東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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類は友を呼ぶ

2012.10.08

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よく聞く言葉、「類は友を呼ぶ」・・・。

(さらに…)

「熱中症」について(その4)

2011.07.03

前回までのお話・・・

35℃超え!!
「熱中症」について 
「熱中症」について(その2)
「熱中症」について(その3)

 

 

続いて行きます!

 


大量発汗時、水分や塩分、ミネラルを十分に補給しなかった場合も、熱中症が起こることがあります。

 


今日はこれを東洋医学ではどう考えるか、という問題です。

 

コレを理解するには、「発汗」という現象によって東洋医学的な”人体”に何が起こるのか、を簡単に理解しなくてはいけません。

 


「発汗」という仕組みは、一般的には老廃物排出機構&体温調節機構です。

 


コレは東洋医学的に考えてもそうで、正常であれば汗によって余分なお水(水湿の邪)、余分な熱(熱邪)を体外に排出してくれている訳です。

 

つまり、ある程度出てくれて、止まってくれれば何ら問題のない生理現象です。

 

(発汗のメカニズムについては『素問』評熱病論(33)、痺論(43)あたりに記載があります。)

 

これが、過度の運動や、暑熱環境、あるいは”必要なだけ出してしっかりと汗を止める”という力がうまく発揮できない場合なんかに、

「汗かき過ぎ(発汗過多)→補給が必要!!」

という事態が起こるのです。

 


この時、対応が遅れたり、間違っていたりすると、いわゆる「脱水症状」を呈することがあります。

 

発汗は「過多」になってしまうと、体にとって必要な熱(陽気)も、必要なお水(津液)も出ていってしまいます。

 

 

現代医学の言い方で「脱水」と言われますが、東洋医学的には、陰液だけでなく「陰も陽も」出ていってしまう、と考える、ということです。

 

この場合、すぐに陰陽ともに補給しないといけませんが、口から水分がとれるうちはいいけど、意識がないとか、嘔吐が止まらなくて、口から何も摂取出来ない状況になっていることもあります。

この場合どうするか、湯液が使えない訳ですから、東洋医学的には非常に難しい局面になってくると思います。

 

 

ここで「鍼灸」の出番ですよね。

 

昔の東洋医学の医者であれば、まず鍼なりで意識を付けたり、嘔吐を止めたりして、口から飲める状態にして、それから湯液なりを与えるようにするのだと思いますが、

まー面白くないこと言うようだけれど、現代では、この局面では病院に送ってしまって、点滴で輸液した方が圧倒的に確実簡単ですね・・・。(苦笑)


ただもし、救急車も呼べない、近くに病院がない、という状況だったり、救急車が来るまでの間には、何かしなくてはならない場合もあるでしょう。

ちなみに、まだ口から飲める状況であれば、スポーツドリンクを薄めたものなり、1%程度の食塩水を少しづつ飲ませ、あとはひたすら、

わきの下や股関節の前側の部分など、動脈のあるところを中心に冷やす、という、よくテレビなどで言っているあれです。

この時、状況にマッチした鍼をすることが出来れば、回復は断然早いと思います。

 

次回に続く。

 

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35℃超え!!

2011.06.29

いや~、いよいよ夏到来ですねえ・・・♪

僕は海の近くで生まれたせいか、個人的には夏が好きなのです。

なぜだか妙にテンションが上がります。

本日、都内でもついに35℃を超えた、とニュースでやっていました。

清明院の患者さん達、突然の暑さから、水分をガブガブ。

(暑くてもがぶ飲みとかアイス過食とかは極力控えてね~って、言ってはいますが・・・。ちなみに外作業等の、大量発汗時は、話は別よ。念のため。)

まーとにかく、そのせいで、体が余分なお水でジャボジャボ。

タプンタプン。

デロンデロン。

どんどん排出しなきゃいかんのに、かえって汗やお小水が出にくくなってる人なんかもいたりして、危なくてしゃーない。(苦笑)

