お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2015.08.25
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
明日から、東洋鍼灸専門学校での講義が再開します。。。
夏休みに入って、早一か月。
その間、清明院の移転の件で奔走してましたので、体感時間は一瞬でした。(苦笑)
学校で週一回講義があるとなると、やっぱり準備とか、色々と必要になってきます。
煩わしいようですが、仕方ない。
何度も書いているように、
「全くこの医学を知らない人に教える、それも分かりやすく教える」
ということが、自分自身の医学を強くすることにもなるし、学生さんと同じく、全くの素人である患者さんに説明するための練習にもなります。
近年は専門家相手に講義することもありますが、あれはあれで、細かい批判をもらうにはいい。
自分にない視点や知識や経験を持っている同業の先生なんて、ゴマンといますからね。
そういう先生方から、ご指摘、ご批判をいただくことも、結局は自分の臨床の高めることに繋がる。
僕はそのように考えて、あくまでも
「臨床のレベルを上げるために」
色んなところで講義をやらせていただいているつもりです。
でもまあ、自分の団体ではなく、人様の団体で、お金をもらってやっている訳で、迷惑かける訳にはいかないんで、学生さんとか学校とか学会の方から、
「お前の講義、つまんないから辞めろ」
と言われたら、すぐ辞めます。
明日にでも辞めます。
これも僕なりの最高の鍼灸の追求の一つの形であります。
闘いです。
・・・さて、そういう訳で明日から、再び、孤独な闘いに行ってきます。(笑)
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2015.08.22
2015.08.13
2015.04.16
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
私ごとですが、去年の夏あたりから、最強のミカンジュースの追求を始めていました。
2015.02.06
2014.11.05
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
これまでのお話・・・
肩こりと東洋医学
肩こりと東洋医学 2
肩こりと東洋医学 3
肩こりと東洋医学 4
では、続きいきます!!
◆「肩」という部位と日本人
ここまで、
1.中国も含む外国には、「肩こり」を示す適切な訳語がない。
2.よって、中医学にも、「肩こり」の治療に絶妙な考え方がない。
3.そこで、「肩こり」という現象は日本人独特なのか、という疑問が生じるが、そうではなく、日本人が「肩こり」を過剰に意識し過ぎるから、
よく問題になるのではなかろうか。
4.日本人が「肩こり」を過剰に意識するものだとすれば、そこには色々な原因が想定できるが、文献調査や論文から、一つの仮説として、
江戸期の日本人の社会状況や、「滞り」という病因への意識、按摩の流行などが考えられる。
という流れで話を進めてきました。
さて今日は、
”では日本人の「肩」への特別な意識とは、具体的にどういうところに現れているか”
というお話です。
肩こりと東洋医学 3に書いたように、夏目漱石、樋口一葉あたりが「肩がこる」「肩がはる」という表現を使っていますが、この時点では、
まだ「こる」「はる」というように、”動詞”でした。
これが「肩こり」という名詞として、あたかも”病名”のようになりだしたのはいつごろか、という観点があります。
名詞化されることによって、一つの病名のようになっていくんですね。
「頭が痛い」は「頭痛」に、「熱っぽい」は「発熱」にと、名詞化されることによって、認識が明確化する側面があるのです。
それによって、医者にも患者にも、さらに意識されるようになる。
この辺の話は、立川昭二氏の『からだことば』が参考になります。
「肩こり」という名詞的な使われ方は、志賀直哉(1883年(明治16年)― 1971年(昭和46年))の『暗夜行路』あたりには出て来るようです。
(直子と要の不貞の名シーンですね。)
〇
日本語には他にも、
「肩の荷が重い」
「肩書き」
「肩たたきに遭う」
「肩で風を切って歩く」
「肩をいからせて」
「肩のこる話」
「肩の力を抜いて」
「肩ひじ張らずに」
などなど、”肩”は、緊張や責任、権威や男性らしさの象徴としての、様々な言葉があります。
このように、名詞化されたり、日常生活で使われる言葉になったりすると、暗示効果があるのか、ますます”そういうもの”として意識されだす面があるのです。
そして、意識したところに、気血は集まる。
したがって、そこに気血が滞りやすくなる、という訳です。
江戸時代に(・・まあそれ以前からあったのかもしれないが)、肩こりというものが多くの国民に意識され、様々な過程を経て、現代にいたります。
その流れの中で、「肩」という部位と、日本人のメンタリティーが大きく関わり、医者からも患者からも盛んに「部位的に」意識され、結果的に、
ごくありふれた不快な症状として、全国民に広まっていったんじゃないでしょうか。
続く
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2014.11.03
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
これまでのお話・・・
では、続きいきます!!
