東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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久々のブログ投稿忘れ☆

2018.02.21

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いやー、昨日は久々に、ブログ更新忘れました!!(苦笑)

 

 

・・・まあ、そういうこともある!(゚∀゚)

 

 

このブログも、8年以上も細々と書き続け、まあ業界内ではそこそこ読まれてはいるようですが、世の中のブロガー全体から言えば大した人数読んでませんから、気ままなもんです。

 

 

これまで8年間、ずーっと書いてきて、更新忘れをするときというのは、何かいつもと違う他のことに気を取られている時ですね。

 

 

今で言えば、一つは清明院求人問題。

 

 

もうそろそろ、外来も往診もパンパンです。。。

 

 

このままでは、新患さんを断らなければいけいないという事態にも発展しかねません。

 

 

誰かタスケテクレー(;゚Д゚)

 

 

求人は現状、けっこうお問い合わせをいただいております。

 

 

そろそろ、学生さんの国試も終わりますから、3月は面接ラッシュになるかもしれませんね。

 

 

楽しみ☆

 

 

もう一つは、昨日、修理に出してた車が帰ってきました。

 

 

昔のボロなんで、何か一つ直すと、何か一つ壊れます。(苦笑)

 

 

買ってから二年、ほとんど乗れていません。。。orz

 

 

昨日はきちんと直っているかチェックしようと、神奈川まで久々に走らせてきました。

 

 

そしてまた一つ、おかしいところを発見しました。(苦笑)

 

 

このように、ものごとというのは、真っ直ぐには進まない。(‘ω’)ノ

 

 

 

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会務やらなんやら。

2018.02.18

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・・・いやー、2018、始まってからほぼ1日も休んでいません。(笑)

 

 

新しい会務、新しい業界の仕事が舞い込んできています。

 

 

休みになると、休んでいられず、どっかに行っちゃってます。

 

 

まあ、お陰様で忙しくさせていただいております。

 

 

しかし、「忙しい」「忙」「心を亡くす」と書きます。

 

 

この医学は心持の大事。

 

 

不動心の大事です。

 

 

気をつけねばなりません。

 

 

 

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(一社)北辰会冬季研修会 第20回「順雪会」に行ってきました!!

2018.02.13

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2.11(日)~12(月)は、熱海で行われた(一社)北辰会冬季研修会 第20回「順雪会(じゅんせつえ)」に行ってきました!!

 

 

今回のテーマは、北辰会の代表的な特殊鍼法である「打鍼、古代鍼」

 

 

今回、1日目は本会場とは別室で、刺鍼実技指導。

 

 

ベテランの先生方と一緒に、藤本新風先生の超絶技巧を見せていただきつつ、自分があまり使わない、比較的苦手な刺鍼術に関して、ご指導いただきました。

 

 

まあ経験を積んでくると、どうしても自分のやりやすいやり方が中心になってきて、それはもちろん個性といえば個性なんですが、それがかえって癖になり、

 

刺鍼手技の幅を狭めてしまう面もあります。

 

 

非常に勉強になりました。

 

 

午後は実技指導。

 

 

なかなか、刺さない鍼で、

 

「正気を集める」

 

とか、

 

「邪気を散らす」

 

とかという感覚は、普段からそういうことを考えて、毎日鍼を持って、やっていないと身につかないものです。

 

 

今回、二日間かけて指導したので、まあどの程度伝わったか分かりませんが、アンケートの結果を待ちたいと思います。

 

 

1日目の深夜は、先生方による刺鍼対決。(笑)

 

 

これまた、順雪会ならではで、非常に面白かったです。

 

 

2日目の午前中は藤本蓮風先生による特別講演

 

「患者さんと如何に向き合うか。」

 

 

鍼灸臨床50年の実績に裏打ちされた言葉は、どれも非常に重かったです。

 

 

医療とは願いである、迷いや思い通りにならないことを肯定する、乗り越える、崩れながら崩れない、ということを強調しておられたのが印象的でした。

 

 

また今回、風呂上がりに先輩が一瞬失神するという機会にも遭遇しました。

 

(もちろんすぐに意識は戻って、事なきを得ましたが。)

 

 

こういう時にも、冷静で迅速な判断が試されますね。

 

 

これから、何回かに分けて、失神について東洋医学的に考えてみたいと思います。

 

 

 

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故人の本

2018.02.12

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僕もこの業界に入って、早20年近くが経ちます。

 