そんなこんなで、体重い、集中力ない、のぼせてめまいがするなどなど、色んな症状の患者さんが見えております。

勉強になります。

まあ微妙な違いはありますが、根本的には暑さ(熱)と、それにあてられて水分飲み過ぎしたとか、眠れてないとかが原因になっていることが多いです。

この時期は、西洋医学的にも、「熱中症」という病気がよく問題になることがあります。

コレは、きっちり予防すればなんら恐れることのない病気ですが、いざなってしまって、その時の対応が間違ってたり、遅れたりすると、

命にもかかわる、重大な病気です。

残念なことに、それを毎年、テレビ等のメディアで盛んに呼びかけるにもかかわらず、何人もの人が亡くなります。

みんな、自然の力を甘く見ています。

 

・・・てなわけでちょっと、「熱中症」について、一般向けにつらつらと書こうかな、と思います。

 

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「ジメジメ」恐るるに足らず

2011.06.18

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ここ最近、梅雨らしい日々が続いております。

毎日毎日、ジメジメジメジメ・・・。

ドンヨリしてて、スッキリしませんねえ・・・。

こういう風に、文句ばっか言ってても仕方ないです。(苦笑)

 


しっかりと、このことの意味、体に与える影響を理解すれば、なんら恐るるに足りません。

このジメジメの正体は当然、「過剰な湿気」です。


つまり「空気中の余分なお水」です。

東洋医学では、体の内外で過剰になって、問題となるものを、「邪気(じゃき)」と呼び、健常な気血の流れを阻害するものとして、回避、排除の対象として位置付けます。


空気中の余分なお水のことは、東洋医学では「外湿(がいしつ)」と言います。


要は「外界の、水湿(すいしつ)の性質を持った邪気(じゃき)」という意味です。

これは、日本であれば梅雨時期のような、雨季に盛んになります。

それに対して、体内の余分なお水を、「内湿(ないしつ)」と言います。

要は「体内の、水湿の種類の邪気」という意味です。

・・・この、「外湿」が盛んな時に体調を崩すのは、もともと「内湿」の盛んな人です。

「内湿」が盛んな人は「外湿」の影響を受けやすい、これを、体の内外の邪気が合わさる、という意味で、「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。

(ここまでは、チョー簡単でしょ??)

 


ところが、その「影響の受け方」が、一様ではありません。

 


人によって違います。

 

頭が重くなる人、体全体が重くなる人、浮腫みが出る人、眠くなる人、イライラする人、体が痒くなる人、精神的に落ち込む人などなど、実に様々です。

 

これは、専門家の先生なら、なぜそうなるのか、聞けば教えて下さる筈です。

 

・・・で、これの対処法?

 

要は、体を乾かしゃいいんです。(笑)

 

過度の飲食控えて、入ってくる水湿を減らし、胃腸をいたわり、その上で汗かき、小便出し、大便出し、体内をスッキリサッパリ、サラッとさせることが出来れば、「THE・快適な梅雨」です。

 


・・・そんなことできない?

 

・・・じゃあー、鍼にくるしかないねえ。(笑)

「湿邪」を含む記事

「余分なお水」を含む記事 参照

 


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「梅雨」と「湿」と「土」と「脾」

2011.05.31

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いや~、毎日毎日、お天気がハッキリしませんなあ!


雨でジメジメしてみたり、寒かったり暑かったり、風が吹いたりと・・・。

毎朝、空を睨みつける人も多いのではないでしょうか。

以前、「肝の臓」と季節の関係を簡単に述べたことがあります。

「春」と「木」と「風」と「肝」 参照

 


・・・で、今日は、この時期に問題になりやすい、「脾の臓」と「湿気」の関係について述べてみたいと思います。

清明院でも、慢性的に「脾の臓」や「胃の腑」を患っておられる患者さんや、妊娠中でつわりが出ている患者さんなど、この時期は多少の悪化をみます。

カテゴリ 脾・胃 参照


しかし、鍼でキッチリと対処しますので問題ナシです。

「脾」って何ですか?シリーズで述べたように、「脾の臓」というのは、「胃の腑」と協調しながら、いわゆる人間が生きていく上で欠かせない

 

”消化・吸収機能”

 

を調節してくれています。


そして、この要となる「脾の臓」というのは、体内、それから体外(自然環境)の湿気(余分なお水)に弱いのです。

「余分なお水」というキーワードを含む記事 参照

 


