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2021.07.13
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7.10(土)の夜は、日本東方医学会の第16回中医学研修講座(臨床の部)に参加してきました!!
今回のテーマは「皮膚科・泌尿器科」。
講師の先生は菅沼栄先生。
菅沼先生については、私の手持ちの御著書『いかに弁証論治するか』シリーズと、『東洋医学が教える食養生』を通じてと、お名前のみしか存じ上げなかったので、
どんな先生か知らなかったので、楽しみにしていました。
菅沼先生は1954年に北京にお生まれになり、1970年代後半から北京中医薬大学で講師を務め、1980年代には来日され、その後帰化され、
日本における中医学啓蒙の旗振り役を長年やってこられた先生です。
今回、皮膚科と泌尿器科の病の中医学的な考え方を基礎から臨床的な話も含めて分かり易くお話ししてくださいました。
皮膚科において、有名な黄連解毒湯という漢方薬を迂闊に使うと、かえって血虚や津液の不足を助長してしまって悪化させる場合があるというお話は、訳も分からずに
「皮膚科=皮膚の熱=黄連解毒湯」
みたいに、短絡的な発想からこの薬を使って悪化させてしまった経験のある人にとっては耳が痛い話ではないかと思いますし、皮膚疾患において、
邪気の種類や、皮膚は皮膚でも、病変が起こる深さの微妙な違いの問題はやはり非常に重要で、先生の臨床上の工夫が随所に盛り込まれた内容でした。
こういう、非常にストレートでスクエアな中医学の話を、実は久しぶりに聞いたんですが、やはりこういう基本が、完璧に頭に入っているかどうかというのは、
臨床上非常に重要なことだと思いました。
臨床では、必ず行き詰まる場面に出くわすことがある訳ですが、一つ一つの方剤、一つ一つの生薬に対する理解が的確であれば、乗り越えていくことが出来る筈ですね。
泌尿器科においても、同じ利水でも、ゆっくりと利水するのか、激しく利水するのか、場面場面に応じて使い分けることが必要ですね。
これは鍼灸も同じですので、非常に初心に帰ることが出来ました。
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2021.05.25
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5.22の土曜日の夜に行われた、日本東方医学会の「次のステップを目指す中医学セミナー」を、オンデマンドで聴講させて頂きました!!
(あとから見れる、オンデマンド配信最高!!)
今回の講師は、私も所属してお世話になっております、日本中医薬学会の会長である平馬直樹先生。
この講座には、数年前から何度か参加させて頂いており、これまで、平馬先生の講義は臨床的なものが多かったのですが、今回の講義内容は
「日本の中医学の受容と現状」
ということで、まさに日本の中医学需要~発展の生き証人、中心人物の一人である平馬先生から、貴重な話が伺えると思って、謹んで拝聴いたしました。
聴かせて頂くと、まあ当たり前ですが、平馬先生は日中の歴史の把握力がハンパないです。(゜o゜)
事実に基づき、時代時代のあらゆる出来事をキチッと把握しておられ、その知識量、整理され具合に圧倒されました。
また、日本も中国も、朝鮮半島も、そういった各時代の流れ、出来事の影響を受けながら紆余曲折を経て今がある、ということがよく分かりました。
この講義では「中医学の受容と現状」と言っても、現、中華人民共和国建国以降、1950年代以降の、いわゆる「”現代”中医学」のみをもって語るのではなく、
『黄帝内経』以来の2000年以上に渡る日中の医学史における交流から、非常に丁寧に説いておられました。
(主に日本にスポットを当てて、三世紀の弥生文化から現在までを2時間で語るとは・・・、意表を突かれました。)
先生も講義の最後に述べていたように、「日中医学交流史」がキーワードだと思いましたね。
また、江戸期の思想空間をある意味で支配した「儒学」や、それ以前の「仏教」、そのどちらにもかかわる「禅」というものにも触れておられ、
よく「日本漢方は方証相対」「中医学は弁証論治」と、ステレオタイプに語られるけど、その単純な分類の背後にある膨大な歴史的変遷と、
歴代の医家による真剣勝負の歴史の一端がよく分かりました。
また近代日本において「東京臨床中医学研究会」という研究会があり、これは今でもあるのですが、そこの元会長が、今私がお世話になっている長瀬眞彦先生が後を継いでおられる、
吉祥寺中医クリニックの初代院長である張瓏英先生であったりと、知らなかった事実がたくさんありました。
永久保存版的内容だったので、何度か視て、まとめノートに落とし込んでおこうと思います。
・・・まあ、あまりマニアックになっても仕方ないのですが、この医学をやる上では、歴史に対する理解は重要と考えています。
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2021.05.14
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先日、5.10の夜20時から、日本東方医学会の分科会の一つともいえるDAPA(Doctors, acupuncturists, pharmacists’ association 医鍼薬地域連携研究会)に参加してきました!!
