東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「肺胃不和」という証 2

2018.08.20

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前回のお話

 

「肺胃不和」という証   参照

 

 

 

◆肺胃の活力のもとは?

 

 

肺胃の活力のもとは主に陰液(津液)と言っていいでしょう。

 

 

まあ平たく言えば、生理的に必要なお水です。

 

 

これが枯れると、問題が起こります。

 

 

それを「津傷(しんしょう)」とか、「液虧(えきき)」と呼んだり、さらに水液の不足から熱を持った状態になると「陰虚(いんきょ)」と呼んだりします。

 

 

また、さまざまな原因によって、肺胃に熱が籠った場合でも、相対的に津液が虚損して、病変を起こします。

 

 

これを「肺胃鬱熱(はいいうつねつ)」と呼んだりします。

 

 

・・・で、これらの病理状態にならないために、肺と胃の間には、肺の津液が胃を潤し、胃の津液は肺を潤す、という互助関係があります。

 

 

この互助関係が、様々な原因で破綻し(不和を起こし)、肺胃の重要な生理作用である「粛降、和降」が果たせなくなった時に、一つには咳が出たり痰が出たりします。

 

 

食欲不振や酸っぱいものが上がってきたりといった、現代医学的には「逆流性食道炎」のような症状が出ている患者さんも多いです。

 

 

本来下らなくてはならないものが、上がってきてしまうわけですね。

 

 

こういったものを「上逆症状」と呼んだりします。

 

 

こないだ、「逆流性食道炎+咳喘息」と病院で言われた、と仰る患者さんがいました。

 

 

逆流性食道炎の炎症を抑える薬をもらったら、咳が楽になったとおっしゃっていました。

 

 

こういうことを書くとすぐ、

 

「西洋医学の考えと東洋医学の考えが一致してる!統合可能だ!!わーい!(゚∀゚)」

 

とか騒ぐ人がいますが、実はそんなもんじゃないです。

 

 

こうやって、西洋医学と東洋医学が部分的にクロスオーバーすることはあります。

 

 

・・・ありますが、だからと言って同じ物差しで語ることは出来ません。

 

(方便としてはいいけどね)

 

 

残念ですが。(笑)

 

 

 

続く

 

 

 

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婦人科と呼吸器科の関係

2018.08.19

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婦人科疾患と、呼吸器疾患を同時に持っている患者さんも少なくない。

 

 

患者さんは、西洋医学の婦人科で薬をもらい、呼吸器科で別の薬をもらい、なかなかコントロールできなくなると、ようやっと清明院に来る。

 

 

こういう患者さんをよく診ます。

 

(苦笑・・・最初の段階で来てくれれば、どれだけ楽か。。。)

 

 

これ、東洋医学的には、症状や場所が違うだけで、同じ病気であると考えられることも少なくない。

 

 

・・・で、よーく診たてて、吟味した経穴に一本鍼をすると、両方とも良くなったりする。

 

 

いやーたまらんね、東洋医学、鍼灸は。(゚∀゚)

 

 

かつて、2002年に中国でSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行し、多くの死者も出て、かのスペインかぜの様に大流行し、パンデミックを起こすことが危惧された時、

 

広州中医薬大学の鄧鉄濤(とうてっとう)先生が、東洋医学で立ち向かったという話を以前書きましたが、この時に鄧鉄濤先生が使った「仙方活命飲(せんぽうかつめいいん)※」という薬は、

 

主に癰瘍毒(ようようどく:キツイ炎症を伴うオデキ)の薬です。

 

東西医学によるSARSバトル   参照

 

(ちなみにスペインかぜの時も、日本では日本人の漢方家である森道伯先生が大活躍した話がありますね。これもそのうち書きましょう。)

 

※仙方活命飲・・・『校注婦人良方』が出典。効能は清熱解毒、消腫潰堅、活血止痛。主治は癰瘍腫毒初起。金銀花・陳皮各9、白芷・貝母・防風・赤芍・当帰尾・甘草・皂角刺・穿山甲・天花粉・乳香・没薬各3

 

 

また、知り合いの漢方家の先生に伺うと、五味消毒飲(※)などもオデキの薬ですが、これを用いて呼吸器疾患婦人科疾患を治す、なんてことも普通にあるようですね。

 

※五味消毒飲・・・出典は『医宗金鑑』、効能は清熱解毒、消散疔瘡、主治は各種疔毒、癰瘡癤腫。金銀花15、野菊花・蒲公英・紫花地丁・紫背天葵子各6

 

 

因みに、

 

「オデキの薬で、なんで肺炎が治るのか」

 

という問題に関しては、北辰会機関誌『ほくと』57号にて蓮風先生が解説して下さっているので、そちらをぜひ参照してください。

 

 

 

 

呼吸は、律動性が大事。

 

 

月経も、律動性が大事。

 

 

