東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七死の脈② 屋漏脈

2018.01.27

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前回のお話

 

七死の脈① 雀涿脈      参照

 

 

では続きいきます。

 

 

 

◆屋漏脈(おくろうみゃく)

 

 

今回は屋漏脈です。

 

 

これもまあ、読んで字のごとくなんですが、まるで雨漏りのように、一回脈を打ったらしばらく打たなかったり、しばらく打たないと思ったら急に何回も打ったりと、

 

そういう不安定な脈(不整脈)で、しかも少し指を沈めたところで打っている脈です。

 

 

最近の住宅ではあまりないと思いますが、雨漏りの時のあの漏れ方を想像してもらえれば分かりやすいと思います。

 

(因みに、清明院はこないだ雨漏りしました。ビル古い(苦笑))

 

 

これも、亡くなる寸前なんかに、それまで律動的に打っていたのが、急に不安定になったようなものならば、

 

「ん、ヤバい!」

 

と分かりますが、それまで特に異常がなかったのに、しかも全身状態がいいのに、急に不整脈を打った時も、注意が必要です。

 

 

この脈については、王叔和(3世紀)の『脈経』「診三部虚実決死生第八」にも記載があり、この脈は胃の気の衰絶を意味し、慢性病であれば10日ほどで亡くなる、とあります。

 

(因みに孫思邈(581?-682)の『千金方』では「14日で死す」との注があるようです。)

 

 

・・・こうしてみると、雀涿脈といい、不整脈というのは非常に良くない、ということが分かりますね。

 

 

 

現代的には不整脈についてはキチッとした治療や考え方がありますので、この辺についても最後にまとめましょう。

 

 

 

続く

 

 

 

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七死の脈① 雀涿脈

2018.01.26

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北辰会では、以前少し語ったように、脈診については「胃の気の脈診」と名付けて、胃の気の盛衰を診ています。

 

 

ここでいう「胃の気」というのは「生命力」そのもののことです。

 

 

生命力が盛んであるか、衰えているかは、脈に如実に映し出される、それを明確に感知できるようになれば良い、という立場です。

 

 

どんな治療であれ、治療後に胃の気が回復したことを確認できれば、それはうまくいっている、と判断することが出来ます。

 

(ただ、いくら良性の変化でも、もちろん一過性ではダメですが。)

 

 

・・・ところで、脈の中には、「ヤバい脈」というものが存在します。

 

 

診た瞬間、「ん、これは良くない!」と判断できる脈です。

 

 

こういう脈を見つけたときは、手を出さない方が無難ですが、手を出しても変化が見られないときは、すぐさま自分よりもウデのいい先輩なり、

 

信頼できる専門病院なりに送るべきです。

 

 

そういう脈のことを「怪脈」とか、「七死の脈」と言います。

 

 

これについては、江戸中期、山延年(やまのべみのる:名前の読み方について諸説あり)の著書『脈法手引草』の中に書かれています。

 

 

『脈法手引草』は、昭和38年に、医道の日本社より、岡部素道先生によって校閲版が出版されています。

 

(岡部先生、サスガいい仕事してくれてますね~~)

 

 

そしてこの中にある「七死の脈」については、蓮風先生も『胃の気の脈診』の中で解説しておられます。

 

 

一つ目は「雀涿脈(じゃくたくみゃく)」

 

 

これは簡単に言うと、やや沈んだ不整脈の、速くて堅い脈です。

 

 

橈骨動脈の拍動部を少し押さえないと触れず、しかも堅い、速い、不整である、この条件が揃うと、「ヤバい!」となります。

 

 

「雀啄(じゃくたく)」というのは、刺鍼の際の補瀉の技術でも使われるいい方なんですが、読んで字のごとく、「雀が啄(ついば)むように」といいうことで、

 

自然界の雀の嘴の動きを見てると分かるように、速く鋭く、チョンチョンと指に触れる脈、という意味です。

 

「雀啄」を含む記事 参照

 

 

この脈を診たら、あと4、5日は持つけど、脾胃が動いていない脈なので、終いには亡くなってしまう、と書かれてます。

 

 

これに相当する脈は、末期がんの患者さんなどで、亡くなられる寸前に何度か診たことがありますが、現代では、病院に入院している患者さんで診ることが多く、

 

その場合は点滴が入っていることが多く、まるで”ふやけた”ように、強制的に血脈が緩まされていて輪郭がぼやけている面があるため、

 

「堅さ」についてはさほど感じない、という印象が、個人的にはあります。

 

 

 

続く

 

 

 