(20時から21時までの短時間のオンライン講座です。)
この研究会では、医師と鍼灸師を中心に、その他薬剤師などの多職種間での、地域医療における連携の在り方を考える、というのがテーマであり、
必ず実際の症例を通じてそれを行う、というのがこの会のポイントだろうと思います。
今回の症例は逆子(39週)と関節リウマチ。
どちらも鍼灸院ではよく診る疾患で、しかも西洋医学とコラボすることになる可能性が高いものでしょう。
逆子に関しては、よく足の小指にある「至陰という経穴にお灸」をするなんていうのが、いわゆる「特効穴的治療」みたいな感じで伝わっております。
↑↑赤いシール貼ってあるとこね。足の小指の先。
因みに、清明院にはしょっちゅう逆子の患者さんが見えますが、私は至陰の灸は滅多にやりません。(^^;
もともとは「右の」至陰で足太陽膀胱経、足少陰腎経から、結果的に命門の陽気を高める、というのが使用目標であり、メディカルユーコン『経穴解説 増補改訂新装版』では、
至陰で効果が出ないものは、腰の命門穴を使うという話が紹介されています。
↑↑命門穴はここね。なんか効きそうでしょ。(^^)
また北辰会では以前から、逆子の場合に打鍼でやる手法を、蓮風先生が提案して下さっています。
(ここでは詳しくは延べませんが)
逆子の妊婦さんを診た場合に、腎陽、命門火の不足があれば至陰への灸法を使う可能性が出てきますが、臨床的にはそこまでのものはあまり見かけない、という印象がありますし、
現代では画像診断も進歩していますから、物理的に胎児に臍帯が巻き付いているパターンや、臍帯が極端に短い場合、前置胎盤など、母体側の器質的異常にも注意を払わないといけないと思います。
いずれにせよ、治療は正確な弁証に基づいてなされるべきものと思います。
因みに因みに、至陰への灸が逆子に効く、という話の正確な出典については定かでないですが、近代文藝社『鍼灸経穴名の解釈と意義』によれば、
中国宋代、王執中による『鍼灸資生経』(1220)や中国明代、龔廷賢の『寿世保元』(1615)に難産に至陰を使った話が出てくるようです。
『中国針灸穴位通鑑』でさらに調べますと、上記よりもさらに少し前の時代の『太平聖恵方』(992)には、すでに同じ話の記載があったようです。
また、もともとの至陰穴の穴位効能の最古の出典ともいえる『甲乙経』や『明堂経』では、瘧(ぎゃく:マラリア)のような症状(寒熱往来)と、
頭部の症状が主であるということも、個人的には非常に重要だと思います。
さらに、原典としての『黄帝内経』や『難経』における「井穴」の意味も鑑みないといけないでしょう。
もともと存在した、それらの考え方を応用して、10世紀ごろまでには、難産や胎位不正に応用的に使われるようになったのが、最初であろうと思われるからです。
(そもそも、逆子という概念自体、分かってきたのは18世紀後半です。しかも世界初の記述は日本の賀川玄悦(1700-1777)『子玄子産論』であります☆)
また、1952年の『日本東洋医学会誌』において、森道伯先生の弟子で産婦人科医、東洋鍼灸専門学校の校長も務めた石野信安先生が逆子の治療に関して発表したのが、日本では有名ですが、
石野先生は三陰交という経穴を推奨しており、その著書『女性の一生と漢方』の中で、「最近中国では至陰に灸をして効果があったという報告がある」と書いていますので、
「逆子に至陰の灸」を復活させたのは近代の中国なのかな、という感じがします。
(どなたか詳しい方、ご教示下さい。<(_ _)>)
