お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2011.09.17
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
痹証(その1)
痹証(その2)
痹証(その3)
痹証(その4)
ではでは、続き行きます!!
前回は、発汗によって体のお水(陰)が不足してしまうという一面があるというお話でした。
さらに、過度の発汗によって引き起こされる、
もう一つの障害について今日はお話しさせて頂きます。
もう一つの障害・・・
ズバリ、単刀直入に言えば、
「気の不足」
または
「陽気の不足」
です。
謎解きのポイントは、
1.津液(=お水)は気と共に付随している。
2.発汗は熱排泄機構である。
・・・簡単ですね(笑)
発汗は、津液とともに体内の過剰な熱(陽気)を外溢させるものでした。
これが過度になることで、
津液に付随していた「気」も一緒に外に漏れ出してしまいます。
そうなると、体内の「気」の絶対量が減少し、
”気虚(=気の不足、弱り)”
状態に陥ります。
また、体内の熱(=陽気)が過剰に漏れ出てしまう事で、
”陽虚(陽気の不足、弱り)”
状態にもなります。
「気」は生命活動の源ですから、これが不足すれば、体の弱りにつながることは明白です。
また、「陽気」は体の熱なわけですから、これが不足すれば、
活動するためのエネルギーが弱まり、代謝も落ち、体は冷え傾向に傾きます。
これもまた、体を弱らせる結果となるのです。
まとめますと、
過度に発汗をすることで、
1.陰虚(=お水不足)を引き起こす
と同時に、
2.気虚(気の不足)や陽虚(=生理的な熱の不足)
を引き起こすという事になります。
陰も、陽も、気も、同時に弱らせてしまうんです・・・。
恐ろしいです。
例えば、夏場大量に発汗しているにもかかわらず、サウナなんかに行ってさらに発汗させたとする。
これ非常に危険ですよ。
それこそ、バタンキューになりかねません(苦笑)
適度な発汗は体にとって欠かせない熱排泄機構であり、
生命維持という観点から大変重要でありますが、
過度となった場合は体の弱りを引き起こす、大変危険なものにもなりかねないという事です。
これ、陰陽です。
ですから、
「夏場の発汗の仕方」の問題
外せないのではないでしょうか。
次回に続く。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却2025.07.24
第3回《肺》境界をまもり、境界をひらく2025.07.23
問診に関して㊴(二便の問診⑤)2025.07.22
畏悪風寒(いおふうかん)とは④2025.07.21
2025年夏 参議院選挙2025.07.20
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告③2025.07.19
気象発病学説⑥2025.07.18
ほどよい疲労感2025.07.17
第2回《肝》停滞する部屋、動けない自分2025.07.16
問診に関して㊳(二便の問診④)2025.07.15
畏悪寒風(いおふうかん)とは③2025.07.14
血の病⑮2025.07.13
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告②2025.07.12
梅雨明け2025.07.11
茅の輪2025.07.10
第1回《脾》 整わない部屋、調えられない心2025.07.09
問診に関して㊲(二便の問診③)2025.07.08
畏悪風寒(いおふうかん)とは②2025.07.07
令和7年7月7日2025.07.06
症例報告:線維筋痛症に対する伝統鍼灸①2025.07.05
梅雨明け間近2025.07.04
言葉の奥深さ2025.07.03
整えることは、調えること2025.07.02
問診に関して㊱(二便の問診②)2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③