 

この業界には、本も出していない、学会発表もしていない、勉強会の講師もやっていない、ネットにも何も書いていない、そうやって表に出ていなくても、

 

メチャメチャ勉強している先生とか、メチャメチャ腕のいい先生というのがおります。

 

 

大体、そういう先生というのは大変な蔵書家です。

 

 

膨大な量の本を持っていたりします。

 

 

そういう先生が亡くなってしまうと、大量の本の扱いに、ご遺族が困ってしまうようです。

 

 

古本屋を呼んでお金に換えるのもいいけど、出来ればその道を志す、若い人に活用してほしい。

 

 

そんな流れで、亡くなった先生の本を受け継ぐことが、これまでに何度かありました。

 

 

その先生が心血を注いだ研究の証です。

 

 

そういう本は、心して読まないといけません。

 

 

 

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(一社)北辰会冬季研修会 第20回「順雪会」へ 

2018.02.10

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本日の診療終了後は、熱海で行われる(一社)北辰会の毎年恒例の冬季研修会「順雪会」に参加するために、熱海へ向かいます!!

 

「順雪会」を含む記事 参照

 

 

11(日)、12(月)と行われるので、日曜に早起きしていくことも可能なのかもしれませんが、そんなん僕には無理です。(苦笑)

 

 

このクソ寒いのに、僕が7時台に布団から出られるわけありません。。。

 

 

しかも今回、前日の夜に熱海で秘密会議が。(゚∀゚)

 

 

ということで、診療終了後、サッと熱海へ向かいます。

 

 

北辰会関東支部の初代支部長である中村順一先生を偲ぶ意味で、もともと群馬でやっていた「順雪会」ですが、本部の会員さんも参加しやすいようにと、

 

開催地を熱海に変更してから、今回で二回目です。

 

 

今回、100名を超える、過去最高人数が集まったようです。

 

(まだまだ毎年増えるだろうナー(゜o゜))

 

 

・・・さーて、記念すべき20回目の順雪会、盛り上げましょう☆

 

 

 

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「雪ぐ」鍼。

2018.02.08

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今年は東京でも雪が降りましたね。

 

 

群馬出身の僕としては、たまに雪を見ると妙に安心しますな。

 

 

いつもだったらかなわないけど、たまにならいい。

 

(日本海側の人、北国の人は、ホント大変だね。。。)

 

 

・・・ところでこの「雪」という字、「雪(そそ)ぐ」とか「雪(すす)ぐ」と読むことをご存知でしょうか。

 

 

これが鍼灸のバイブル、『黄帝内経』の中に出てきます。

 

 

「素問 至真要大論(74)」に、

 

「・・・猶拔刺雪汚・・・」

 

とあります。簡単に訳すと

 

「・・・なお、トゲを抜き、汚れを雪ぐような治療を・・・」

 

という文章です。

 

 

「霊枢 九鍼十二原(1)」にも、

 

「・・・汚雖久.猶可雪也.・・・夫善用鍼者.取其疾也.・・・猶雪汚也.・・・」

 

と出てきます。ここも簡単に訳せば、

 

「汚れが長引いていても、雪ぐべきである・・・鍼が上手な人は、病気を治すのに、・・・汚れを雪ぐように・・・。」

 

となります。

 

 

「雪ぐ」には浄化する、洗浄する、拭い去る、という意味があります。

 

 

上手い先生は、汚れを浄化するような鍼をすると。

 

 

汚れを綺麗にする鍼、浄化の鍼、雪ぐ鍼、いいですねー☆(゚∀゚)

 

 

 

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「比較優位」の議論

2018.02.07

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「比較優位」という言葉があります。

 

 

この言葉は、wikipediaによれば

 

イギリスの経済学者であったデヴィッド・リカード(1772-1823)が提唱した概念で、比較生産費説やリカード理論と呼ばれる学説・理論の柱となる、貿易理論における最も基本的な概念である。

 

同じイギリスのアダム・スミス(1723-1790)が提唱した絶対優位(absolute advantage)の概念を柱とする学説・理論を修正する形で提唱された。

 

これは、自由貿易において各経済主体が(複数あり得る自身の優位分野の中から)自身の最も優位な分野(より機会費用の少ない、自身の利益・収益性を最大化できる生産)に特化・集中することで、

 

それぞれの労働生産性が増大され、互いにより高品質の財やサービスと高い利益・収益を享受・獲得できるようになることを説明する概念である。

 