・・・とまあこのように、特効穴というのは、なぜそこが特効穴と言われているかをよく考えて使わないと、臨床で効果を本当の意味で引き出すことは難しいと、常々思っています。
病理を分析した上で狙ってやった、ということでないと、たまたま効いたとしても、それはマグレということになってしまう。
逆子に関しては、以前このブログに何度か書きました。
また今回の症例検討では、逆子に関する鍼灸治療のEBMのお話も出ました。
「日本医事新報社」記事 参照
まあ、産婦人科の先生の中には、「逆子の鍼灸治療は無意味だ」「ほとんどのものは自然に改善する」という主張もあるようですが、一方で、上記のような仕事があることも事実です。
こうしたことを踏まえて、安全安心で、ポジティブな気持ちで運用したいものですな。
関節リウマチについても、東洋医学では古くから「痹証」という概念でとらえ、その病態や治療法を考えてきました。
また、後ほど紹介しますが、4月から清明院に、膠原病を専門とする若い医師が研修に見えているのですが、西洋医学の方でも、治療に難渋する症例は少なくないようです。
まあ、私の経験上、逆子にもリウマチにも、鍼灸は非常に有効だと思いますので、積極的に活用するべきだと思いますね。
この会も徐々に受講者が増えてきて、発言も活発に行われ始めました。
今後、さらに盛り上げる予感を感じさせています。(^^)
次回は6.14(月)の夜20時から、お申し込みやお問い合わせはDAPAのFBページからどうぞ!!(受講費安いです!!)
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2021.04.13
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昨日の夜は、日本東方医学会の分科会の一つともいえるDAPA(Doctors, acupuncturists, pharmacists’ association 医鍼薬地域連携研究会)に参加してきました!!
(20時から21時までの短時間のオンライン講座です。)
この研究会では、医師と鍼灸師を中心に、その他薬剤師などの多職種間での、地域医療における連携の在り方を考える、というのがテーマであり、
必ず実際の症例を通じてそれを行う、というのがポイントだろうと思います。
一口に「他職種連携」と言っても、医師にも色々な先生がおり、東洋医学自体に対して全くの無知、無理解、否定的という先生もいれば、
東洋医学に対して理解があるどころか、かなり専門的に、ハードに勉強し、実践しておられる先生までいらっしゃいます。
私もこれまで、医師との連携といえば、約20年の鍼灸臨床の経験の中で、正直「ゴミ同然」の扱いを受けたこともあれば(笑)、しっかりと我々の立場を立てて、
尊重して下さり、実に丁寧に関わって下さった先生など、色々な経験があります。
そういった現状を踏まえて、ここに参加する先生方が、流派や学派を問わず、連携が実際にうまくいった症例や、うまくいかなかった症例を持ち寄ることによって、
現実の現場での連携の中で、どういう問題が起こるのか、それを未然に防ぐにはどうしたらいいか、あるいはうまくいくケースはどういったものが多いか、
などを、建設的に考えていくことが出来ます。
まだまだ参加者数も少ないですが、今後、徐々に発展していくことが期待できる研究会ではないかと思います。
次回は5.10(月)の夜20時から、お申し込みやお問い合わせはDAPAのFBページからどうぞ!!
