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2019.11.04
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前回のお話し
前回述べたように、東洋医学の言う五臓六腑の一つである、小腸の腑、大腸の腑には、「左旋」「十六曲」という形態的特徴が付されている。
(『霊枢』腸胃(31)です。)
カテゴリ 五臓六腑
もちろん、実際に人体を解剖してみれば、小腸は左旋も16曲もしていない訳ですが、現代西洋医学的な現実的、写実的解剖学ではなく、
気一元論、太極陰陽五行論を前提とした、観念論的、機能的解剖学の”より完璧な”構築に腐心した古代中国、あるいは東アジアの医者たちとしては、
ここにどんな意味を込めたのか。
・・・昔から感じるけど、こういう問題に興味を抱き、気にするかどうかっちゅーのも、感性、センスという意味で、この医学を実践、ないし研究していく者にとっては重要かもしれない。
まず「左旋」からだけど、左旋ときたらまず思い浮かぶのが河図洛書の洛書だ。
河図洛書に関して、詳しい説明はここではしない(てか素人なんで出来ない(-_-;))けど、洛書では陰の動きは四隅における左回旋(2→4→8→6)であらわされる。
(アルテミシア『臓腑経絡学』p13)
つまり小腸の腑、大腸の腑における廻腸の「左回り=左旋」という形態的特徴の意味は、「陰の動き(収斂、収蔵、ある意味で成熟)」を表現しているのではないか、と、個人的には愚考している。
つまり形態的に「左旋」であらわされる「陰の場」である小腸大腸において、飲食物(水穀)は収斂、収蔵されていき、ある意味で「人体にとっては使い物にならない」二便が成熟していくわけだ。
(しかも左旋しながら上から下に動くわけだしね。(^^♪)
因みに、五藏六府の中で、奇恒之腑も含めて、回旋、螺旋のイメージであらわされるのは小腸の腑、大腸の腑のみだ。
(そのうち語りたいけど、この東洋医学的人体の”回旋・螺旋”の問題がまた、色々あって楽しい。(*‘∀‘))
カテゴリ 奇恒之腑 参照
・・・ではもう一つの特徴、「十六曲」はどうか。
五臓六腑では他にも、肝の七葉、肺の八葉、心系の四、三焦の三、脾・胃や心・心包や肝・胆や腎のニコイチなど、数字に拘って特徴づけられたような表現が散見される。
因みに、Wikipediaによると16の正の約数は1、2、4、8、16の5つだそうだ。
そして約数を「5つ」持つ数の中では「最小が16」であり、16の次は81だそうだ。
(もうこの、”最小”とか、”次が81”とか出てきただけで、ヨダレが。。。(笑))
また、約数の和と元の数との積が完全数になる3番目の超完全数であるそうで、1つ前は4、次は64だとか。
(これも、4とか64とか出てくるともう。。(゚∀゚))
数字、数術に詳しい読者の方、16そのものの数学的、数術的意味に関しては、まだまだ色々あると思うんで、ぜひ教えてください。<m(__)m>
・・・ともかく、「16」みたいに、易(河図)の言う生数(せいすう:1~5まで)と成数(じょうすう:6~10まで)を超えた二桁の数字が出てきたときは、
『黄帝内経素問 三部九候論(20)』に「天地之至數.始於一.終於九焉.」とあるように、そこに含まれる生数や成数の組み合わせで意味を考えて妄想したりしますが、
今のところ、小腸大腸の場合の「16」に内包されている意味は4✕4じゃないかな、と思っています。(私見)
「4(四)」は古代中国においては、代表的には地(陰)における東西南北の空間や、四時陰陽(四季)を示し、空間的広がりや、時間の循環を意味します。
(青土社『中国神秘数字』参照)
また、易(河図)の生数では「4」は「金」を意味します。
「五行」のはたらき 4 参照
脾の臓と胃の腑の協調共同作業(胃の受納腐熟、脾の運化昇清のコンビネーション)での結果としての未消化物を、正常な脾胃の働きを土台にしながら、
心腎の陽気の扶助、肝肺の疏泄昇発宣発粛降の扶助によって、滞りなく、完璧に近い形で精濁泌別、糟粕の伝導が行われるためには、空間的に十分な広がり(四方)と、
十分な時間的な有余(四時)を必要とし、最終的には魄門(肛門)からの排泄(死と再生)が待っていますので、この流れは陰の場(左旋)において行われないと。
