東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2018年 8月の診療日時

2018.08.01

患者さん各位

 

清明院、2018年8月の診療日時です。

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してあります。

 

御予約の際は、予めご参照下さい。

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約、ご予約変更のお電話は受付可能です。)

 

◆1日(水)は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来診療は14時~、17時半~、18時半~からの3枠のみの診療となります。

 

(それ以外の水曜日については、学校が夏休みのため、平常通り診療いたします。)

 

 

◆火曜から金曜まで(水曜を除く)は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は昼休みとさせていただきます。

 

 

◆8.14(火)は夏季臨時休診をいただきます。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

清明院 院長 竹下有

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 5

2018.07.30

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これまでのお話

 

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 1

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 2 

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 3  参照

 

 

 

◆『黄帝内経素問』脉要精微論(17)のポイント 続き

 

 

ここには脈診に関して、まだまだ重要なことが書いてあります。

 

 

① 知内者按而紀之.知外者終而始之.此六者.持脉之大法.

 

→体内の状況を知ろうと思えば脈を診ればいいし、外(経気の流れ)を知ろうと思えば始終を定めればいいよん。

 

春夏秋冬と内外の6つは、脈を診る上で意識しなければならない大原則でっせー☆

 

 

② 尺内兩傍.則季脇也.尺外以候腎.尺裏以候腹.

中附上.左外以候肝.内以候鬲.右外以候胃.内以候脾.

上附上.右外以候肺.内以候胸中.左外以候心.内以候膻中.

前以候前.後以候後.上竟上者.胸喉中事也.下竟下者.少腹腰股膝脛足中事也.

 

→脈の尺位の外側で腎の状態を窺い、内側で季脇の状態を、真ん中で腹部の状態を窺う。

 

左の関位の外側で肝を、内側で膈を窺い、右の関位の外側で胃を、内側で脾を窺う。

 

左の寸位の外側で心を、内側で膻中を、右の寸位の外側で肺を、内側で胸中を窺う。

 

脈診部位の前(掌側)で体の前半分を、後ろ(肘側)で後ろ半分を窺う。

 

寸位の掌側で胸から上の状態を窺い、尺位の肘側で下半身の状態を窺う。

 

 

 

 

ここでは、②の理解が有名かつ重要だと思います。

 

 

東洋医学の脈診では、手首の橈骨動脈の拍動部を三部位に分けます。

 

 

それを掌側から「寸口(すんこう)・関上(かんじょう)・尺中(しゃくちゅう)」と呼び分けています。

 

(よく”寸・関・尺”と略されて呼ばれます。)

 

 

因みにこの「寸関尺」に関しては、遠藤先生のこの論文が参考になります。

 

 

②の文章に書かれているのは、この「寸関尺」の部位を、さらに細かく、内側から診たり、外側から診たり、真上から診たり、掌側から診たり、肘側から診たりする診方を紹介してくれているもの、

 

というのが一般的な解釈なんですが、日本の江戸時代、多紀元簡(1754?-1810)先生は違った解釈をします。

 

多紀元簡という人物   参照

 

 

彼は、代表著作である『素問識(そもんし)』の中で、これは「尺膚診(しゃくふしん)」のことであると、『内経』および王冰の中を列挙して解釈しています。

 

 

「尺膚診」については、ずいぶん前に書きました。

 

「尺膚診」について 14   参照

 

 

・・・まあ要するに、ここは手首の橈骨動脈の拍動部の事を論じているのではなく、前腕全体の診方のことを論じているんじゃないか、という解釈です。

 

 

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↑↑このような図を使って、説明してくれています。

 

『素問識』より)

 

 

多紀元簡先生の解釈(尺膚診)ももちろん参考にはなりますが、このように、橈骨動脈の脈診部分を内外上下からみる診方考え方が『黄帝内経』の時代にすでにあり、

 

そこに全身の各部位や五藏六府が投影されていることが、非常に興味深いところです。

 

 

東洋医学お得意の、

 

「局所は全体の情報を含んでおり、全体の縮図である」

 

というフラクタル的な考え方が炸裂しているわけであります。

 

 

 

続く

 

 

 

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『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 4

2018.07.28

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これまでのお話

 

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 1

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 2 

『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 3  参照

 

 

◆『黄帝内経素問』脉要精微論(17)における脈診に関する記載部分

 

 

長々と、勿体付けるかのように語ってきましたが、ここで『黄帝内経素問』脉要精微論(17)における脈診に関するポイント部分を抜き出しますと、

 

 

①診法常以平旦.