と、クソ難しい言い方で説明されています。(苦笑)

 

Wikipedia 「比較優位」 参照

 

 

まあ要は、

 

「なぜ貿易するのか」

 

という根本的な疑問を、リカードさんよりもちょっと先輩である、アダムスミスさんの説明よりもエレガントに説明した理論で、

 

「・・・、であるからして貿易した方がいいっしょ?お互いにとって得っしょ??」

 

ということを、精緻に説明した理論だそうです。

 

 

で、これは経済学とか貿易にのみ使われる話ではなく、この考え方を応用すると、仕事とか、組織とか、世の中の色んなことを考えることができるようです。

 

 

・・・例えば、東洋医学の現状にも。

 

 

ある疾患を治療するのに、西洋医学ではなく、東洋医学でやった方がいいのかどうか。

 

 

あるいは、西洋医学の治療に加えて、東洋医学が介入した方が、しないものと比べて良いのかどうか。

 

 

良いのだとすれば、どう良いのか。

 

 

こういうのを考えることを「比較優位の議論」、と言ったりします。

 

 

で、この比較優位を言うには、色んな方法があります。

 

 

先日も書いたように、東洋医学は、世界ではちゃんと認められていますし、勢いもそれなりにあります。

 

産経新聞にこんな記事が。  参照

 

 

そんな中、日本はどうでしょうかね。

 

 

このブログにいつも書いているように、明治維新以降、東洋医学は国民の医療の主役の座を降りたままで、終戦以降も、とにかく存続すること自体に力を割いてきて、

 

個人レベルでは凄まじい努力をなさり、結果も出された先生方はおられますが、なかなか全体としての制度的発展までは注力しきれなかったというのが、

 

この150年くらいの日本の東洋医学の流れでしょう。

 

 

今でも、医師に同意書を書いてもらわなかったら健康保険適用で治療できない。

 

(しかも同意の対象になるのは僅か6疾患、それも運動器疾患のみです。。。(苦笑))

 

本来の鍼灸医学からみれば、著しい制限を受けています。

 

(だから清明院の外来では、ややこしくなるので一切保険を使わない訳です。)

 

 

こんな状況なので、日本の東洋医学、特に鍼灸は、総体としては、変に選り好みしないで、色んな方法をフル活用して、鍼灸を活用しない場合との比較優位性を、

 

各人、各団体が精一杯、世にアピールするべきでしょうね。

 

(ホントは一枚岩になりゃあいいけど、それは無理でしょうからね。。。)

 

 

まあ、EBMの枠組みの中で、東洋医学の比較優位を主張する人がいたっていいじゃないか。(*‘∀‘)

 

 

芸能人ばっか治療する先生とか、テレビに出て目立つ先生がいたっていいじゃないか。

 

 

海外のデータを活用したって、いいじゃないか。

 

 

西洋医学との根本哲学の違いを説く人がいたって、いいじゃないか。

 

 

色んなところで、色んな人に、大いに叫んでいただきたいねえ。(゚∀゚)

 

 

俺は臨床現場で、患者さんやるだけ。

 

(うまくいったものについては、たまに世に出すけど☆)

 

 

要は鍼灸の素晴らしさ、「比較優位」を世にアピールしたいだけ。

 

 

・・・まあ、ある程度同じ方向を向いて、仲良くやろうぜ、日本の東洋医学の人達!!

 

 

 

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「弁病」について

2018.02.05

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中医学の用語の中に

 

「弁病(べんびょう)」

 

という言葉があります。

 

「弁証」と紛らわしいね~~(~_~;))

 

 

これは読んで字の如く、

 

「東洋医学的な”病名”を”弁(わきま)える”」

 

ということです。

 

 

中医学では、例えば喘息のことを

 

「哮喘(こうぜん)」

 

と呼んだり、胃痛のことを

 

「胃脘痛(いかんつう)」

 

と呼んだり、顔面神経麻痺のことを

 

「口眼喎斜(こうがんかしゃ)」

 

と呼んだりと、言わば、

 

「東洋医学における固有の病名」

 

というものがあります。

 

 

これが分かれば、その病名や症状には、どういった「病因病理」や、どういった「証」が考えられるか、ということが、ある程度、場合によっては一気に、絞り込むことが出来ます。

 

「病因病理」を含む記事

「弁証」を含む記事     参照

 

 

