予防＋現状の維持増進のための鍼

2013.01.22

**********************************************************************************************
　　　　　
　　　　↑↑↑ 　　　　　　　　　↑↑↑
読者の皆様、この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい！<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります！！
**********************************************************************************************

清明院では現在、実に多種多様な症状の患者さんがお見えですが、それがうまく治ったとしても、すぐに卒業をすすめる、

ということは清明院ではしておらず、卒業か、治療の継続か、患者さん自身に選んでいただくことが多いです。

たとえ、症状がとれて、日常生活上、なんら問題がなくなったとしても、その症状は、その患者さんの「固有の」体質と、

その患者さんが置かれている「固有の」環境によって醸成された病であることが多いのです。

つまり、鍼灸によってバランスを整え、「治る力」を高めていった結果、症状は消えた。

しかし、その患者さんの体質そのもの、環境そのものが変わっていなかったら、今後、再び何らかの悪条件が加わった場合、

また発症する可能性があります。

このことを患者さんによく理解してもらい、何らかの悪条件になったとしても、再発、あるいは別の症状の発症をしないために、

鍼灸治療を継続し、「予防、および現状の維持増進」目的で治療を継続することが多いです。

こないだ、蓮風先生の治療院「藤本漢祥院」で見学研修させていただいた際にも、何人かそのような患者さんがおられ、

蓮風先生も患者さんに、

「普段の微調整は最高に大事ですよ。これによってあらゆる大病を予防できますから。」

とお話しされていました。

東洋医学の究極目標は

「未病（みびょう）を治すこと」

です。

病気になる前に治す、このことは、実は現代の医療が最も必要とし、現在、盛んに叫ばれているテーマでもあります。

清明院も、開院して3年がたちました。

こういうことを理解して下さり、症状が治ってからも、１、２週に一回ぐらい通われている患者さんが増えてきたことは、

僕にとって非常に嬉しいことです。