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タイのプミポン国王が死去

2016.10.16

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タイのプミポン国王が亡くなったというニュースが流れた。

 

 

正直、タイについてよく知らなかった。

 

 

で、チョコッと調べたら、敬虔な仏教国のタイの中で、スゴイ権威なんですね、プミポン国王。

 

(可愛い感じの名前とは裏腹に。。。)

 

 

そして、跡継ぎの長男が非常にヤバい。。。(苦笑)

 

 

タイは、大東亜戦争当時は、アジアの中で、日本の他の唯一の独立国。

 

 

1933年、日本が国際連盟を脱退するきっかけとなった決議に、唯一棄権したのがタイ(当時のシャム)です。

 

 

まあ、これにはいろんな見方があるようですが、当時の世界で唯一、白人の人種差別主義に立ち向かった日本に同情を示した国、ともとれます。

 

 

古くから日本と付き合いのある国であるタイ。

 

 

圧倒的権威を失った今後、どうなっていくのか、気になりますね。

 

 

 

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過労死と魂の傷。

2016.10.12

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↑↑代々木公園、十四烈士の碑。これも自刃です。

 

 

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問診の時、患者さんが言いにくそうな顔をする時がある。

 

 

過去のある時期のことに関して、自分でもまだ納得がいってなかったり、整理がついていなかったりする。

 

 

忘れたくても忘れられない、過去の事実。

 

 

そういう記憶に蓋をして生きている人は、意外と多いように思います。

 

 

そこを聞かれたら、言いにくそうな顔になるのが普通です。

 

 

それでもグイグイ畳みかければ、問診者と患者さんの心は離れてしまう場合がある。

 

 

あるいは、あえて畳みかけて、患者さんも思い切って話し始めたら、閉ざしていた気持ちが解放されて、ワーワー泣き出して、

 

それでスッキリする、なんて場合もある。

 

 

あるいはそういう時に、

 

「分かっている風な雰囲気を出しつつ、あえて聞かない。」

 

という、高等なテクニックがごく自然に出来れば、かえって患者さんとの信頼関係は、一段深い部分で深まることになるかもしれない。

 

 

・・・とまあ、このように、東洋医学の診察法というのは、問診一つとっても、血液検査や画像診断と違って、非常に霊妙な世界。

 

 

触り方ひとつで、体表情報が変化する、なんてこともある。

 

 

 

 

こないだ、蓮風先生のブログで「魂の傷」という言葉が出てきた。

 

 

何か大きな問題に直面して、「魂」が大きく傷つく。

 

 

それによって、自殺するケース。

 

 

今、電通の社員さんの過労死の問題が非常に話題になっている。

 

 

なぜ彼女は、あそこまで行ってしまったのか。

 

 

まあ、電通に限らず、何年かに一度はこういう話題が出る。

 

 

「ブラック企業」なんていう、キャッチーな見出しが躍る。

 

 

コメンテーターの軽率な発言が、さらに火に油を注いで、問題になる。

 

 

「自殺」という、ほぼ人間のみに起こると言われる現象をどう説明するかは様々だが、体と心を滅ぼすことによって、

 

魂を守る行動、と、考えられなくもない。

 

 

体の傷、心の傷、魂の傷。

 

 

どれを癒すにも、鍼灸が有効。

 

 

 

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「望診」における死の兆候

2013.07.18

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昨日書いたように、東洋医学において、「望診」は非常に重要です。

「望診」について喋ってきました!! 参照

 

同じ視覚を使う診察法でも、西洋医学の言う「視診」とは全くと言っていいほど違います。

 


”根本概念が違う”とか言ってもなかなか分かりにくいので、具体的に言うと、「視覚」を使ってみる項目の中に、

「神(しん)」とか、「気色(きしょく)」といったものが含まれていることが、大きな違いです。

 

こういう概念は、西洋医学にはありませんよね?

「神」は、分かりやすく言ったら生命力の発露です。

 


見るからに生き生きとしているものを「神がある」、見るからにどんよりと元気のないものを「神がない」と表現します。

 

神がある方を「得神(とくしん)」、神がない方を「失神(しっしん)」とか「無神(むしん)」なんて言います。

 


それは、色つやだけでなく、声や言動、態度等、すべてに総合的に現れてきます。

 

「気色」というのは、その色の「発色の鮮やかさ」、いわば、”生命体に現れる色”が持つ「色なき色」のことを言います。

 


人体における色というのは、単純に赤いとか白いとかだけではなく、精彩のある赤さ、精彩のない赤さ、あるいは、ちょっとくすんだ様な、

 

