詔司先生率いる積聚会は、実は縁が深いのです。
今回の映像では、丸山先生の物腰や顔つき、手つきの優しさ、鮮やかさがよく分かる映像でした。
雰囲気からしても、きっと多くの患者さんを癒すだろうなー、と感じました。
二人目は古典鍼灸研究会の天満博先生の「井上式脈状診による風熱の治療」の映像を、中村至行先生が解説。
古典鍼灸研究会は、約80年の歴史を持ち、初代会長はあの柳谷素霊先生です。
墓マイラー 15 参照
また前会長の井上雅文先生と言えば、この業界で知らない人はいません。
その井上先生の脈の診方でもって、治療を進める様子を公開して下さいました。
印象的だったのは、始めから終わりまでスーッとシームレスに、ポーカーフェイスで、淀みなく、手を止めることなく、淡々と治療していたところです。
あの流れる感じは、患者さんにとっては心地よいだろうな、と思いました。
そして最後は(一社)北辰会会長、藤本蓮風先生の初診の流れと実技指導の様子「藤本蓮風の鍼術~発想と継承~」を、講師である油谷真空先生が解説。
北辰会らしい、蓮風先生らしい、インパクト満点の動画だったと思います。(笑)
僕は今回の映像実技講演、全員分見れていないんですが、後ほどDVDでキチッとチェックしようと思います。
まあ皆さん、それぞれに「気の動かし方」の各先生方固有のパターンがあるなあと感じましたね。
そして最後にちょこっとだけ、シンポジウム「日本伝統鍼灸における腰痛治療の標準化を目指してⅢ」を拝聴し、会場を後に。
この腰痛シンポジウムは全5回計画の第三弾。
伝統鍼灸医学って、一番難しいのが標準化でしょうね。
皆、中国伝統鍼灸医学に特有の、経絡経穴学説や、臓腑(蔵象)学説を共有はしてるけど、実際の治療のやり方はてんでバラバラなのがこの業界です。
(もしや、有史以来そうなんじゃないでしょうか。。。)
だから、EBM全盛の現代の医療界全体からは評価されない、国民からは信用されにくい、従って医療行政の中でもいいポジションが取れない、
国民の受療率も上がらない、という構造的な現実問題があります。
ここに斬り込もうとしているのがこの企画であると、僕は理解しています。
あと二回でどういう結論に達するのか、楽しみですね☆
続く
2019.12.03
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こないだの日本伝統鍼灸学会学術大会の参加レポートを書いている途中ですが、今日はちょっと一休みして、12.22(日)に東京衛生学園で行われる、
毎年年末恒例の(一社)北辰会代表特別講演の申し込み期限が迫ってきましたので、ここに再度告知しときます!!
講演会ポスター(PDF)はこちら!!
この講演会は、かれこれ10年くらい前から、東京衛生学園の同窓会(掌友会)と共催という形でやらせていただいております。
今年も(一社)北辰会代表理事、藤本新風先生をお迎えして、1日通じて、東洋医学の診察法にとって欠かせない「脈診」に特化した講演内容となっております。
私も北辰会の勉強会に参加するようになって20年ほど経っていますが、ここまで「脈診」に特化した講演会というのは、これまでになかったと思います。
また、あまり知られていませんが、藤本新風先生は、20代の頃から脈診には非常に強い興味を持ち、30年近く、臨床や文献において、研究を重ねて来られました。
今回、その一端が見れることと思います。
超貴重なこの機会、「一言も」聴き逃がしなく!!
午前中は筒井まりか先生の基礎中医学講義「津液の病症について」から始まり、
尾崎真哉支部長による「脈診の歴史」、
私から「様々な脈診と胃の気の脈診」、
最後は藤本新風先生から「切脈指南ー鍼と共鳴する脈診ー」と題して、脈診と鍼の実技、指導の様子も見せて下さいます。
丸1日かけて、脈診のことが全部わかる!!という内容になっています。(笑)
新風先生より、
「実技公開時、数名の方と一緒に脈を取り、脈診のアドバイスも行います。少しの工夫で脈がはっきり取れるようになること、また、北辰会の1本の鍼がどれだけ効果があるのか、を実感して頂けると思います。」
とのことです。
私の方も、学生さんからすると恐らくよく分からないであろう「脈診」の世界を最大限に分かり易く、また、臨床家の先生方にも、生意気申せば、
歴史的経緯や、段階論と現状論を踏まえて、俯瞰で脈診のことが理解できていて、実臨床で運用出来ている先生は少ないように思います。
今回、ここら辺を、ズバーッと、いつもの感じで語ろうと思っています。(゚∀゚)
気合い入れていくんで、どうぞ宜しく!!!
お申し込みは12.8(日)までで、期限が迫っています!!!
すでに申し込みは100名を大きく超えていますが、まだ若干入れるようですので、お申し込みはこちらから!!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!2023.08.01
2023年 8月の診療日時2023.07.24
第53回、順天堂東医研に参加してきました!2023.07.23
(一社)北辰会関東支部に参加してきました!2023.07.22
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.07.21
第73回 日本東洋医学会に参加してきました!2023.07.01
2023年 7月の診療日時2023.06.12
(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!2023.06.11
(一社)北辰会本部会に参加してきました!!2023.06.10
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.06.09
第52回、順天堂東医研で喋ってきました!!2023.06.08
第14回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に登壇しました。2023.06.01
2023年 6月の診療日時2023.05.31
日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)について2023.05.30
生薬観察登山に行ってきました!2023.05.12
清明院のコロナ後遺症対応に関して