 

→脈は色々な外的条件の影響を受けにくい、夜明けに診ましょうね。

 

②夫脉者.血之府也.

 

→脈っつうのは「血が集まるとこ」だよん。で、その血を動かしているのは「気」だよん。

 

③四變之動.脉與之上下.以春應中規.夏應中矩.秋應中衡.冬應中權.

 

→四季の移ろいは、脈に反映されるよん。春はコンパス(規)のように丸く、夏はさしがね(矩)のように端正で盛んで、秋ははかり(衡)の様につり合いが取れており、

 

冬はおもり(権)のように安定しているよん。

 

④四時爲宜.補寫勿失.與天地如一.得一之情.以知死生.

 

→脈が四季の移ろいとマッチしている状態がいい状態なのよん。そのアンバランスを的確に見分けて、補瀉を間違わなければ、人の生き死にを仕切ることが出来まっせ―。

 

 

・・・④、スゴイっしょ。(゚∀゚)

 

 

(竹下が勝手に意訳☆)

 

 

 

続く

 

 

 

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公開臨床!!

2018.07.25

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・・・さて、あっという間に、東洋鍼灸専門学校の前期授業も大詰めです。

 

 

来週の講義を最後に夏休みに入り、夏休み明けはテストをして終わりです。

 

 

そして、今日から恒例の「公開臨床ノーカット版」です。

 

 

この企画は、モデル患者さんを使って、問診~体表観察~診断~治療~養生指導まで、北辰会方式の一連の流れを全て見せるという、超重要な企画です。

 

 

もう、やるようになって何年経つだろうか。。。

 

 

今では、我ながら日本で一番「公開臨床ノーカット版」をやっている臨床家な気がします。(苦笑)

 

 

でも僕は、これが非常に重要だと思っています。

 

 

鍼灸学校の学生さんという、ある意味では素人さんを前にして、プロの臨床家として、どれだけのことが見せられるか。

 

 

それも、実技デモではなく、「臨床を」です。

 

 

実際にその場で、ある程度の変化を出せるのか、あるいは症状によっては直後では出なくても、一定の納得を与えることが出来るのか。

 

 

プロの臨床家の思考のプロセスを、どれだけ分かりやすく表現できるか。

 

 

・・・まあ、僕としてはいつもやっていることをやるだけなんですが、やっぱ臨床は楽しいですね☆

 

 

 

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ついに富士山登頂☆

2018.07.10

富士山

 

 

 

↑↑この火口部分にいたかと思うと、なかなかのことですな。

 

 

 

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7.8の日曜日は、ついについに、天下の霊峰、富士山に登ってきました!!

 

きれいな画像 ④   参照

 

 

これ、本当は去年行きたかったのですが、去年の夏はバタバタしているうちに時間が無くなり、行けずじまいでしたので、今年こそはと、

 

早くからスケジュールを組んで、少々強引に実現させました!!

 

 

まあ、事前に富士山登頂経験者に軽くリサーチし、4つあるルートのうち、初心者用の「吉田ルート」を選択し、初心者用だから何とかなるだろと、

 

じゃっかんナメていました。。。

 

 

結果的に、一番遅い人のペースに合わせて休み休み、8時間で登頂し、山頂での食事時間、途中のこまめな休憩時間、全て込みで、5合目の駐車場に停めた車に戻ってくるまでに合計15時間という、

 

ややダサめのタイムで制覇しました!!

 

(苦笑・・・しかも火口を1周回る”お鉢巡り”は出来ず!!orz)

 

 

いやー、吉田ルートでも十分キツイわ。。。

 

 

僕は8合目で、完全にバテました。(^^;)

 

 

少し動くと動悸、息切れ、足が重くて上がらんし前に出ない。。。(苦笑)

 

 

僕はもともと、身長の割に体重があるし、生まれつき結代脈があるので、昔から持久系の運動は弱く、低い山でも登りが弱く、呼吸器に来ちゃうと、

 

足が止まっちゃいますので、心配していましたが、予想通り、やっぱりダメでした。。。orz

 

(ただ、下りはなぜか強いです。全く疲れません。(゚∀゚))

 

 

まあ体力的にもそうなんだけど、経験者から聞くと、登山中に「高山病」になったらアウト、という事前情報があったので、高地に体を順応させながら、

 

ゆっくりと、と思いながら登っていたので、やや慎重になり過ぎた感じもあります。

 

 

次は吉田ルートよりも難易度の高い「須走ルート」でリベンジに行こうと思いますが、事前に今回以上の基礎体力作りが必要ですな。。。

 

 

色々、教訓の多い登山でした☆

 

 

DSC_2580.JPG

 

 

↑↑山頂からの神目線☆

 

 

富士山登山は、色々なことを教えてくれますので、まあ日本人なら、一度はおススメです!!