ハッキリしない赤さ、あるいは妙にハッキリと浮いたような赤さなどなど、色々な表れ方をします。

健康な人ではこの「神」「気色」が生き生きと、ハッキリと、かつスッキリと、全身、および各所に、発現されています。

 


病が重くなるほど、この「神」「気色」は悪い状態になってきます。

そして、いよいよ亡くなる寸前になった時、これらが一時的に、急にいい状態になることがあります。

亡くなりかけの人が急に顔色がよく、目つきもしっかりとし、しっかりとしたこと言い、食事量が増え、排せつもうまくいき、

なんていうことがあったら、非常に危ない兆候です。


蝋燭の火が消える寸前にパッと明るくなるような現象で、これを昔の人は、

「回光反照(かいこうへんしょう)」

とか、

「残灯復明(ざんとうふくめい)」

なんて言いました。


この現象を東洋医学では「仮神(かしん)」、つまり”仮に神があるかのように見える状態”と言います。


人間の死の瞬間も、生の瞬間も、一つの極点です。


何かが極まる時に、直前にその”前兆”が起こる場合があります。


起こらない場合もあります。

(感じ取れてないだけかもしれませんが。)

いずれにせよ、その”前兆”に強弱や、生体によっての違いがあることは確か。

 


・・・興味深いもんです。

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順天堂東医研主催、特別公開シンポジウムに登壇してきました!

2023.03.05

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2.12(日)は、順天堂東医研主催、第4回特別公開セミナーに登壇してきました!!

 

 

この日はしかも、午前中から医歯薬学生を集めて「医歯薬学生のための東洋医学セミナー」を同時開催しようということで、午前中は私から脈診、舌診、腹診のキホンの講義をし、

 

その後長瀬先生と友岡先生に手伝って頂いて実技講座、午後は長瀬眞彦先生からコロナ後遺症の症例を提示して頂き、学生さんと一緒に症例検討会を行いました。

 

 

これが非常に、素晴らしかったです。

 

 

4つの大学から、症例に関して自分たちの考え方を述べる発表があり、皆さんの弁証論治の推論の完成度に驚きました。

 

 

学生の時点であそこまで出来ていれば、10年もすれば恐ろしいことになるでしょう。

 

 

ただでさえ普段の西洋医学の勉強も忙しい筈なのに、まったく大したもんです。

 

 

圧倒的インテリジェンス。(^^)

 

 

夜は今年も順天堂の谷川武教授を座長にお迎えし、独立行政法人 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター センター長の高橋正也先生

 

長瀬先生と私で、「睡眠の生理と改善策~西洋医学と東洋医学の知見から~」というタイトルでシンポジウムを行いました。

 

 

高橋先生から最新の睡眠医学の知見を御講義いただき、東洋医学しか知らない私にとっては、非常に刺激的でした。

 

 

質問も何個も出て、非常に盛り上がったと思います。

 

 

本シンポジウムはオンデマンド配信があり、まだ申し込み可能だそうです。

 

 

ご興味のある方はこちらからどうぞ。

 

 

2018年に始まった順天堂東医研、はや4周年を迎え、来月はついに50回目の講義になります。

 

 

講師は私ですので、気合い入れていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

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2.12(日)順天堂東医研公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」にて喋ります。

2023.01.29

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来たる2.12(日に、順天堂東医研毎年恒例の、第4回 順天堂東医研特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」が行われます!!

 

 

このシンポジウムは、特別にどなたでも参加できます。

 

 

因みに過去の3回は

 

2019年冬「東洋医学における予防医学の現状と課題」

2021年春「COVID-19と東洋医学」

2022年春「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」

 

というテーマでした!

 

 

どの回も参加者100名越えの、大変盛り上がるイベントです。

 

 

今回は、いつも順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生、谷川武教授に加え、特別ゲストとして、睡眠衛生のエキスパートである、独立行政法人、労働者健康安全機構、労働安全衛生総合研究所、過労死等防止調査研究センター、センター長である高橋正也先生にもご登壇頂きます。

 

 

実は谷川教授も睡眠医学に関してはエキスパートであり、このお二人から睡眠医学の最前線の話が聴けるのが、今から非常に楽しみです。

 

 

僕はというと、基本的に「寝ること」の専門家なんですが(笑)、東洋医学、特に鍼灸の側面から見た、睡眠の生理と病理、簡単な養生法や治療に関して、一般の方にも分かるように語らせて頂こうかな、と思っております。

 

 

こちらのリンクから、ぜひドシドシとお申し込み下さい。

 

 

オンライン(zoom)で行われ、事後のオンデマンド配信もあります。

 

 

一般は受講費2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります。

 

 

さらに今回は、同日2.12(日)の昼間にも、「医歯薬学生限定」で、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!

