東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「望診」における死の兆候

2013.07.18

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昨日書いたように、東洋医学において、「望診」は非常に重要です。

「望診」について喋ってきました!! 参照


 

同じ視覚を使う診察法でも、西洋医学の言う「視診」とは全くと言っていいほど違います。

 


”根本概念が違う”とか言ってもなかなか分かりにくいので、具体的に言うと、「視覚」を使ってみる項目の中に、

「神(しん)」とか、「気色(きしょく)」といったものが含まれていることが、大きな違いです。


 

こういう概念は、西洋医学にはありませんよね?


「神」は、分かりやすく言ったら生命力の発露です。

 


見るからに生き生きとしているものを「神がある」、見るからにどんよりと元気のないものを「神がない」と表現します。

 



神がある方を「得神(とくしん)」、神がない方を「失神(しっしん)」とか「無神(むしん)」なんて言います。

 


それは、色つやだけでなく、声や言動、態度等、すべてに総合的に現れてきます。

 



「気色」というのは、その色の「発色の鮮やかさ」、いわば、”生命体に現れる色”が持つ「色なき色」のことを言います。

 


人体における色というのは、単純に赤いとか白いとかだけではなく、精彩のある赤さ、精彩のない赤さ、あるいは、ちょっとくすんだ様な、

 

ハッキリしない赤さ、あるいは妙にハッキリと浮いたような赤さなどなど、色々な表れ方をします。



健康な人ではこの「神」「気色」が生き生きと、ハッキリと、かつスッキリと、全身、および各所に、発現されています。

 


病が重くなるほど、この「神」「気色」は悪い状態になってきます。



そして、いよいよ亡くなる寸前になった時、これらが一時的に、急にいい状態になることがあります。



亡くなりかけの人が急に顔色がよく、目つきもしっかりとし、しっかりとしたこと言い、食事量が増え、排せつもうまくいき、

なんていうことがあったら、非常に危ない兆候です。


蝋燭の火が消える寸前にパッと明るくなるような現象で、これを昔の人は、

「回光反照(かいこうへんしょう)」

とか、

「残灯復明(ざんとうふくめい)」

なんて言いました。


この現象を東洋医学では「仮神(かしん)」、つまり”仮に神があるかのように見える状態”と言います。


人間の死の瞬間も、生の瞬間も、一つの極点です。


何かが極まる時に、直前にその”前兆”が起こる場合があります。


起こらない場合もあります。

(感じ取れてないだけかもしれませんが。)



いずれにせよ、その”前兆”に強弱や、生体によっての違いがあることは確か。

 


・・・興味深いもんです。



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