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2021.03.18
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!
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いつも順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生が理事長を務める、日本東方医学会の、2021年度のカリキュラムが発表されました!!
この学会は、その前身である医師東洋医学研究所から数えると、昭和48年(1973年)から始まった、約50年の歴史を持つ学会で、中国伝統医学のみならず、
全ユーラシアの伝統医学と西洋医学の交流が目的の学会です。
(壮大!(゜o゜))
毎年この学会では、全国的に有名な医師、鍼灸師の先生方がご講演なさるのですが、意外と知っている人が少ないのではないかと思います。
中医学の講座(基礎~応用まで)以外にも、鍼灸の講座あり、こないだ私も喋らせていただいた、医新薬連携研究会(DAPA)の講座ありと、実に盛り沢山の内容になっています。
・・・まあ、何かきっかけがあって、東洋医学にせっかく興味を持っても、いきなり細かい部分の勉強とか、マニアックで専門的過ぎる内容にはちょっと抵抗があるので、
まずは東洋医学を全体的、俯瞰的に、分かり易く学んでみたいけど、どこに行ったらいいか分からない、誰に聞いたらいいか分からない、
そんな医療従事者の方に、非常におススメです。
各講座の詳細はこちらのページから!!
2021.03.09
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昨日の夜は、日本東方医学会の医鍼薬地域連携研究会(DAPA)にて、1時間ほど喋ってきました!!
この研究会は、3~4年前から日本東方医学会の中に立ち上げられた小規模な研究会だそうで、医師と鍼灸師と薬剤師が地域で連携し、
患者さんに資する医療を展開、提供出来るように、との思いで行われている勉強会だそうです。
ちなみに今回は非公開であり、理事長の長瀬先生からご依頼いただき、不肖わたくしが、これまでの拙い経験のいくつかを語らせて頂きました。
〇
・・・まあ、鍼灸業界といえば、なかなか大変です。(苦笑)
開業鍼灸師である父と叔父をもつ僕は、今から20年前に上京し、病院にも二件ほど勤務して、医師をはじめ、あらゆる医療職種の方と仕事をしてきましたが、多職種連携が叫ばれる近年の医療業界全体の中で、
厳しい見方をすれば、鍼灸師というのは、正直「蚊帳の外」であり、しかも、総体としてあまり信用されているとは言えないのではないかと思います。
そういうこともあって、これまでに現場で、ずいぶん悔しい思いもしてきたつもりです。
業界の現実については、チラホラと、これまでにも書きました。
東洋医学をやっている鍼灸院の求人がほとんどないメカニズム 5
参照
それを、僕がどう乗り越えてきたか、現状はどうか、というお話をし、最近の、医師と連携しつつうまくいっている難治性疾患の症例を紹介させていただきました。
参加された先生方に、私の考え(生き様?)が少しは伝わったら嬉しいな、と思っています。
まあ要するに、現状を嘆いたり憂いていても仕方なく、失敗を恐れてビクビクしていても仕方なく、「失敗は成功のマザー」と考えて、なんでも果敢に挑戦し、
もし失敗したら素直に反省し、修正し、自分を信じ、仲間を信じ、また挑戦し続けることに尽きるんじゃないかな、と思います。(*‘∀‘)
次回(4.12(月)、19時~)以降は、公開で行う予定とのことですので、また何か情報が入ったら告知します!!
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2020.02.11
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2.9の日曜日は、お茶の水で行われた、第37回、日本東方医学会学術大会に参加してきました!!