 

 

こちらは、

 

午前中の11:00~12:30は東洋医学的診察法の実技指導「脈診・舌診・腹診」

 

午後13:30~16:30は大学対抗症例検討会「コロナ後遺症」

 

16:30からは漢方の試飲会

 

を行います!!

 

 

医歯薬学生の皆様、是非奮ってご参加ください!!

 

 

そのまま大学に残って頂ければ、夜に行われるシンポジウムにも、対面でご参加いただけます!!

 

 

お申し込みはこちらから、ドシドシどうぞ!!

 

 

順天堂東医研も、2018年に創立して早4年が経ちました。

 

 

こうして大規模で発展的なイベントが打てていることが、とても嬉しく、学生さんの頑張りを見ていると、頼もしい限りです。

 

 

 

 

 

 

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第20回 DAPAカンファレンスを視聴しました。

2022.09.16

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9.12(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスを視聴してきました!!

 

 

 

今回のテーマは

 

 

Case 37【漢方クリニックからの紹介 40代不妊の症例】

Case 38【死産に関わった症例】※非公開

 

という二本立て。

 

 

先日の北辰会での「陰部瘙痒感、堕胎」の症例もそうでしたが、非常に多いです、不妊や不育に限らず、婦人科疾患のご相談。

 

 

通常、結婚して、普通に性生活があるのに1、2年妊娠しない、となれば、不妊症を疑って、夫婦ともに婦人科でホルモンの値や精子の状況等、検査される方が多いようです。

 

 

そして、食生活等の生活習慣の改善から、排卵日を意識したタイミング法、人工授精、体外受精と、それぞれのケースに応じて不妊治療が始まります。

 

 

それですぐに赤ちゃんを授かってしまえば、鍼灸には来ないでしょうが、上記をやっても、なかなか授からないといった場合に、鍼灸院の門をたたくケースが多いようです。

 

 

なので、鍼灸院に見える不妊症や婦人科疾患の患者さんというのは、その時点でけっこう重い、あるいは難しいものが多い、という現実があります。

 

 

鍼灸治療は、不妊や不育の治療における、どのフェイズで介入しても、有効、有益な手立てとなり得ると、私は考えています。

 

 

しかし、もちろん難しいケースがあるということも事実ですし、ある意味人生のかかった不妊治療で、切迫感のある患者さんと向き合うということは、容易なことではありません。

 

 

今回は、参加された先生方が提示して下さったいくつかの文献も引きつつ、現実に即した、なかなかリアルな、いい議論が出来ていたと思います。

 

 

 

◆参考

 

妊娠中でのCOVID感染の転帰の論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35970201/

 

妊娠中の鍼治療の安全性:システマティックレビュー

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4112450/#!po=40.1515

 

妊娠中のアルコール暴露での転帰の論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34446055/

 

妊娠と鍼灸についての文献

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32952799/

 

 

 

 

次回は10.14(月)の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会「アメリカ鍼灸ブームの起源と日本鍼灸界の貢献」

2022.06.16

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5.29(日)の夜は、日本中医薬学会主催の「アメリカ鍼灸ブームの起源と日本鍼灸界の貢献」というセミナーを視聴しました!

 

 

スピーカーは、アメリカ中医薬鍼灸学会(ATCMS)前会長で免疫学博士、アメリカ医師免許、皮膚病理専門医師及び鍼灸師である李永明先生

 

 

アメリカにおける鍼灸治療の需要の歴史と、近年のアメリカの鍼灸の現状をお話し下さいました。

 

 

アメリカといえば、戦後、GHQが日本に対して「鍼灸禁止、廃止」という、無理解極まりない要求を迫ったことは、このブログでも何度か触れています。

 

 

しかしその時に、当時東大教授であった板倉武先生や、京大教授であった石川日出鶴丸先生が中心となり、全国の鍼灸師で署名活動などを行い、みんなで力を合わせて必死に抗弁して下さり、

 

どうにか、現代西洋医学、公衆衛生学の観点から見ても、一定の効果が証明出来ることを示して、命脈を保つことが出来た、という歴史があります。

 

 

その延長線上にあるのが、今日の日本鍼灸界と言っていいでしょう。

 

 

それが今では、アメリカでは当然のように鍼灸や東洋医学が受け入れられ、特に日本製の鍼灸道具が、非常に評判が良いのだそうです。苦笑

 