まあしかし、こうして読み返してみると、あらためて書くまでもなく、ありとあらゆる書き方で、すでに書いていますネ・・・。(笑)

 

という訳で、上記のリンクを、よくお読みください。<m(__)m>

 

ホントは今回は、五行の「土」と二十四節気とか、色々絡めてお話ししたかったんですが、いかんせん時間がない・・・。

 

・・・ですのでそれはまたの機会として、まあともかく、こういう時を比較的楽に乗り切るためには、

・水分を必要以上にとり過ぎない

・脂っこい物とか、刺激物とか、極端に熱いもの、冷たいものなど、胃腸(脾胃)に負担のかかるものを食べない

・軽くていいから手足を使った運動をする

・鍼にガンガン来る

「決まり」です!(笑)

 

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「膀胱」って何ですか?(その4)

2011.02.23

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これまでのお話・・・

「腎」って何ですか?(その11)
「膀胱(ぼうこう)」って何ですか?
「膀胱」って何ですか?(その2)
「膀胱」って何ですか?(その3)

 

☆「膀胱の腑」と「腎の臓」と「カゼ」と「寒気」


これまでで、「膀胱の腑」は「腎の臓」と関係が深い、ということをお話ししました。

これは「膀胱の腑」というのは尿を貯めて出す、貯尿、排尿の働きに大きく関わり、その”尿をためる”という働きをフォローしてくれてるのが「腎の臓」なんだ、というお話でした。


この「腎の臓」の働きが弱ると、「膀胱の腑」はおしっこを十分に溜めて、十分に排泄する、という働きがしにくくなります。


そうすると、全身に色々な異常が出てきます。

 

その重要なものの一つに、「カゼをひきやすくなる」というものがあります。

カゼの初期に、ゾクゾク寒気がしたり、妙に体がだるくなったりしますよね?

 


そういう症状のバックボーンに、この「腎」と「膀胱」の不調和があることがよくあります。

以前言うように、「尿」というのは”余分なお水”な訳ですから、コレが正常に排出できていれば、体は温かい状態に保たれます。

どうしてムクむの?
どうしてムクむの?(その2) 参照

 


コレが小便でうまく排出できない、そして代替的に大便や汗でも排出できない、という状況が起こると、”余分なお水”は体に停滞していき、

 

結果的に体を冷やし、重だるくし、冷えの邪気、すなわち東洋医学の言う「寒邪」に侵入されやすくなるのです。

「寒燥」について 参照

 


ちなみにこの、”腎-膀胱”というコンビネーションによる水分排泄機構がうまく働かない時、「下痢」という現象も起こりやすいです。

 


なぜならば、前回説明したように、”小腸―大腸”のつなぎ目(闌門)あたりから腎の力を借りて、余分な水分が浸み込んでくる膀胱ですから、ここで膀胱の方に不要な水分がいかない、

 

となると、大腸の方に余分な水分が流れる、ということになり、結果、大便が水分を多量に含んで、「下痢」という現象が起こるんです。

 

・・・まあこのように、我々は、患者さんに普段当たり前に起こる現象の一つ一つを、

”何が原因か”

”どういうメカニズムか”

東洋医学的によーくよーく考えて、治療にあたっています。

 

コレは一つの学問であり、理論です。

 

魔法なんかじゃございません。

 

 

 

続く

 

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「腎」って何ですか?(その10)

2011.01.29

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これまでのお話・・・


「腎(じん)」ってなんですか?(その1)

「腎」って何ですか?(その2)
「腎」って何ですか?(その3)
「腎」って何ですか?(その4)
「腎」って何ですか?(その5)
「腎」って何ですか?(その6)
「腎」って何ですか?(その7)
「腎」って何ですか?(その8)
「腎」って何ですか?(その9)

 

久々にいきます!(笑)

 


☆「腎」と「耳」


前回、「人間の生老病死」をつかさどるのが「腎の臓」なのだ~!というお話をさせていただきました。

 


今日は「腎の臓と聴力」の関係について。

・・・高齢になってくると、耳が遠くなる人が多いですよね?