この日のテーマは『万病撃退!大腸が寿命を決める』ということで、会頭は有名なマリーゴールドクリニック院長の山口トキコ先生でした。
午前中は二時間で一般発表12連発。
何と言っても、この日は私が講師を務める順天堂大学東洋医学研究会の須賀望君が、会の活動紹介をしてくれました。
前回の東洋医学会の時の松尾君といい、学生とは思えない、落ち着いた立派な発表で、とっても嬉しくなりました☆(^^)
今後も、ドンドン積極的に学会等々に出ていってほしいと思います。
一般発表で他に印象的だったのは、ひぐらし整形外科内科の丸野紀子先生による、ラドン温泉療法のお話し。
日本ではあまり聞きなれず、癌患者さんの免疫療法の一つして、たまに聞くぐらいの印象ですが、ヨーロッパの方ではかなり市民権を得ているそうで、
実際に受けに入ったエピソードはなかなか印象的でした。
僕も近いうちに、どんなもんか、天然ラドン温泉にでも行ってみようと思います。(`・ω・´)ゞ
なんでも、モノは試し!
午後も内容は盛りだくさんでしたが、特に印象的だったのは、健康ジャーナリストの原山建郎さんの遠藤周作のお話し。
遠藤周作は近年、映画『沈黙』で話題になりましたが、遠藤周作と実際に親交のあった原山さんのお話しは非常にリアルで、遠藤周作が若いうちから色々な病気をし、
医療に対して色々な提言をしていたことを初めて知りました。
東大の入院マニュアルに、遠藤周作の意見が反映されているとは・・・。
しかも今回の会頭である山口先生とも関係があったとは・・・。
またこの日は、蓮風先生とも親交のある川嶋朗先生にもご挨拶させていただきました。
懇親会では、医師を目指している高校生で、すでに学会に参加している子にも会うことが出来、感動しました。
高校1年生で、大人の学会に参加とは、現代っ子のアンテナの高さは素晴らしいと思います。
順天堂東医研の子たちといい、ニューパワーが次々に出てきています。
東洋医学のミライも、捨てたもんじゃないかもしれませんな。(^^♪
そして終了後は、ちょっとした会議。。。
色々、先々が楽しみになるような、良い週末☆
2019.10.29
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先週の土曜日は順天堂でお世話になっている長瀬眞彦先生が会長を務める日本東方医学会の「次のステップを目指す中医学臨床講座」に参加してきました!!
今回の講師の先生は熊本の加島雅之先生。
素晴らしく頭脳明晰であり、熊本赤十字病院にて、非常に高度な臨床をなさっている先生です。
加島先生は東洋医学を基礎から臨床まで、歴史、文献も含めて非常に精緻に押さえておられ、いつも講義を聴くと気合いが入ります。
今回のテーマは
「津液の失調の病態と治療の実際」
ということで、非常に興味深く拝聴させていただきました。
医師ならではの津液やその病態へのとらえ方、治療に関する先生の臨床的な私見など、非常に勉強になりました。
重篤な疾患で、西洋医学的な治療でうまくいかないもの、手の打ちようのないもの、あるいは他の先生の漢方治療でうまくいかないものを、
自分の診立てで、ズバッと治す、やっぱこれですよね。
現代日本において、東洋医学を学び、実践する者にとっての一つの醍醐味は。
色々、希望や可能性を感じる講義でした。
終了後の飲み会でも、やはり漢方だけでなく、鍼灸に興味を抱いている医師は多い、と感じましたね。
・・・うーむ、もっと出ていかねば。。。
僕が出来るのは、「デフォルメ」でなく、極力エレガントに「サマライズ」した東洋医学理解を、心ある医療者に促すこと。
2019.10.20
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先日、御縁があって、日本東方医学会の学術委員に就任致しました!!