 

ここまで180度変わるんですから、80年という歴史はスゴイものですね。

 

 

アメリカでは、戦後の米中国交正常化の呼び水となる、1972年のニクソン訪中の際に、ニューヨークタイムズの有名なジャーナリストであったレストン記者が虫垂炎(盲腸)の手術後の鍼治療を受けたことと、

 

その際に「鍼麻酔」を取材して報じたことが大きな話題になり、それ以降、鍼に対してアメリカ国民が興味を持ち、今日に至っているようで、現代では各国のVIP御用達の、

 

アメリカでもっとも有名な病院であるメイヨークリニックでも鍼灸治療が行われていることはよく知られています。

 

 

まあ、これだけグローバル化、DX化が進んでいる中で、今後は日本国内で、たった1億2千万人の日本人に対して色々チマチマと叫ぶよりも、米国や英国に協力してもらって、

 

その10倍以上に影響を与える英語圏全体(約15億人)に、鍼灸医学の有用性、西洋医学と比較した場合の優位性を、広く大きくアピールした方が良いのかもしれませんね。。。

 

 

 

お話を聴いていて、大分そんな感じがしました。

 

 

 

 

 

 

 

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第72回 日本東洋医学会学術総会を視聴しました!

2022.06.14

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最近忙しすぎて、ブログがほったらかしになってました。。。笑

 

 

まあもう、SNS黎明期の産物である、ブログというメディア自体が古いですよね。。。苦笑

 

 

今はYouTubeに代表される動画メディア、それも切り抜き動画やTikTokに代表されるような、パッと見れて拡散させやすい、短時間の動画でしょう。

 

 

10分以上の動画になると、よっぽど著名人の動画でもない限りは、相当な完成度が要求されますね。笑

 

 

この流れを、文章読めなくなるだの、日本人のレベルが低下した、あるいはする、みたいに言う人が良くいるけど、個人的に、全然そうは思いません。

 

 

優秀な人にとっては、無駄なものに時間を取られることがかえって減るんじゃないでしょうか。

 

 

あるいは、中高生くらいの早い段階で、情報リテラシーが高まるんじゃないかと思いますね。

 

 

格調高い文章で、大して意味ないことばっか書いてる人は少なくない。笑

 

 

また、何かやろうと思った時に、それを阻害するような誘惑が多いのは、今も昔も、これからも一緒です。笑

 

 

それでもやる人、情報の要不要や軽重をしっかりと判断できる人にとっては、逆に良い時代じゃないかと思います。

 

 

・・・まあともかく、5.27(金)~29(日)にかけて行われた日本東洋医学会学術総会に、オンライン参加し、気になる講演もようやく視聴し終わりました!

 

 

 

今回印象に残ったのは、会頭である八重樫先生の「「気」の問題とその周辺」という講義。

 

 

東洋医学が、その重厚深遠な理論の土台に置く「気」という概念。

 

 

これに関して、歴史から簡潔にまとめて下さり、さらには物理学における「原子」や「量子」などについても言及し、今後の展開に期待を持たせるような内容でした。

 

 

しかし個人的には、10年以上前に書きましたが、「気」については「気」として認識するのが現時点での最大限だと、今でも全くブレずにそう思っています。笑

 

カテゴリ「気」 参照

 

 

東洋医学のいう、人体における「気」なるものが、客観的に測定したり数値化したり、機械で操作出来たりされる日は、いつか来るかもしれませんが、

 

それを待ってたら、おじいちゃんになるどころか、死んじゃいます。笑

 

 

ですので、現代の鍼灸臨床家としては、東洋医学の理論を現場の現実にアジャスト、最適化して、採用、運用せざるを得ない、それがベスト、となります。

 

(個人的には、です。)

 

 

また、テレビなんかにもよく出ておられる脳科学者の茂木健一郎さんEBMのとらえ方も面白かったですね。

 

 

この方はよく炎上なさる方ですが(苦笑)、今回は共感できる発言が多かったです。

 

 

その他この他、出していけばキリがないけど、一番伝えておかないといけないのは、順天堂東医研の学生さんによる

 

「成熟期の女性における月経前症候群(PMS)の東洋医学的病態の分布」

 

の発表と、活動紹介です。

 

 

素晴らしすぎて感動しちゃいました。

 

 

この発表で使われたアンケート表、女性の方は是非やってみて下さい。

 

(文字クリックでジャンプできます。)

 

 

・・・いやー、僕も症例くらい出さないとな。

 

 

 

大変いい刺激を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

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