東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

旧スタッフ

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その11)

2010.12.20

こんばんは、松木です。続きを書いていきます。「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その3)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その6)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その7)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その8)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その9)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その10)EBMにおける信頼度の順位で最も下に位置しているのが、「専門医の意見」です。専門の先生の専門分野における経験や、個人的見解も、EBMのなかに組み込まれているということです。現在多くの研究がなされていますが、それでも信頼度の高いエビデンスを持った研究結果が ....

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その10)

2010.12.19

こんばんは、松木です。続きを書いていきます。「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その3)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その6)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その7)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その8)「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その9)とうとうEBMのお話も10記事目に突入です。今日は「症例集積」について書いていきます。「症例集積」とは、関心ある転帰を示す一連の患者の報告で、対象群は含まないものを指します。対象群とは、これまでのお話にも出てきましたが、何も治療をしていない人たちや、他の治療を行った人たちのことです。・無作為化比較試験(R ....

100記事突破!!

2010.12.18

こんばんは、森岡です(^_^)つたないタイピング(これは僕ね)で、9月から始まったスタッフブログ『清明なる日々』も、なんと昨日で100記事を突破いたしました。これも、ひとえに皆様の支えあってのことと、感謝いたしております!!ブログランキングも、少しずつではありますが、上位になってきましたし。はじめは、毎日更新するのって大変だろうな~と思っていましたが、いつの間にか3カ月も経っていました。僕自身、東洋医学や鍼灸の素晴らしさを、少しでも多くの人に知ってもらいたい。また、鍼灸師という職種の人間が、どのような知識・考え・想いをもっているのかをアピールできたら。という思惑で、書き始めました。伝えられているかは分からないですが、なんかあっという間に100記事です。そして、このブログを通して、色々と勉強になりました。まず、タイピングが以前より速くなった(笑)また、頭では何となく理解していても、それを人に ....

マイコプラズマ肺炎急増(その5)

2010.12.17

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話し・・・ マイコプラズマ肺炎急増(その1) マイコプラズマ肺炎急増(その2) マイコプラズマ肺炎急増(その3) マイコプラズマ肺炎急増(その4) 続き行きます!! 前回は、秋の収斂作用が内熱を漏れにくくさせた、という話でした。 今回は、秋における気候という視点から、考えてみたいと思います。 東洋医学では、自然界の気候変化を大きく6つに分けました。 これを、 「六気(ろっき)」 と呼びます。 その6つとは、 「風・暑・火・湿・燥・寒」 です。 それぞれ、 「ふう・しょ・か・しつ・そう・かん」 と読みます。 古代中国民族は農耕民族でしたから、自分たちの生命線である農作物に多大な影響を及ぼす気候については、本当によく研究していたようです。 この「六気」は、旺盛になる季節が決まっています。 風は春に、暑・火は夏 ....

マイコプラズマ肺炎急増(その4)

2010.12.16

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話し・・・ マイコプラズマ肺炎急増(その1) マイコプラズマ肺炎急増(その2) マイコプラズマ肺炎急増(その3) 続き行きます!! これまでのお話は、猛暑により、体に内熱や湿熱をため込んだ人が多かったという話しでした。 今回は、流行する季節からの視点です。 マイコプラズマ肺炎は「秋」に流行の兆しを見せます。 秋といえば・・・読書でしょうか?それとも食欲でしょうか? そうです、秋は実りの季節ですね。 夏に育った果実は、秋にかけて熟れ、食べ頃となります。 また、草花は自らの繁殖のため種を蓄えます。 つまり、「中身が成熟しグッと詰まり凝縮する」という変化が起こります。 秋は、五行分類のうちの五能(ごのう:物事の発展の過程を代表的な5段階に分類したもので生・長・化・収・蔵の5つ)でいえば、 「収斂(しゅうれん)」 に当たり ....

マイコプラズマ肺炎急増(その3)

2010.12.15

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話し・・・ マイコプラズマ肺炎急増(その1) マイコプラズマ肺炎急増(その2) 続き行きます!! 前回は、猛暑により内熱をこもらせた人が多かったという考察をしました。 そしてもう一つ。 過度に発汗すれば、体のお水は少なくなる訳ですから、水分を欲します。 体には熱がこもっていますから、冷たい飲み物を特に好みます。 そこにもってきて「熱中症」です。 メディアで盛んに言っていましたね。 水を飲め飲めと。 水分をたくさん取ることで予防になるため、渇きを感じる前に飲んだ方がいいということを、何度もテレビや新聞で見ました。 それは確かにそうです。 しかし、幾度となく言うように、摂取量は人それぞれな訳です。 テレビでは「できるだけ多く摂取した方がいい」という、非常にあいまいな表現方法が多かったです。 ですから、その解釈を誤ると、 ....