 

 

 

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ようやっと症例報告論文が載ることに。。。

2018.07.09

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去年、諸先輩方にご指導いただきながら、私が書いた二本の症例報告の論文。

 

 

一つ目の再生不良性貧血の妊婦さんの症例は、少し前に日本中医学会の学会誌『日本中医学会雑誌』に掲載されました。

 

 

そしてもう一つのアトピー性皮膚炎の乳児の症例が、ついに伝統鍼灸学会の学会誌『伝統鍼灸』に掲載されることになりました。

 

 

・・・ふいー、長かったわい。

 

 

去年の春ぐらいに二例出すことが決まり、夏ぐらいにはあらかた仕上がって、両学会と北辰会の本部で口演発表させていただき、年末には論文化して提出し、

 

最終的に学会誌に掲載されるまでに、約1年かかっています。

 

 

なるほどなー。

 

 

このように労力がかかるわけか―。

 

 

・・・でもまあ、これで勝手がよく分かりました。

 

 

僕は、実験だの文献調査だのアンケートだのをやった結果に関する研究論文とか、それの統計処理とかに関しては、自分でやる仕事としてはほとんど興味がないです。(゚∀゚)

 

(そりゃ面白そうなのあったら読むけど、読む専門。)

 

 

僕が好きなのは、実際の臨床と、そこで得た事実を極力論理的に説明することのみです。

 

 

やっぱ現場でしょ☆

 

 

・・・まあ、恐らくまた出します。(*‘∀‘)

 

 

ヒヒヒ―

 

 

 

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(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

2018.07.03

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7.1の日曜は、大阪で行われた北辰会の勉強会に参加してきました!!

 

 

今回は午後からの参加。

 

 

今回、先日の関東と同じで、午後はまるまる実技でした。

 

 

まるまる実技だと、講師も受講生も間延びしたり、疲れたりする場合がありますが、そんなことは全くなく、実にメリハリのある実技練習の時間だったと思います。

 

 

僕も色々な先生の体表観察を受けて、また、色々な先生と体表観察比べをして、あーだこーだと、大変いい勉強させてもらいました!!

 

 

そして今回も、方々で「押手」の指導をさせていただきましたが、これがなかなか面白い。

 

 

・・・まあただ、押手の練習をやる際には、必ず「刺手」とセットでやるべきだろう、というのも感じましたね。

 

 

押手だけ完璧に構えても、刺手を持っていった時にそのセッティングが崩れてはゼロ意味です。

 

 

むしろ、刺手で刺す瞬間が最も完成された押手でないといけない訳で。

 

 

押手と刺手は、刺鍼の陰陽ですね。

 

 

実に玄妙な世界です。

 

 

・・・そして終了後は毎夏恒例のビアガーデン。

 

 

近鉄大阪上本町駅の屋上には、広いビアガーデンがあります。

 

 

北辰会は毎年、真夏の勉強後にはそこで飲んでいます。(笑)

 

 

よく晴れて、最高のビアガーデン日和でした☆

 

 

 

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急に寒くなった

2018.06.17

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今週は、急に寒かったですね。

 

 

週の頭の、台風の後からでしたね。

 

 

二十四節気では「夏至」の前だというのに。。。

 

 

これによって、残念ながら風邪をひいてしまった患者さん、相当診ました。

 

 

でもまあ、

 

「平生から鍼をやっていると、軽く済みます、以前はもっと酷かった。」

 

と、分かっていらっしゃる患者さんは仰いますね。

 

 

これがまあ、鍼灸のいいところでもあります。

 

 

カゼをひかせてしまったこと自体は悔しかったりするけど、ここの理解が得られていれば、まあ安心できます。

 

(日常生活を常に監視して不養生を管理することは出来ませんのでね。。。)