小腸の腑、大腸の腑における「左旋」「16曲」は、あんな、ある意味で稚拙な蔵象図の中に、上記のような深い意味をサラッと込めているモノなのではないかと、今のところ愚考しています。
(読者の方で、これに関して他の御見解がある方、ぜひご教示ください。)
鍼灸臨床で、便秘や下痢を治療するときに、合谷や後渓や上廉や下廉を当たり前に使うことがありますが、上記のようなことを考えながらやると、
診どころや意識に変化が出てくる筈です。
澤田健による
「リウマチは小腸の熱だ。」
という発言の意味や、北辰会が後渓を使ってあらゆる病を治している現実なんかもね。
・・・ま、どうであれ、結果的に、腸の健常な左旋力、消化吸収に必要不可欠な空間と時間を調整するのではないかと思っています。
今のところ、そう考えています。(゚∀゚)
(因みに今回と前回の話はまったくの私見ですので、悪しからず☆)
2019.01.16
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
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毎日寒いですな。
毎年恒例で、インフルが暴れていますが、慌てず騒がず、粛々と鍼と養生で調えましょう。(^^♪
まずは防寒、防乾、そして鍼灸で心身を調え、あとはまあ、マスク、手洗い、うがいです。
(・・・俺はマスクしてねえけど、患者さんから咳を浴びせかけられることがあるので、しようかな。。(苦笑))
二十四節気では小寒から大寒に移ろうとしていますが、明日が土用の入りです。
2019年の冬の土用は1.17~2.3です。
土用とは四立(立春、立夏、立秋、立冬)の手前18日間のことで、四季それぞれの最後の18日間のことです。
夏の土用の丑の日にウナギを食べるのが有名ですが、四季それぞれに土用はあります。
今は立春の手前であり、「冬の土用」となります。
体感温度は寒いですが、患者さんの体を診ていると、僕的には微妙に春の気配を感じますね。
外感病であっても、それを考慮すると治りがいいようですな。(゚∀゚)
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2018.09.24
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最近、明らかに気候が変わってきた。
四季の変化は、微妙に変化する時と、ガッと明らかに変化する時がある。
今年の秋で言えば、夏真っ盛りで酷暑酷暑と世間が大騒ぎしていた7月末(立秋前)の時に、すでにうっすらと秋の風が吹いているのを感じた。
患者さんの体表にも微妙な変化があり、鍼も微妙に変えて対応していた。
今は秋分、もう冬に入りだしていると言ってもいい。
こうなるともう、ガッと一気に寒くなってくる。
こうなると、これまで通りの経穴や手法では立ちゆかなくなる症例が出てくる。
治療も微妙にではなく、ガッと変えないといけなくなる。
そこで最近、いくつか珍しい経穴を使った。
ある程度纏まったら、また吐き出そう。
鍼最高。
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2018.07.28
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これまでのお話
『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 3 参照
◆『黄帝内経素問』脉要精微論(17)における脈診に関する記載部分
長々と、勿体付けるかのように語ってきましたが、ここで『黄帝内経素問』脉要精微論(17)における脈診に関するポイント部分を抜き出しますと、
①診法常以平旦.
→脈は色々な外的条件の影響を受けにくい、夜明けに診ましょうね。
②夫脉者.血之府也.
→脈っつうのは「血が集まるとこ」だよん。で、その血を動かしているのは「気」だよん。
③四變之動.脉與之上下.以春應中規.夏應中矩.秋應中衡.冬應中權.
→四季の移ろいは、脈に反映されるよん。春はコンパス(規)のように丸く、夏はさしがね(矩)のように端正で盛んで、秋ははかり(衡)の様につり合いが取れており、
冬はおもり(権)のように安定しているよん。
④四時爲宜.補寫勿失.與天地如一.得一之情.以知死生.
