東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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腎着(じんちゃく)?

2014.01.22

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今日、学校の講義で、学生さんから問われて、一瞬ど忘れしていたこの「腎着」という病態。

 

 

ネット上のいくつかの中医学サイト等に解説がありました。

 

 

まあ簡単にまとめると、「腎着」とは、張仲景の『金匱要略』内の「五臓風寒積聚病脈証并治」に出てくる病名で、寒湿邪が腰部に停滞して起こる一連の症状(腰部の冷え、重い痛み、寝返りしにくい、雨天や曇天で悪化など)を言い、

 

治療は苓姜朮甘湯(別名:腎著湯)で行う、とあります。

 

◆参考サイト

http://www.sm-sun.com/family/yougokaisetu/sa/jinntyaku.htm


・・・まあ簡単に言えば、寒邪と湿邪が腰部(腎の臓)を抑え込んだパターンね。

 

虚実については微妙なんでしょうが、邪気を散らすのを優先、と。

 

一考の余地ありですね。

 

・・・調べ直し、勉強になりました。

 

 

臨床上、割かし良くある病態ではないかと思います。

 

学生さん、どうもありがとう。

 

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類は友を呼ぶ

2012.10.08

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よく聞く言葉、「類は友を呼ぶ」・・・。

(さらに…)

タバコと東洋医学(その3)

2012.08.22

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これまでのお話・・・

タバコと東洋医学
タバコと東洋医学(その2)

 

では、続きいきます!!

 

 

僕がタバコをやめた時のお話に行く前に、タバコの「プラス面」について、少し補足しておきます。

前回お話ししたように、タバコには、

「胸部~上気道部に絡んだ”痰”という邪気を乾かす。」

という、いい面もある、というお話をしました。

(もちろん、痰をため込んでいる人にとっては、対症療法的に、症状緩和という意味で、ですよ。)

 

これにより、人によってはリラックス効果はもちろん、呼吸器症状がかえって楽になったり、息苦しさがかえってマシになったりする人が、実際にいます。

 

では、タバコが持つ「いい面」というのはそれだけであって、他にいい面はないのでしょうか。

・・・「ある」と思います。

近年、まるで「諸悪の根源」みたいにしか言われないタバコですが、もとはナス科の植物の葉っぱを乾燥させたものに、火を付けたものです。

 

煙草の歴史については 「JT」のHP 参照

葉の成分であるニコチンには、確かに毒性があるけれども、なぜ長い間、嗜好品として支持されてきたんでしょうか。

それには、それなりの理由があるはずです。

ここは冷静に、多面的に評価するべきでしょう。

それはあの匂いと、深呼吸(ため息と言ってもいい)によるリラックス効果が大きいのではないでしょうか。

こんなこと言うと、ヒステリックな嫌煙家の皆様からは、

「アレがいい匂いだなんてとんでもない!!どうかしてる!!」

と言われそうですが(苦笑)、僕も10年以上タバコを吸っていた身です。

タバコによって、いい匂いと感じる匂いや、自分に合う匂い、合わない匂い、というのは、厳然として存在します。

だからあれだけ多くの銘柄が存在するのだと思います。

・・・まあ、コレは吸ったことのない人にはいくら言っても分からないと思いますがネ。(苦笑)

その人の主観によりますが、「いい匂い」だと、その人が感じる香りには、気の巡りをよくし、脾の臓の働きを鼓舞し、湿邪を化する効果があります。

 

これを中医学の専門用語では、芳香理気(ほうこうりき)、芳香化湿(ほうこうけしつ)、芳香醒脾(ほうこうせいひ)なんて言葉があります。

ちなみに漢方薬においても、生薬の匂い、香りというのは大変重要なんだそうで、専門家の先生に伺うと、同じ材料であっても、きちんとした、

素材本来の香りがあるかどうかで、効果が全然違うらしいです。

また、重症で、意識不明になったような患者さんを、キツイ匂いのある生薬を嗅がせて、意識を付けるという、芳香開竅(ほうこうかいきょう)という方法もあります。

 

(韓国ドラマ『イ・ジェマ』でよく出てきましたね。)

また、深呼吸や、ため息というのは、東洋医学では特別に考えます。

そもそも、「呼吸」というものに対する考え方が、東洋医学と西洋医学とでは違います。

長くなりそうなんで、次回。

・・・こうやって、一つの話題から派生して、細かいことに触れていくと、どんどん長くなってしまいますが、それがこのブログの自由さ。

竹下式。(笑)

 