 


お年寄りに何か話しかけて、

「エエ??」

と聞き返されて、大きな声でゆっくりと話しかけたらやっと通じた、という経験、皆さんしたことがあるでしょう。

 

”音”というのは”振動”です。

 


西洋医学では鼓膜の振動を、耳の奥にある微細な組織と神経が電気信号化して脳に伝えた結果、”音”として認識する、という風に説明します。

 


東洋医学では、音波による振動刺激を「肺の魄気」がキャッチし、「心神」に伝えた結果、”音”として認識する、と考えます。

「肺」って何ですか?(その9)
「心」って何ですか?(その1)    参照

 


・・・しかしそう考えると、

”音が正常に聞こえる”

ということと関与するのは「肺の臓」と「心の臓」しか関わらんじゃないか、とも思えます。

 


でも、東洋医学では、聴覚には腎の臓が大きく関与する、と説きます。

 


コレは、

「耳の中の構造」

と、

「音を伝える仕組み」

に理由があると個人的には思っています。

 


耳の穴の中には、解剖学的には「耳小骨(じしょうこつ)」という小さな3つの「骨」があり、その「骨」”振動”を伝える構造になっています。

 


そして、音が正常に伝わるためには水分が必要です。

 


耳の奥の”内耳”といわれるところは、リンパ液で満たされております。

 


「音」というのは、まず外気の振動によって”鼓膜”が振動して、その振動を耳の中の小さな「骨」が、「水」で満たされた耳の奥(内耳)に伝えるのです。

 


この、音を伝える上で欠かせない構造と成分である「骨」と「お水」をつかさどる役目を担っているのが実は「腎の臓」なんです。

 

 

だから、いくら感覚をつかさどり、伝達と認知をつかさどる心の臓(神)や肺の臓(魄)がしっかりしていても、腎の臓がに異常があれば、

 

耳という「音を捉まえる場」自体が成立しないため、聴き取れない、ということになります。

 

 


大便や小便、発汗に関わり、余分なお水と必要なお水を分け、体内のお水をきれいに保つことに、大きな役割を果たす腎の臓・・・。

 

 

正常な骨の成長発育、成人後の骨の形の維持に大きく関わる腎の臓・・・。

 

 

こういう腎の臓ですから、働きが弱ると、「骨」は脆弱になり、「お水」はよどみ、枯れ、音がうまく伝えられなくなる、すなわち、

”耳が遠くなる”

のです。

 

 

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「小腸」って何ですか?(その1)

2010.10.19

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・・・さあ、再び開始します。

 


五臓六腑シリーズです。

 


患者さん、一般の方々に、

「東洋医学にもきちんとした理論があるんだ」

ということの一端を、比較的身近な

「東洋医学における、内臓に対する考え方」

を通して、少しでもいいので、感じ取っていただけたら、と思います。

 


鍼灸学生の方々や、初学者の方々も、「基本」をナメちゃあいけません!

 


何千年経っても、「基本」は変わりません!

(・・・とかなんとか言って、実はこのシリーズは、自分自身に対する戒めの意味も込めて書いてます。(笑))

 

・・・ではいきます!

 


今回からは「小腸の腑」についてです。

 


以前書いたように、”ある腑”には、最も関係の深い、”ある臓”が存在します。

 


「小腸の腑」の場合のお相手は「心の臓」になります。

 


そういう、関係の深い2つの臓腑の関係のことを「表裏関係(ひょうりかんけい)」と言います。

「表裏(ひょうり)」する臓腑 参照

 


「心の臓」についても、以前このブログに書きました。

カテゴリ「心・小腸について」参照

 


「小腸の腑」は、東洋医学で、
”五臓六腑”と言われる、生命活動の中心的な役割を果たす内臓の中の、”腑(ふ)”の一つです。

 


「小腸の腑」は、簡単に言うと、

・「胃の腑」と「大腸の腑」の間に位置し、

・「心の臓」と深く関わりながら、

・消化吸収の重要ポストを担い、

・「余分なお水と必要なお水の選別」に深く関わり、

・手首、肘、肩、首、耳などとも深く関わる

腑であります。

 

 


上記の5つのテーマを中心に、これから「少しずつ」、「分かりやすく」解説していこうと思いますので、お楽しみに!!