清明院に、初診予約の電話がかかってきたときに、西洋医学的な病名や、メインになる症状をお聞きするのは、それさえ把握できていれば、来院される前に、

 

中医学ではどのような「病因病理」「証」が考えられるのかを、あらかじめ問診を担当するスタッフが予習しておくことが出来るからです。

 

(もちろん、必ず中医学の成書に強引に当てはめて考えるわけではないですよ。参考にする、ということです。)

 

 

言わば、東洋医学的な「鑑別診断」「除外診断」が相対的に容易になるわけですね。

 

 

丸腰でいくよりは、自信もって臨めますし、対策も立てやすくなります。

 

 

またもちろん、西洋医学の病名の中には、東洋医学では未だに概念が整理されていないものもあります。

 

 

そういう場合は、西洋医学的な病名をそのまま「弁病名」とすることもあります。

 

 

こういうことをコツコツやっていくと、いずれ西洋医学の先生方ともコミュニケーションがとりやすくなると思いますね。

 

 

このようなことから、

 

「弁病」を踏まえ、

 

「弁証」を踏まえ、

 

「病因病理」の把握をして、

 

常に優先順位を考えて治療を進める、これが、

 

「北辰会方式の弁証論治」

 

をやっていく上では欠かせないのです。

 

 

 

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2018年 2月の診療日時

2018.02.01

患者様各位

 

2018年、2月の診療日時です。

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してあります。

 

御予約の際は、予めご参照下さい。

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約、ご予約変更のお電話は受付可能です。)

 

◆7日、14日、28日(いずれも水)は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来診療は14時~からの枠と、午後17時半~、18時半~からの3枠のみの診療となります。

 

 

◆火曜から金曜まで(講義のある水曜を除く)は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は昼休みとさせていただきます。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

清明院 院長 竹下有

(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加してきました!!

2018.01.30

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1.28の日曜日、高田馬場で行われた(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加してきました!!

 

 

・・・というか喋ってきました!!(笑)

 

 

今回私が喋った内容は

 

「病因病理チャート図作図」

 

です!!

 

 

北辰会では、症例をやる上で、その患者さんの「証」を弁え(弁証)、「東洋医学的病名」を弁え(弁病)、「病因病理」を明らかにします。

 

「病因病理」を含む記事

「弁証」を含む記事     参照

 

(そういえば弁病について書いてなかったですね、そのうち書きましょう。)

 

 

そして、その患者さんの「病因病理」、つまり病の東洋医学的なメカニズムを、チャート図として描ける能力を身に付けることで、東洋医学的な論理的思考に基づいた治療を進めることが出来ます。

 

 

僕が今から15年ほど前、初めてだか、二回目だかくらいに藤本漢祥院に研修に伺ったとき、いきなり蓮風先生から

 

「おいお前、今日の初診患者の問診を取ってみろ!」

 

と言われ、

 

「え、俺がですか・・・?」

 

・・・と、ビビりながらも問診を取って、カルテを提出すると、

 

「ふん、まあまあやな、ではこれの病因病理図を書いて今夜までに提出しろ!」

 

と言われ、当時、先輩の力も借りながら、どうにか書き上げて提出したことがありました。

 

 

その時に、完成した病因病理図をサッと見て、

 

「こういうのがパッパッと出来るようにならなアカンぞ。」

 

と言われたのをよく覚えています。

 

 

先生は当時、僕の論理的思考力を計っていたのかもしれません。

 

 

・・・ともかく、この技術は何気に非常に重要です。

 

 

これがないと、訳の分からない治療に終始することになりかねません。

 

 

東洋医学は感覚的なものだからとか、感覚の世界だからと良く言われますが、全くの感覚、技術だけの世界なんであれば、学問の部分がここまで残っていないでしょう。

 

 

気や経絡や五藏六府といった、古代中国人の自然哲学に立脚した人体の生理学、病理学、医学理論に、ちゃんと一定の再現性、普遍性、客観性が認められるから、

 

今日まで支持されてきたのでしょう。

 

 

だから、その理論に則って、最大限論理的に治療を進めましょう、というのが北辰会の立場です。

 

(もちろん西洋医学の見識も参考にしますし、協力関係でいたいということは言うまでもないですが。)

 

 

そのためにはこの「病因病理図作図能力」が必須です。

 

 

・・・というお話でした。(笑)

 

 

どの程度伝わったか分かりませんが、アンケートを待ちます。

 

 

 

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