 

 

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同気相求める

2012.05.10

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東洋医学(というか東洋哲学)に、

”同気相求める(どうきあいもとめる)”

という言葉があります。

これは、もともと『易経(えききょう)』という、東洋哲学の大古典にある言葉なんですが、まあ要は、

「自然界って、似たもん同士が集まるよね。」

って話です。

 

(『易経』乾卦「・・同氣相求・・」)


・・・ま、これ、感覚的に分かりやすいですわな。

自然界を見渡せば、犬は犬どうし、ネコはネコどうし、昆虫は昆虫どうし、人間は人間どうし、バンドマンはバンドマンどうし、ヤンキーはヤンキーどうし、

モデルはモデルどうし、政治家は政治家どうし、みんな時に仲良く、時に反目しながら、結局は似たもん同士が集まっておりますね。(笑)

似たり寄ったりの個性を主張し合いながら。

この考え方が、自然の一つの法則として、東洋医学でも採用され、組み込まれております。

どういう風に採用しているかというと、例えば、もともと飲食の不摂生なんかがあり、体の中に余分な水分の多い人は、

自然界の余分な水分の多い時期、つまり雨季にはカラダに「湿邪(しつじゃ)」という余分な水分がより多く生じやすく、

この「湿邪」による体の不調を起こしやすい、またはもともと症状のあった人は悪化しやすい、という風にです。

これを、内の邪気と外の邪気が合わさる、ということで、「内外合邪(ないがいごうじゃ)」な~んて、カッコよく呼んでおります。

要は、体内と体外の”似たもん同士”が集まる、っちゅうワケですな。

まあそういうのは細かい話だけども、自分がパワーダウンしていると、そこにおかしなモノが集まってきます。

そして、結果的にもっとパワーダウンしてしまうことがあります。

自分がパワーアップすれば、どんどんパワーが集まってきます。

「いい気」が集まってきます。

そしてさらにパワーアップしていきます。

コレはどうやら、自然の法則のようです。

パワーダウンのスパイラルに入ってる感じがしたら、まずは体を整えることです。


そういう時、精神的に色々あがいて思索してもがいても、余計ドツボな気がします。

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「ジメジメ」恐るるに足らず

2011.06.18

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ここ最近、梅雨らしい日々が続いております。

毎日毎日、ジメジメジメジメ・・・。

ドンヨリしてて、スッキリしませんねえ・・・。

こういう風に、文句ばっか言ってても仕方ないです。(苦笑)

 


しっかりと、このことの意味、体に与える影響を理解すれば、なんら恐るるに足りません。

このジメジメの正体は当然、「過剰な湿気」です。


つまり「空気中の余分なお水」です。

東洋医学では、体の内外で過剰になって、問題となるものを、「邪気(じゃき)」と呼び、健常な気血の流れを阻害するものとして、回避、排除の対象として位置付けます。


空気中の余分なお水のことは、東洋医学では「外湿(がいしつ)」と言います。


要は「外界の、水湿(すいしつ)の性質を持った邪気(じゃき)」という意味です。

これは、日本であれば梅雨時期のような、雨季に盛んになります。

それに対して、体内の余分なお水を、「内湿(ないしつ)」と言います。

要は「体内の、水湿の種類の邪気」という意味です。

・・・この、「外湿」が盛んな時に体調を崩すのは、もともと「内湿」の盛んな人です。

「内湿」が盛んな人は「外湿」の影響を受けやすい、これを、体の内外の邪気が合わさる、という意味で、「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。

(ここまでは、チョー簡単でしょ??)

 


ところが、その「影響の受け方」が、一様ではありません。

 


人によって違います。

 

頭が重くなる人、体全体が重くなる人、浮腫みが出る人、眠くなる人、イライラする人、体が痒くなる人、精神的に落ち込む人などなど、実に様々です。

 

これは、専門家の先生なら、なぜそうなるのか、聞けば教えて下さる筈です。

 

・・・で、これの対処法?

 

要は、体を乾かしゃいいんです。(笑)

 

過度の飲食控えて、入ってくる水湿を減らし、胃腸をいたわり、その上で汗かき、小便出し、大便出し、体内をスッキリサッパリ、サラッとさせることが出来れば、「THE・快適な梅雨」です。

 


・・・そんなことできない?

 

・・・じゃあー、鍼にくるしかないねえ。(笑)

「湿邪」を含む記事

「余分なお水」を含む記事 参照

 


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急激な温度差と湿度差

2010.09.25

3日前はカンカン照りで、鬼のように暑かったです。

 


しかしおとといはドシャ降りの雨で突然寒かったです。


(前日との気温差10℃以上!!)