 

 


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「肺」って何ですか?(その10)

2010.09.12

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これまでのお話・・・

「肺」って何ですか?(その1)
「肺」って何ですか?(その2)
「肺」って何ですか?(その3)
「肺」って何ですか?(その4)
「肺」って何ですか?(その5)
「肺」って何ですか?(その6)
「肺」って何ですか?(その7)
「肺」って何ですか?(その8)
「肺」って何ですか?(その9)

 

☆「肺」と「お水」

一般によく言われることに、

「人間の体の約60%は水分!!」

という言葉がありますよね?


今年の夏も、熱中症で多くの方が亡くなりました。


だからこの言葉を、つい最近聞いた人も多いのではないかと思います。

暑くて汗をかき過ぎて、しまいには脱水症状を起こすと、場合によっては生命が危ない。

だから人間の健康は、一つには、この水分の出納(出入り)がうまくいっているかどうかにかかっている、と。

(・・・ただ、だから誰も彼もガンガン飲め、というのは、いかにも短絡的で僕は嫌いなんですがネ。)

僕もこのブログで、以前から再三、東洋医学における「水分」と「健康」の関わりの重要性を説いてきました。


患者さんの質問
たくさん飲んだ方が健康に!?
どうしてムクむの?
どうしてムクむの?(その2)
「湿熱」について
「脾」って何ですか?(その5)   などなど参照


これらを読んでいただくと、


量的に余分なお水、あるいは質的に偏ったお水、あるいはその両方
   ↓
胃腸に入る
   ↓
受け止めきれない(うまく捌ききれない)
   ↓
体内に余分なお水の停滞発生
   ↓
胃腸および全身の働きが弱り、諸症状発生

 


・・・という、簡単なメカニズムがご理解いただけるんじゃないかと思います。


このメカニズムから言えば、お水と直接関わるのは、五臓六腑で言うと「脾胃」や「小腸」「大腸」であり、他の臓腑はあまり関係ないようにも思えます。

しかし、そんなことはないのです。


「余分なお水」と「脾胃、腸以外の臓腑」は大いに関わります。


・・・「めちゃめちゃ」関わります。(笑)


ではどう関わるのか、という問題です。


人間に備わった、主な「余分な水分排出機構」というのは即ち、「発汗」、「排尿」、「排便」ですよね?


このうち、特に中心になるのが「排尿」と「発汗」ですよね?

例えば、「肺」って何ですか?(その6)で述べたように、「肺の臓」には、気を降ろす働きがあります。


気を降ろし、全身に気をくまなく巡らせる、というのは、肺の重要な働きでしたよね?


「気を降ろす」ということは、最終的には「下焦に降ろす」と考えていただいて差し支えない。


ということは、

「下焦に存在する”腎の臓”や”膀胱の腑”に降ろす」

と考えてよい。

「腎と膀胱」の重要な働きの一つは、

「尿を作って(溜めて)体外に排出すること」

です。

カテゴリ 「腎・膀胱」 参照

 

この働きに大きく関わる(助ける)のが、実は、”気を降ろす”働きを持った「肺の臓」なんですよ。


・・・そして、「発汗」ですが、発汗するところはどこかと言えば当然「皮膚」でございます。

「肺」って何ですか?(その7)で述べたように、その皮膚(皮毛)をつかさどるのは「肺」でございましたよね?


さらには、「余分な水分排出機構」の中では脇役である、「排便」に関しても、実は「肺」は大きく関わります。

 


長くなってきたので、その話は次回・・・。(笑)

 

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患者さんの質問(お酒の飲み方)

