東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機⑲

2023.01.23

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、痰が臓にある場合、どのような症状を発生させるかを書いていこうと思います。

 

 

 

まずは肺から、基本的な復習も兼ねて、簡単ではありますが、書いていこうと思います。

 

 

 

肺は気を主り、宣発粛降の機能があり、「痰を貯蔵する器」とも言われ、水液代謝を調整し、維持しています。

 

 

 

「肺は嬌臓である」と言われているように、非常に脆弱な臓で、寒熱の影響を受けやすいです。

 

 

 

肺が、邪を受けると、宣降機能に異常をきたし、循環が悪くなることで、津液が肺に貯蔵され、徐々に痰に変化していきます。

 

 

 

痰が、肺にある場合の主な症候は、喀痰です。

 

 

 

痰と言っても、粘着性の高いものから、色が黄色のもの、透明のもの、血が混じっているものなど様々なので、痰の状態や発生する過程を確認することで、寒熱などを推測していくことが重要になります。

 

 

 

痰の発生が、咳嗽や喘息、梅核気(ばいかくき)などの症状を発生させる原因になることがあります。

 

 

 

痰を排除するだけでなく、どういった事があって、肺に痰を形成してしまう様になったかを確認し、それを踏まえて治療を行っていく必要があると思います。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

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