→脈が四季の移ろいとマッチしている状態がいい状態なのよん。そのアンバランスを的確に見分けて、補瀉を間違わなければ、人の生き死にを仕切ることが出来まっせ―。
・・・④、スゴイっしょ。(゚∀゚)
(竹下が勝手に意訳☆)
続く
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2017.05.11
↑↑落雷現場と仏さん。
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前回のお話
◆四時陰陽に従う脈とは
これはもともと、『黄帝内経素問』平人気象論(18)に出てくる脈のお話です。
「平人」というのは健康人のことで、平人の脈には四季それぞれに応じてわずかな変化が現れるのが正常、と説きます。
具体的には、
春は微かに「弦(げん):新緑の弦のようにしなやかで長い脈」
夏は微かに「鈎(こう):大きな脈。鉤脈、洪脈と意味は同じ」
長夏(※)は微かに「耎弱(ぜんじゃく):弱々しい脈」
秋は微かに「毛(もう):浮いた脈」
冬は微かに「石(せき):沈んだ脈」
という脈状が現れる、と説きます。
((※)長夏については、日本では梅雨時期、秋雨の時期のことである。 by『内経気象学 P37』緑書房 橋本浩一)
この「微かに」というのがポイントや!と、昔から藤本新風先生はいつも仰います。
この「平人気象論」の話は、後の漢の時代に書かれたとされる『難経』にも受け継がれ、その「15難」にも出て来ます。
『難経』15難では「微かに」が削除されているのですが、削除するべきでない、というのが北辰会の意見です。
こうやって、いくら大古典であっても、100ゼロで丸呑みするのではなく、おかしいところはおかしい、という意見を持つこと。
非常に重要だと思います。
続く
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2017.05.10
↑↑落雷現場。恐ろしいですね。( ゚Д゚)
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先日、学生さんから質問をいただいたので、ちょっとまとめておきます。
◆胃の気の脈診とは
北辰会方式では「胃の気の脈診」という脈診法を行います。
これは、明代の名医、張景岳の言う「弦急脈」という考え方を、北辰会の藤本蓮風先生が、鍼灸臨床家の立場から再解釈し、
我々鍼灸師の臨床に使いやすいように新たに編み出した脈診法です。
東洋医学で「胃の気」という時は、基本的に「生命力そのもの」を指します。
北辰会方式では主にこの脈診法で、患者さんの胃の気(生命力)が活発なのか、そうでないのか(衰え気味なのか)を見極めています。
病気というのは、要は胃の気(生命力)が活発、旺盛でない状態。
治療が上手くいくと、胃の気が活発、旺盛になる。
それを見極めるのが「胃の気の脈診」です。
胃の気が活発、旺盛な脈には、色々な現れ方があるのですが、その中の一つに、「四時陰陽に従う脈」というものがあります。
これは、「春夏秋冬」の四季の流れが、脈にきちんと反映されているかどうかを見極める脈診法です。
長くなったんで続く。。
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2017.03.25
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これまでのお話
「伝統」とは何か。 4 参照
では続きいきます。
◆続、易の三義
中村天風先生と並んで、近代日本における東洋学の大家と言われる安岡正篤先生の『易と人生哲学』や、『易経講座』の中に、
易の三義について書いてあります。
(本によって書いてあることが微妙に違ったりします。。。(^_^;))
安岡先生は、易について、
「民族が極めて長い歳月を通じて得た統計学的研究とその解説」
と端的に述べ、その上で、易の三義である「変易」「不易」「簡易」を説きます。
(因みに後漢の時代の大儒学者である鄭玄は、”簡易”を筆頭に置いています。意味が深いように思います。)
ともかく、まず第一の「変易」ですが、これは読んで字のごとく「変わる」「変化」という意味です。
『易経』を英語で言うと『The Book of Changes』なんですが、自然界、人生というのは常に変化してやまないものなんですね。
自然界の四季、人生における生老死、水が潤す、火が燃え移り、焦がす、なんかのことですね。
『易経』は、その「変化」について書かれた書であると。
ですから「易」という字の意味は「変化」なんだと。
ただその根本には「不変なるもの」がある。
まあ自然界で言えば、春の後に冬が来ることはないとか、水には火が付かないとかです。
要は「原理原則」というものがある訳です。
変化するものの中の変化せざるもの、これを「易」のもう一つの意味、「不易」と言います。
安岡先生は、「不変」がなければ、「変化」という意識が生じることはない、と説きます。
人間の知恵が発達すると、変化のうちにある、不変の真理を探究し、それに基づいて、変化を意識していく。
そして、変化の原則に従いつつも、自ら変化していく、となります。
しかし、その宇宙万物の変化たるや無限、無窮であり、その意味では、その造化の働きは簡単、明瞭であると説きます。
(ここが分かりにくい!(笑))
ここを竹下的に簡単に説明しますと、まあ要は、変化してやまない自然界、人生、万物の変化(変易)の中に、一定不変の原理原則(不易)を見出し、
それを限りなく簡明に示した(簡易)ものが『易経』であり、その三つの意味が「易」の字義である、というワケです。
(僕はそう考えました(^_^;))
で、これを「伝統」と絡めて考えてみますと・・・、それは次回。(笑)
続く
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2013.01.28
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昨日、1月27日の日曜日は、秋葉原で行われた、(般社)北辰会関東支部定例勉強会に参加してきました!!