◆肩こりは日本人のみ!?
前回、英語では肩こりに相当する訳語はなく、中医学の分類においても、イマイチ的確な概念がない感じがする、というお話をしました。
実はフランス語や、ドイツ語にも、なかなかいい訳語、概念はないようです。
ではいよいよ、この「肩こり」という、実にありふれた症状は、日本人のみのものなのか!?という思いがよぎります。
これに関して、栗山茂久という先生が、『歴史の中の病と医学』という書籍の中で、「肩こり考」という論考を述べており、非常に参考になるので紹介します。
もともと、「肩がこる」という言葉(動詞)は、夏目漱石の『門』が初出だったそうで、他には5000円札の樋口一葉の作品の中にも
「肩がはる」
と出て来るそうですが、明治以前の文献にはこの表現はみられないそうです。
しかし、「肩がこる」ということを示しているのであろうと思われる言葉であれば、江戸時代の諸文献にもみられるようです。
江戸時代の文献では、「肩凝り」のことを「痃癖(けんぺき)」と呼んでいたようですが、この「痃癖」という病名は、もともと中国では、
「脇腹が弓の弦のように突っ張って痛むもの」
という意味だったようで、我々が言う”肩こり”とは、全く異質のものでした。
これに関して、なぜこのような誤用がなされていったのか、というところで、栗山氏は、当時の社会状況を挙げています。
徳川幕府は100年以上戦乱のない平和が続き、安逸な状態が続いていたこと、また、士農工商という身分制度がキッチリと分類され、経済的にも
”スムーズな循環”
が重要視される社会構造だったことから、
”そのスムーズな循環が滞る”
ことを非常に「悪」と意識する土壌があったのではないか、と考えておられます。
安逸も、結局は気の滞りを助長しますしね。
江戸時代に『養生訓』というたいへん有名な本を書いた貝原益軒(1630-1714)も、病の主たる原因として、
「虚」と「滞り」
を挙げております。
また、江戸時代のたいへん有名な医師である後藤艮山(1659-1733)も、「一気留滞説」を掲げ、その門人である香川修庵(1683-1755)も、
その主著である『一本堂行余医言(いっぽんどうこうよいげん)』の中で、一巻で総論を述べた後に、二巻では滞りの病である「癥(ちょう)」について述べています。
(貝原益軒、後藤艮山、香川修庵についても、そのうち紹介しましょう。)
当時の医者たちが、いかにこの「滞り」に注目していたかがよく分かりますね。
人体における万病の元としての「気の滞り」に着眼すると、その身体表現としての「肩こり」に自ずと注目するのは、イメージとしてよく分かります。
(まるで現代ですよね)
当時の日本人にとっては、そういう社会的な状況が背景にあり、「痃癖」の、”弓の弦のように張った”という表現が、身体感覚としてしっくりくるのは、
いわゆる日常的な「肩こり」だったのかもしれませんね。
続く
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2014.09.22
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
なかなか収束に向かわない、デング熱ニュース。
2014.09.04
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こないだ、代々木公園の蚊でデング熱!?という記事を書きました。
2014.09.03
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
短かった夏休みも終わり、今日から東洋鍼灸専門学校での講義が再開しております。。。
今日は
「鼻閉・鼻汁」
について喋ってきました。
清明院では結構多い、”鼻”関係の症状の御相談。
一番多いのは花粉症等のアレルギー性の鼻炎ですが、他にも蓄膿症など、色々な相談を受ける場合があります。
こういった慢性の鼻症状に対して、鍼灸治療は症状緩和に大変有効であるけれども、これの完治を目指すとなれば、実はなかなか大変なのです。
〇
頭面部には、7つの穴があります。
即ち2つの目、2つの耳、2つの鼻、1つの口です。
これを東洋医学では”七竅(しちきょう)”と呼んだりします。
(因みに、この七竅にさらに肛門と尿道を加えて”九竅(きゅうきょう)”という場合もあります。)
これらはどれも非常に特殊な器官でして、それぞれ非常に特殊かつ重要な機能が与えられております。
これらが病んだ場合、非常に繊細な器官であるせいか、局所に十分に気血を巡らせても、関連する臓腑の不調和を正しても、なかなか動きが鈍い場合が多いように思います。
一度悪い状態で安定してしまうと、戻すのに非常に手間がかかる組織、という印象ですね。
だから早めに手を打つことが重要です。
まあ、時間が経ってしまった場合でも、症状の除去だけでなく、腰を据えて一定期間キチッと治療すると、いい結果が得られることが多いと思います。
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