2010.06.23

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今日、患者さんからこんな質問をいただきました。

その内容が、今つづっている「脾って何ですか?」にもちょっと関わるので、紹介します。

・・・その患者さんは、お酒をよく飲まれる、坐骨神経痛の男性です。

初診時から、経過は良好なのですが、たまにお酒を飲み過ぎると、症状が出てくることがあります。

今日も、前日にお酒を飲み過ぎたことによって、若干症状が出た、とおっしゃいました。

しかし、いつもの、飲み過ぎた時の症状とは若干違います。

体表観察してみると、今日の場合は「酒のせい」というよりも、

お酒というより、全体的に水分全般を取り過ぎてること+体の外からの冷え

によって症状が出ている、と判断しました。

そこで患者さんに再度確認してみると、

「自分では飲み過ぎたような印象があったんだけど、よく思い返してみると、量的にはいつもと変わらないか、少し少ないぐらいだった。」

と言いました。また、

「昨日仕事中にエアコンがきつすぎて寒かった。」

ともおっしゃいました。

 


・・・で、

”あー、ヤッパリネ”

ということで、治療が終わり、治療後に、

竹「お酒も含めて、少しお水の取り過ぎに注意して下さいね~。」

と声をかけると、

患「先生、体に余分なお水が多い時、お酒の量は変えずに、他の水分の量”だけ”減らしたら、それでも症状軽くなるの?」

と聞かれました。

 


僕は即答で、

竹「なります。この場合はね。酒がたくさん飲みたいんなら、酒以外の水分を極端に減らせば、ある程度の量飲んでも症状が悪化しにくいですよ。」

患「なるほど。へへへ・・・。(笑)」

竹「ただ、”今日みたいな場合は”ですよ!!いつもそうとは限らんよ!」

・・・という会話でした。専門家の先生方なら、この会話の時点で大体どういう患者さんかお分かりになるかと思いますが(笑)、今日はこの会話から、

 

一つの問題を取り出して解説してみようと思います。


☆お酒とその他の水分の違い

清明院で使用している(一社)北辰会専用カルテの問診事項には、飲酒の頻度と一回量を記載してもらう欄があります。

ここに問題がありそうな患者さんであれば、そこからさらにお酒の種類は何か、ペースはどうか、酔うとどういう状態になるかなどなど、

さらに突っ込んで問診していきます。

・・・なぜこのように、”お酒”を医学的に特別視するんでしょうか。

酒のことを東洋医学では、

”大辛大熱(だいしんたいねつ)”

と言って、適量であれば、大いに気血を巡らせる作用があるが、過度になれば体内に余分な熱を生じる飲み物、と考えています。

また発泡酒(炭酸が入ったお酒)の場合は、

上記の作用+気血を体の上(つまり頭部、胸部)に持ち上げる作用がある、

と考えます。

よく、「酒は百薬の長」と言われますが、これはお酒が持つ”気血の巡りをよくする”作用のことを指して言っているのであって、過度に飲んで、

 

結果的に体内に”余分な熱””余分な水分”を生じることを指して言っているのではありません。

 

よく西洋医学で、酒は利尿作用があり、呑んだ量よりも出ていく量の方が多いから、結果的に脱水状態になり、水分補給にはならない、と説かれますが、

 

酒を呑んでいる人をよく観察していると、かえってトイレに行かなくなる人もいます。

 

 

そういう人の場合は浮腫みます。

 

 

このように、「どういう人が」「どういう酒を」「どの程度の量」呑んだかによって、その後起こる現象は一様でなく、これをよくよく聴取して、

 

酒がその患者さんに何をもたらしているか、個別に考えるべきです。

 

(因みにあの、”チェイサー”というのはとてもいい方法だと思います。)

 

 

こうしたことから、日頃よくお酒を飲む、という初診の患者さんには、量、頻度、種類、ペース等々、詳しく聞いておくことが、「正しい」東洋医学的な診断をする上ではとても大事になります。


冒頭の患者さんも、こうした「お酒」というものの特徴から考えると、ちょっと考えにくい症状、所見を呈していたので、
冒頭のようなやり取りになった訳です。

 


お酒以外の嗜好品では「カフェイン類」というのも見逃せませんが、それはまた今度語ることにします。(笑)


まあ、いずれにしても最近のようなジメジメした時期を快適に過ごそうと思ったら、酒だろうがカフェインだろうがジュースだろうが、

 

お茶やお水であっても、過度に飲まないことです!

 


「脾」は湿気(余分なお水)を嫌いますのでネ・・・。

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