 


そして昨日は風が強く、メチャクチャ寒かったです。

 


そしてそして今日は、昨日の夜中からの雨で、朝非常に寒く、しかし昼ごろにはウソのように晴れて、今度はムシ暑かったです・・・。

 

 


・・・一体何なんだ!?この天気の感じ!?

 

 


患者さんの中にはサスガに風邪をひいてしまわれる方も何人かいました。

 

 


この3日間のような、

「急激な温度差や湿度差」

というものが、人間の体に与える影響は絶大です。

 

 


こういう時、人体には「東洋医学的に」どのような現象が起こっているんでしょうか?

 

 


まず「気温差」ですが、これは

1.急激に下がるパターンと、

2.急激に上がるパターン

の2つしかないですよね?

 

1.の場合は、「寒邪(かんじゃ)」という邪気に入られやすくなります。

2.の場合はその逆で、「熱邪(ねつじゃ)」という邪気に入られやすくなります。

カテゴリ 「邪気について」 参照

 

 

次に湿度ですが、こちらも基本的には、

A.急激にむしてくるパターンと、

B.急激に乾燥してくるパターン

の2つしかないですよね?

 


これも、A.の場合は「湿邪(しつじゃ)」という邪気に侵されやすくなります。


B.の場合は「燥邪(そうじゃ)」という邪気に侵されやすくなります。

 


・・・まあここまでは、単純明快ですよね?

 


しかし実際は、これらがいくつか複合的に起こったり、もともとのその患者さんの体の状況によって、症状の出方や程度が大きく異なりますので、

 

治療する上では的確に分析せねばなりません。

 

 


こういった自然界の急激な変動、というのは、よく人間の「治る力」を阻害します。

 

 


「養生(ようじょう)」の迅速さ、的確さが要求される場面であります。

 

 

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「脾」って何ですか?(その5)

2010.06.22

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これまでのお話・・・

「脾」って何ですか?(その1)
「脾」って何ですか?(その2)
「脾」って何ですか?(その3)
「脾」って何ですか?(その4)

 

☆脾は湿気が嫌い

 


いや~、ここんとこ毎日毎日ムシムシしますね~!!

 


東洋医学では、体の内外の過剰な湿気のことを「湿邪(しつじゃ)」と呼び、あらゆる症状の発病因子と考えています。

 


体の中の湿邪のことを「内湿(ないしつ)」と呼び、体の外(自然界)の湿邪のことを「外湿(がいしつ)」と呼んでいます。

 


東洋医学では、「脾」というのはもともと湿った、乾きを嫌う臓だと考えています。

 


それに対して「胃」は逆で、乾いた腑である、と考えています。

(コレには深い意味があるんですが、難しいので割愛します。(笑))

 


体の中に余分な水分が増えたり、自然界がジメジメした時期になると、もともと湿っている「脾」の働きは弱ります。

 

 

だからいつも言うように、最近のようなジメジメした時期は、消化器に負担をかけないようにして、「飲み過ぎ、食べ過ぎ」はしないようにしないといけません。

 


それ+手足を使った軽い運動をしておけば、脾がしっかりしますので、あらゆる症状を未然に防ぐことが出来ます。

 


・・・では、脾が弱ると具体的にどんな症状が現れるんでしょうか?

 

☆脾が弱るとクヨクヨする

 


コレについては以前少しだけ書きましたが、(
「思」について 参照)あまりクヨクヨと悩んでも脾に悪影響だし、飲食の不摂生などから脾を弱らせても、逆にクヨクヨしやすくなります。

 


要するに脾が弱ってくると、体がジメジメし、考え方までもがジメジメしてくる訳です。(笑)

 


身の回りに、引っ込み思案の人、理屈っぽい人、いつも物思いに沈んでいる人なんかがいたら、その人の食生活をよ~く観察してみましょう。

 


・・・きっとヒドいはずです。(苦笑)

 

☆脾が弱ると頭の回転が鈍る

 


コレはなぜかというと、肝が魂を蔵し、心が神を蔵するように、脾は「意」を蔵する、という考え方があります。

「肝」って何ですか?(その4)
「心」って何ですか?(その1)   参照

 


この「意」というのは、人間の短期的な記憶力を発揮するのに役立ち、人間の知恵、知識、思考能力に深く関わります。

 

参考図書『中医心理学』たにぐち書店

 