今回は、都合により午後からの参加となりましたが、午後は橋本浩一先生による特別3時間半講義、
「内経気象学基礎」
でした。
内経気象学については、このブログにも、何回も出てきています。
「内経気象学」を含む記事 参照
この日本で唯一の内容です。
(中国には似た研究があります。)
大変貴重かつ、先駆的な内容なのです。
現代において、気象変化が生体に与える影響を研究する学問を「生気象学」と言います。
ありとあらゆる最先端科学や統計学の力を結集して、気象がどう変化するか、それが人間にどういう影響を与えるか、盛んに研究されております。
あらゆる大学の教授が集まる、生気象学の学会で、橋本先生はなんと「内経気象学」を研究発表されました。
今後どうなっていくか、楽しみであります。
〇
しかし、いかに最先端科学を用いても、天気予報見てたって、現実によくハズレますよねえ・・・?(苦笑)
古代中国の東洋医学の医者も、四季の気候変化、日々の気象変化が、人体に影響を与えることは、当然気付いていました。
そして、天体観測、気象状況の観察から、独特の理論を考え出しました。
それが、「内経気象学」です。
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2012.06.22
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僕はあまり、漢方薬については詳しくない。
でも、興味はある。
どうしても仕事が忙しくて治療に来れない患者さんや、併用したいという方には、おススメする場合がある。
昔は、
「絶対に俺が鍼灸で治す!死んでも湯液なんかに頼るか!」
とか言ってた時期もある。(苦笑)
まったく、オコチャマの言である。
あらゆる角度から考えて、漢方薬と併用した方が有利なケース、というのは、厳然とある。
まあ、今にして思えば、そーゆーのを”職人のこだわり”だとカン違いして、やってたような節がある。(反省)
〇
ともかく、こないだ、とあるきっかけから知ったが、漢方家の間では、昼と夜で違う漢方薬を飲ませる、ということを、けっこうやるらしい。
鍼灸にも、「時間治療」なんてジャンルがあるほど、この医学は”時間”というものを意識する。
「因時制宜(いんじせいぎ)」という言葉があるように。
当然、昼夜では自然界の状況が違う。
四季もしかり。
それに応じて、人体の状況も異なる。
だから治療を変えなければならない。
同じ人で、同じ病気でも、昼と夜では、治療が違うはず。
それぞれの状況に応じた鍼をする。
スゴイ先生の治療をみて、ツボや置鍼時間だけマネしたって、すぐ頭を打つワケだ。
【参考文献】
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2012.01.22
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金曜日に、関東地方でも初雪が降りました。
幸い、道路に積もったり、交通機関が麻痺するほどではなかったので、往診事業部には影響は出ず、私もバイクに乗って元気に往診に出ました。
ここのところ寒い日が続いていましたので、ついに来たか!という感じでしたネ。
やはり寒いと、いわゆる「カゼ」をひく人が多いです。
寒さが原因で、神経痛や、五十肩が悪化するケースもあります。
これを東洋医学的にどう考えるかというと、「風邪(ふうじゃ)」と「寒邪(かんじゃ)」が合わさって、「風寒邪(ふうかんじゃ)」となって、
自然界の”邪気(じゃき)”として、健康な人体の”正気(せいき)”を脅かすからだ、と考えます。
そしてこれは、もともと、飲食の不摂生があったり、睡眠不足などからくる過労があったり、過度のストレスによる血行不良があったりする人は、
当然邪気に侵入されやすく、この「風寒邪」にももちろん侵入されやすくなります。
結局は普段の養生が大事だ、ということですな。
そしてその「邪気に入られた時のカラダの状況と、邪気の強さや種類」によって、結果的に呈する症状も経過も、千差万別、という訳です。
こういうことを前もって予測するのに、自然界の大きな動きを東洋医学的に把握しておくことは非常に有益です。
そこで重要なのが、(一社)北辰会、橋本浩一先生の
『内経気象学(だいけいきしょうがく)』
です。
これは大変膨大な学問で、抵抗のある人も多いんですが、専門用語の問題だけ慣れてしまえば、実は非常に論理的で分かりやすい学問です。
基本的には60年周期で、いついつの何年は土運太過だから、四季はこうなると予測できる、というモノですから、パソコンともよく馴染みます。
そこで橋本先生は、なんと内経気象学のPCソフトまで開発しております。
(スゴ過ぎる・・・!)
内経気象学リアルタイム 参照
常に先手先手を打った治療、また、大自然の大きな動きをも視野に入れた「壮大な」弁証論治が表現できてこそ、東洋医学なんだと思います。
・・・精進しなくては、と思います。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!2023.08.01
2023年 8月の診療日時2023.07.24
第53回、順天堂東医研に参加してきました!2023.07.23
(一社)北辰会関東支部に参加してきました!2023.07.22
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.07.21
第73回 日本東洋医学会に参加してきました!2023.07.01
2023年 7月の診療日時2023.06.12
(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!2023.06.11
(一社)北辰会本部会に参加してきました!!2023.06.10
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.06.09
第52回、順天堂東医研で喋ってきました!!2023.06.08
第14回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に登壇しました。2023.06.01
2023年 6月の診療日時2023.05.31
日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)について2023.05.30
生薬観察登山に行ってきました!2023.05.12
清明院のコロナ後遺症対応に関して