マイコプラズマ肺炎急増(その2)

2010.12.14

こんばんは、森岡です(^_^)前回までのお話し・・・マイコプラズマ肺炎急増(その1)今回は、今年マイコプラズマ肺炎が流行した理由を、東洋医学的に考えてみたいと思います。マイコプラズマ肺炎が流行しているといっても、かからない人だってもちろんいます。では、かかる人と、かからない人では、どの様な違いがあるのでしょう?そこで、東洋医学では「素体(そたい)」というものを非常に重視します。「素体」とは、「その人がもともと持っている体の状態」のことです。この「素体」を、普段の生活のお話を聞きながら、十分理解することが病因病理を解き明かす鍵となります。病気を発症する人は、素体の状態が既に悪く、半病気のような状況となっています。ですから、何か少しのきっかけで、体が大きく崩れ病気となるケースがほとんどです。この素体の状態は、人それぞれですから、西洋医学における病名が同じでも、出ている症状は違ってくることが多々 ....

マイコプラズマ肺炎急増(その1)

2010.12.13

こんばんは、森岡です(^_^)今日から急にまた、冷え込みがきつくなってきましたね!!往診事業部の移動は、専らバイクなので寒くなると堪えます(苦笑)みなさんも、風邪をひかないよう気をつけて下さいね!!さて、この間のニュースで、「マイコプラズマ肺炎が過去10年で最多に」というものがありました。なぜ今年に、マイコプラズマ肺炎が流行しているのでしょう。それを、東洋医学的に解析してみたいと思います。その前に、マイコプラズマ肺炎とはどういったものでしょうか?「マイコプラズマ肺炎」とは、肺炎マイコプラズマという病原体によって引き起こされる肺炎のことです。一般的に、晩秋から早春にかけて流行します。この肺炎は、異型肺炎とも呼ばれ通常の肺炎とは少し異なります。どこが違うかというと、主に、1.若年者に多かった。(通常の肺炎は年配者に多い。)2.抗生物質(ペニシリン)が効かない。3.胸部レントゲン写真で診られる影 ....

相撲と東洋医学(その5)

2010.12.12

こんばんは、森岡です(^_^) 一週間よろしくお願いします!! 前回までのお話・・・ 相撲と東洋医学(その1) 相撲と東洋医学(その2) 相撲と東洋医学(その3) 相撲と東洋医学(その4) 間が空いてしまいましたが、まとめです!! 漢字、相撲、易など、長々と「陰陽」について話して参りました。 結局、なぜ陰陽について書いていたかといいますと、「陰陽の理解」が重要だからです(笑) 当たり前のこと言うなって感じですよね・・・(苦笑) しかし、鍼灸師にとって、この当たり前ともいえる「陰陽の理解」が、 僕も含め、なかなかできていない現状があるのではないかな、と思っております。 学校の同級生と話していても、陰陽の話をするとなぜか苦笑い・・・ そして、結局、「陰陽」って難しくて、訳分からないものだよね~ということになってしまいます。 この様な現状を目の当たりにすると、今後の ....

試験問題

2010.12.11

こんばんは、松木です。今日は久しぶりに教育関係のお話です。以前お書きしましたように、私は「学び」のためには「分からないことを適切に言語化する」ということが重要だと思っています。私の鍼灸学校における教育戦略(その3)しかしこれが苦手な学生さんはたくさんいらっしゃいます。そのため、私は今年度から定期試験に「分からない箇所を質問せよ」という問題を出しております。(これを問題といえるか分かりませんが。)試験の一部のため当然配点もありますので、皆さん一生懸命質問を考えて下さいます。しかし中には「何が分からないのかが分からない」という状態の方もいらっしゃいます。そういう人の中には教科書の試験範囲を全部暗記して試験に挑む方もおられますが、ちょっと捻った問題にはとたんに解答できなくなってしまいます。臨床で出会う患者さんの身体は、教科書と比較するとちょっとどころではないほど捻りが効いています。教科書通りうま ....

ブログ記事関連タグ

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