暴飲暴食のあとは頭の回転が鈍くなる、というのは、多くの人が経験したことがあると思いますが、それはこの「脾」に蔵される「意」の働きが鈍っている結果、と東洋医学では考えます。

 


自閉症、認知症などの精神疾患なども、多くの場合「脾」が関わっていることが多いように思います。

 


東洋医学の言う「脾」は、このように、消化吸収だけでなく、精神的な働きにも大いに関わる、と考えます。

 


まだ他にも、脾が弱った時の症状はありますが、一つ一つ全部書くよりも、大まかな傾向を述べていこうと思います。

 

 

・・・次回に続く

 

 

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「湿熱」について

2010.01.20

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前回は、「寒燥」についてのお話をしました。

 

 


今回はその逆の「湿熱(しつねつ)」について書いてみようと思います。

 

 


最近の気候は、前回述べたように、まさに「寒燥」という感じであります。

 

 


それとまったく逆なので、時期外れのように感じますが、日々、患者さんを診ていますと、今の「寒燥」の時期であっても、この「湿熱」という邪気が問題になることがあります。

 

 


・・・コレ、なぜでしょうか?

 

 


これは、現代の食生活と、発達した空調機器に、問題の中心があるのではないかと愚考しています。

 

 


◆「湿」について

 

 

「湿邪(しつじゃ)」というのは、外界では湿度の高さ、人体内では水分の停滞が過剰に存在することで、人体に病的な異常を起こす「邪気」の一つであり、

 

性質の上から「陰邪」に分類されます。

 


つまり、「湿邪」というのは、平た~く言うと、

「余分なお水」

を意味しますので、単純に水分(お酒も含む)の摂り過ぎ、あるいは食べすぎで胃腸が弱った場合にも、水分がうまく捌けなくなって、結果として体内に「湿邪」が生じます。

 

 


体外の「余分なお水」は、というと梅雨時期や夏場のムシムシ、ジメジメした時期に湿度が高くなる、
まさにあれのことです。

 

(もちろんそれが人体に悪影響を及ぼした時に、”湿邪”という邪気として認識する訳ですね)

 

 


◆「熱」について

 


それに対して「熱邪(ねつじゃ)」というのは性質的には「陽邪」に分類され、からだの内外に存在する”余分な熱”のことを言います。

 


ここで勘違いしてほしくないのは、現代人は「熱」と聞けばすぐ体温の「発熱」を想像しますが、
東洋医学の言う「熱」というのはそれだけではなく、

 

ある種の咽喉の渇きや便秘、過食傾向、またカゼや感染症の原因などになるもの(邪気)として「熱邪」というものを位置づけています。

 

 


こういう、東洋医学と西洋医学の概念の混同が、東洋医学が正確に理解されにくい原因の一つだったりします。

 

前もこんなようなこと言ったかもしんないけど、カゼひいて熱がある人をみた時に、「すごい熱だね~」ではなく、

「体温がHOTだね~。」

とか、

「HEATだね~。」

とか言ってくれれば、混同されにくいのにな~・・と思います。(笑)

 

 


体外の「熱邪」は、というと、夏場の暑い時期や、冬場でも過剰な暖房などで不快なほど熱すぎる状況の時に、人体に悪影響を及ぼした時に「熱邪」と考えます。

(分かりやすく言うとね。)

 


この2つ、「湿邪」と「熱邪」が合体したものを、東洋医学では「湿熱の邪気」と呼び、「寒燥」と同じように、陰邪と陽邪ががうまいことバランスをとっている、
邪気の中でも「手強い奴」な訳です。

 

 


現代は、外が寒くて乾燥していれば、家の中は暖房と加湿器を使って快適を得ようとします。

 

 

しかしやりすぎれば、秋冬なのに「ムシ熱い室内」になってしまいかねません。

 

 


そうなれば「寒燥」ではなく、季節外れの「湿熱」の病になりやすくなります。

 

 


また冬場は、寒いからと、あまり外に出歩くことも少ない人が多く、運動不足になりやすく、忘年会や新年会などで、暴飲暴食、過食傾向になりやすいです。

 


こうなると胃腸は弱り、水分が捌き切れず、体内に余分なお水である「湿邪」が増えます。

 

 


さらに、汗もかきにくい時期ですので、体内の余分な「熱邪」を汗によってうまく排出(発散)することも出来ず、結果、体内に「湿熱の邪気」が生じてしまう場合があります。

 

 


こうして現代では、冬場なのに「湿熱」の病が問題になることがある訳です。

 

 


「湿熱」については、大変面白い部分でもありますので、もっと細かく書こうかなとも思うのですが、
時期的に梅雨時期とかの方が実感しやすいかな、

 

と思うので、その頃になったら、また詳しく述べてみようかなー、と思っています。

 

 

 


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どうしてムクむの?

