お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2011.12.03
院長ブログ 「境界線」の大事 参照
先日、このブログを書かれる以前に、院長を治療させていただく機会があった。
この時に、体表観察をしている時に、院長がポツリ、
「もっと、ツボのつながりを意識して触れなきゃダメだ。」
この言葉に大いにヒントを頂けた。
確かに、ツボとツボ同士は教科書や図で見ると離れている。
しかし、相手は生身の人間だ。
そして、
”気一元”
から成り立っている。
そう考えると、そこに連続性が見えてくる。
と同時に、断続性も。
つまり、「境界線」の出現だ。
つながっているツボと、つながっていないツボ。
これのかみわけは非常に重要であると思う。
陰陽という、相対論をものさしにした場合、必ずそこに存在するのが「境界線」だ。
下の太極図を見ればよく分かるが、陰と陽を区別する真ん中の線、これが「境界線」。
陰でもあり、陽でもあり、また陰でもなく、陽でもない存在。
天と地。
男と女。
正義と悪。
自己と他己。
全部に必ず「境界線」はある。
人体で言えば、
「任脉」 「督脉」 「衝脉」。
一源三岐。
開闔枢理論で言えば、
「少陽」と「少陰」。
更に、「膈」や「帯脉」。
ツボで言えば、
「原穴」。
この「境界線」をそれぞれが、どうやって引くかによって、その様相は様々に形を変える。
まさに動的平衡の枢軸である「境界線」。
深いです・・・。
「境界線」・・・。
この視点を指摘されてから、まだまだですが、また少しずつ診える世界が変わってきた。
もっと僕なりの「境界線」が引けるよう、さらに勉強しなくては。。。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却2025.07.24
第3回《肺》境界をまもり、境界をひらく2025.07.23
問診に関して㊴(二便の問診⑤)2025.07.22
畏悪風寒(いおふうかん)とは④2025.07.21
2025年夏 参議院選挙2025.07.20
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告③2025.07.19
気象発病学説⑥2025.07.18
ほどよい疲労感2025.07.17
第2回《肝》停滞する部屋、動けない自分2025.07.16
問診に関して㊳(二便の問診④)2025.07.15
畏悪寒風(いおふうかん)とは③2025.07.14
血の病⑮2025.07.13
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告②2025.07.12
梅雨明け2025.07.11
茅の輪2025.07.10
第1回《脾》 整わない部屋、調えられない心2025.07.09
問診に関して㊲(二便の問診③)2025.07.08
畏悪風寒(いおふうかん)とは②2025.07.07
令和7年7月7日2025.07.06
症例報告:線維筋痛症に対する伝統鍼灸①2025.07.05
梅雨明け間近2025.07.04
言葉の奥深さ2025.07.03
整えることは、調えること2025.07.02
問診に関して㊱(二便の問診②)2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③