この学会は、昭和48年(1973年)に設立された「医師東洋医学研究会(※)」が前身だそうで、昭和58年(1983年)に厚生省(現厚労省)の許可を得て設立された「東方医療振興財団」が母体となって運営されている、医師、薬剤師、鍼灸師を中心とした学会です。
(またしても、僕が生まれる前からある学会です☆)
※医師東洋医学研究会・・・医師への鍼灸の教育を目的とした研究会(MSA会 故間中喜雄先生が会長)の会員で構成された研究会
国内最大の東洋医学の学会で、漢方専門医認定機関である日本東洋医学会と違うのは、インド伝統医学であるアーユルベーダや、アラビア伝統医学であるユナニ医学にも目を向けているところでしょうか。
(東アジアどころか全ユーラシア伝統医学ですね。(゜o゜))
発足の段階から、この学会に深く関わられたのが谷美智士先生(故人)です。
谷先生は、あの小田原の間中喜雄先生の病院のスタッフだったそうです。
(間中先生と一緒に、日本初の鍼麻酔下での手術を成功させたとか。)
そして現在、この学会の会長をなさっているのが、私が今、順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生です。
長瀬先生は2019年の4月から、新たに会長になられました。
今後、学会の活性化を担っていかれることでしょう。
私も微力ながら、何か協力できれば、と思います。
学会というのは、全くそれまでのバックボーンの異なる先生方の集合体であります。
用語や理論や一定の価値観を共有している「流派」「学派」とは、似てるところはあるけど、ちょっと違います。
(より広いと言ったらいいのか、規模が大きいと言ったらいいのか。)
鍼を持って20年、最近はボツボツ「学会」と関わることも増えてきました。
より広い世界を見て、自分とは違う価値観や考え方にも触れ、結果的に臨床に活かす。
まだ右も左も分かりませんが、これをテーマに、頑張っていこうと思います!!!
2019.02.04
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3日の日曜日は、お茶の水で行われた、日本東方医学会に参加してきました!!
あまり規模は大きくないですが、40年ほど前からあり、鍼灸師と医師の距離が非常に近い学会だと思います。
(医師が鍼灸師に非常に歩み寄っている学会、という感じ・・・?)
今回、午後からの参加となりましたが、教育講演、シンポジウムともに、大変興味深いものでした。
教育講演では、名古屋大学の川瀬先生のお話しが印象的でした。
私が去年、症例報告として二つの学会誌で発表させていただいた症例は、奇しくも二例とも「鍼を翳すのみ」で治療した症例でした。
一見怪しいこの治療ですが、確かに効くのだという事実を示したくて発表しました。
特に伝統鍼灸学会の方の乳児のアトピーの症例では、翳すことでなぜ効果が出るのかについて、簡単に考察させて頂いたのですが、この際に、
気功関係や電磁波に関する研究から、何か根拠を探れないかと色々探したのですが、なかなか見つからず、難儀しました。
(苦笑・・・結局大した情報が見つからず、そこに関しては書きませんでした☆)
川瀬先生の御研究が進んでいくと、今後、翳すのみの鍼でどうして効果が出るのかに関して、現代科学の観点から何か言えるかもしれませんね。
シンポジウムでは、医師と鍼灸師の連携に関して、3人の先生が御登壇されました。
これは長谷川先生、奥平先生の御講演が印象的でしたね。
長谷川先生は以前から医師と鍼灸師の連携を推進してこられた先生で、非常に凝ったスライドを使った、テンポのいいご発表が印象的でした。
清明院でもやっていますが、新患の「来院報告書」であったり、こちらからご高診依頼をする際の「紹介状」、これらをキチッとしたものを書いて、
地域の医師たちと連携をとる、これは非常に重要なことですね。
今後ももっと積極的にやっていこうと思います。
奥平先生は、鍼灸界では有名な奥平明観先生の御子息であり、精神科医であります。
患者さんの血液検査情報から、栄養状態を細かく分析して、食事療法を提案することで、ポリファーマシーの問題を解決できるのではないか、
という主張は、本当に素晴らしいと思います。
また、奥平先生のお考えを参考にすれば、北辰会が日々行っている「爪甲診」「養生指導」を、もっとグレードアップできるかもしれません。
懇親会でも、多くの個性的な先生方とお話しすることが出来、改めて自分の無知さ、小ささを思い知ることが出来ました。
・・・さて、明日からまた、やれることをコツコツとやろうと思います。(^^)
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