 

 

治未病。

 

 

そして治已病。

 

 

 

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清明院プチリフォーム進行中☆

2018.03.28

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清明院、3階から6階に移転してから、早二年半が経ちました。

 

移転初日!! 参照

 

 

移転後、色々ありまして、ちょっと大変でしたが(苦笑)、すでに完全に「攻め」に転じています。

 

 

多くの方から

 

「なにこれ居酒屋みたい」

 

と言われた内装も、すでに傷んでいる部分も出てきています。(笑)

 

 

また、移転した2015年夏の時点では予算もなく、時間もなく、やりたいけど出来なかった部分(妥協した部分)を、現在着々といじっています。

 

 

気付く患者さんは気付いているでしょう。(*‘∀‘)

 

 

それもおそらく、今月末で終わります。

 

 

それが終わったら、新清明院の内装は、ほぼ完成かな。

 

 

・・・で、また更なる「攻め」に入ります。

 

 

こないだ蓮風先生に、

 

「お前も都内で、こういうデカいのやれ!」

 

と言われました。

 

(昔からチョイチョイ言われるんですが。。。)

 

 

何年か後、さらにデカい新清明院に出会えるかどうか、まー、気合い入れて頑張ります☆

 

 

 

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暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 4

2018.02.17

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前回のお話

 

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 2

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 3   参照

 

 

では続きいきましょう。

 

 

◆暈厥の治療

 

 

前回書いた通り、こないだ先輩の起こした暈厥は、当日の過ごし方、倒れた際の情報から、「痰濁上擾>血虚」である可能性が高そうだ、という仮説を立てました。

 

(あくまで仮説です。)

 

 

・・・これがもし真であれば、どういう治療があり得るでしょうか。

 

 

『症状による中医診断と治療』では、痰濁上擾であれば治療は行気豁痰で、方剤は導痰湯、と出ています。

 

 

方剤については、神戸中医学研究会『中医臨床のための方剤学』によれば、導痰湯は、厳用和(げんようわ 南宋:13世紀)の『済生方』に出て来る方剤で、

 

半夏・天南星・枳実・茯苓・陳皮・炙甘草・生姜を含むもので、清代、程国彭(ていこくほう)『医学心悟』に出てくる、有名な半夏白朮天麻湯と似た方剤なんですが、

 

天南星枳実によって、痰に対する去痰効果は強く、脾虚に対する配慮は薄いものと言えます。

 

 

因みに天南星はサトイモの仲間、枳実はミカンの仲間です。

 

 

身近!!(゚∀゚)

 

 

・・・ですので、この場合、背後に一定の血虚があった可能性が高いので、導痰湯よりも半夏白朮天麻湯の方がいいのかもしれません。

 

 

また、同書には、血虚の場合の治療は生脈散人参養栄湯、と出てきます。

 

 

生脈散は、金元の四大医家の一人である李東垣(りとうえん 1180-1251)の『内外傷弁惑論』に出て来る方剤で、麦門冬・人参・五味子が入っており、

 

気陰を補って脈を生じる、という意味でこの名前がついているようです。

 

金元の4大医家 李東垣(りとうえん)  参照

 

 

これは思いっきり補(扶正)に寄せた薬で、今回のように実が中心の場合は、あまり適さないと思います。

 

 

人参養栄湯は宋代の『和剤局方』に出て来る方剤で、人参・桂枝・地黄・茯苓・白朮・黄耆・当帰・芍薬・甘草・遠志・五味子・陳皮の入ったもので、

 

有名な十全大補湯を少しアレンジして、心の臓肺の臓にも効くように調整された薬だそうです。

 

心・小腸

肺・大腸 参照

 

 

まあこれも、思いっきり補法に寄せた薬なので、今回のような実が中心の場合には適さないと思います。

 

 

・・・そう考えてくると、ここに挙げた薬の中では、半夏白朮天麻湯が一番いいのかな、と読めます。

 

 

まあ僕は薬に関しては全くの門外漢なので、この辺は正直分かりませんが。。。

 

(詳しい先生、ぜひご意見聞かせて下さい。<m(__)m>)

 

 

・・・で、翻ってこれを鍼灸で考えると、色々な経穴が浮かびます。

 

 

裏の血虚に配慮しながら、痰濁を取る、これにはどんな方法があるでしょうか。

 

 

 

続く

 

 

 

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