2009.12.13

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先日、患者さんからこのタイトルのようなご質問をいただきました。

 


僕はこの質問にはいつも、


「ムクミっていうのは体にある余分なお水です。原因は

1.水分の飲み過ぎか、

2.余分な水分を排出する機能の低下か、

3.あるいはその両方か、

です。で、あなたの場合はですね、・・・」


という感じで、説明させて頂いております。

 

 

多くの患者さんを観察していますと、圧倒的に1.「水分取り過ぎパターン」が多いように思います。

 


現代は、「飲み物」があまりにも簡単に手に入ります。

 


家の冷蔵庫の中には飲み物があるし、もしなくても水道水が飲めるし、最悪でも、家から歩いて3分以内の位置には自動販売機があるし、

 

職場や学校にも、自動販売機が置いてあるところが珍しくありません。

 


その上、テレビの健康番組なんかで、

「毎日2リットルは飲んで脳梗塞を予防しまショー!」

なんてやってるもんだから、みんなこぞって飲みます。

 

 

一生懸命飲みます。

 

 

良かれと思って。

 


・・・結果、ダブダブの、立派にムクんだ姿になっていることが多いです。(笑)

 

 


このムクミ(停滞した水分)というものは、東洋医学的にはなかなかタチが悪くて、体を冷やし、体を重ダルくし、疲れやすくします。

 

 


ついでに集中力も奪われ、眠くてしょうがないとか、仕事に行く気が起きないとか、現代人によくある様々な症状を引き起こします。

 

 

これらは、東洋医学的に考えたらすべて当たり前のことです。

 

 


腰痛にしても肩こりにしても、マッサージに行っても全然楽にならないとか、症状を慢性化させている原因の多くがこの「余分なお水」だったりすることが多く見受けられます。

 

 


確かに、

 

「人体の60%は水分で出来ている!」

 

というのはその通りでしょうし、そう言われてしまうと、いかにも飲まないとヤバいように聞こえます。

 

 


しかし、それはあくまでも「使える」水分の話で、「使いもんにならん」水分がいくらあったって邪魔なだけです。(笑)

 

東洋医学ではこういう、体の中にある邪魔な水のことを、

 


「水湿の邪(すいしつのじゃ)」

 

あるいは

 

「湿邪(しつじゃ)」「水邪(すいじゃ)」「水毒(すいどく)」

 


などと呼んで、治療する場合には、これをいかに体から追い出すかを考えます。

 


「邪魔なお水」の出口(逃げ道)はどこかと言えば、大きく分けて3つあります。

 

すなわち汗、小便、大便です。

 

(他に呼気とか、その他の分泌物なんかもあるけどね)

 

 

東洋医学では、よく、この3つの出口からうまいこと邪魔なお水を排出させるように、治療していきます。

 


なので治療していくうちに、


「おしっこの量が増えました!」


とか、


「便が前よりも柔らかくなってスッキリ出るようになってきました!」


とか、


「以前よりも全身にじわっと汗をかくようになりました!」


という言葉が患者さんから出てくると、僕としては


「しめしめ・・・(二ヤリ)」


となる訳です。(笑)

 


ちなみに、上記のやり方は、東洋医学には無数にあり、とてもここで説明しきれるような内容ではないので、省きますが、はるか昔のお医者さん達も、

 

これにはずいぶん苦労した様子が、古典の中にも多数出てきます。

 


「ムクみ」という症状を気にされてる方は、まず自分が一日にどれだけ飲んでいるか、それに見合った量が排出出来ているか、について考えてみるといいと思います。

 


お酒もお茶もみそ汁もラーメンのスープもぜーんぶ含めて、です。

 


現代は飲食物があまりにも簡単に手に入るし、仕事など、他の事で頭がいっぱいのため、どれだけ飲んでるか、食べてるかなんて、意識にすらのぼらないことが多いんです。

 


多くの人はそれ(飲食の総量)を7、8割に減らすだけで、10日もすればムクみの改善を実感できると思います。

 

(体重も減るでしょうね)

 


あと当然、飲んでる「量」以外に飲んでるモノの「質」の問題がありますが、これについてはまた今度・・・。

 

 


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