それが乱れないのをもって、良しとする。

 

 

この律動性が、色々な臓腑経絡の働きで担保されている。

 

 

また、呼吸器は、ある意味常に、外界と接している粘膜。

 

 

女性生殖器も同様に、常に外界に接している粘膜。

 

 

肺は鞴(ふいご)のように袋状の形態、女子胞(子宮)は、懐胎するために袋状の形態。

 

 

どちらも大きく伸縮します。

 

 

肺の臓の隣(下)には、陽臓である心の臓がある。

 

 

女子胞の隣(上)には陰臓である腎の臓がある。

 

 

また、呼吸器は体幹の最も上部に位置し、女性生殖器は体幹の最も下部に位置する。

 

 

働き、形態が似てて、位置的には上下の陰陽。

 

 

この上下の気の交流も、色々な臓腑経絡の働きで担保されている。

 

 

肺の臓がある上胸部には、宗気のもととなる天空の清気が充満しており、女子胞がある下腹部には、胎児を妊養するための陰血が豊富に充満しています。

 

 

この意味でも、気血の陰陽。

 

 

機能的、形態的には相似性があり、位置的、環境的には陰陽関係にある。

 

 

これらが、同じ考え方で治療できる。

 

 

冒頭で述べた、オデキの治療と同じように、「内から外へ」と邪熱を誘導、発散させて治すのが、常套手段、ということ。

 

 

・・・まあ何て言うか、東洋医学最高。(゚∀゚)

 

 

 

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ヨモギ茶と麦茶の違い

2018.08.18

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こないだ、更年期障害様ののぼせとめまいで、数年前から定期的に通院されている患者さんが仰った。

 

 

この2,3年は、長いこと安定していたが、今年の夏前くらいから、軽いものの、少しメマイが出ているのが気になっていた。

 

 

やや怪訝に感じながら治療をしていたんですが、ある日、

 

「ヨモギ茶をやめて、麦茶に変えたら、ずいぶん調子いいみたい。」

 

と仰った。

 

 

この瞬間、

 

「あーなるほど!!チェックしとけば良かったーー!!!」

 

と、僕は思ったんですが、さあこれ、鍼灸師の皆さん、意味、分かりますか?

 

 

この患者さんに何が起こったか、即座に予測できますか??

 

 

ヨモギの生薬名は「艾葉(がいよう)」です。

 

 

性味は「苦・辛・温」、帰経は「肝・脾・腎」、効能は「散寒除湿・止痛・温経止血・袪湿止痒」、禁忌は「陰虚血熱」です。

 

 

まあ要するに、深い部分を温め、冷えによる痛みを止める効果がある訳です。

 

 

ポイントは「陰虚血熱」のものには禁忌で、冷茶として飲んだとしても、性質的には温める作用が強いことを意味しています。

 

 

「ヨモギ茶」というのは、ヨモギの煎じ液のようなものですね。

 

 

ヨモギの葉っぱを完全に乾燥させたものを、香りがたつまで炒ってから煎じるようです。

 

 

そして「艾葉」は何といっても我々にとって重要な、「お灸」の原料であります。

 

 

お灸は、ヨモギの葉の裏にある線維から製造します。

 

 

我らが東洋医学が、陰の治療が鍼(金属)だとすれば、陽の治療には灸を、そしてその素材として、数ある植物の中から、ヨモギを選んだんですから、

 

温める作用は相当強く、確かである、と考えていいでしょう。

 

 

それに対して、麦茶はどうかと言うと、「大麦」の種子を煎じたものであります。

 

 

大麦については以前書きましたが、生薬名としては「麦芽(ばくが)」と言われ、種子を発芽させた状態で使うようです。

 

「麦飯」ってどうでしょう?? 3  参照

 

 

これは性味は「甘・平」、帰経は「脾・胃」、効能は「健脾開胃・行気消食・舒肝・回乳(母乳の出をよくする)」、注意点は「回乳に働くので、授乳期」とあります。

 

(母乳が出過ぎちゃう可能性がある、ってことかな。)

 

 

・・・まあ要は、脾胃を調え、気の巡りをよくするものと思っていいと思います。

 

 

麦茶が冷やすのか、温めるのかについては、色々な考えがあるようですが、麦茶の製法については発芽した種子ではなく、種子そのものを水洗いして、

 

乾燥させたものを軽く焦げ目がつくまで炒って、それを煮出すようです。

 

 

ですので、寒熱についてはなかなか複雑です。

 

 

以前書いたように、「種子」を食べる、と考えれば陰分が強いかな、と思うが、それを乾燥させてしかも炒ってある、しかもそれを煎じた液体を飲む、

 

という話なので、陽に思いっきり傾けた種子を煎じた液体、と、思えます。

 

 

そいでまた、それをキンキンに冷やして飲むと美味いという。。。

 

(苦笑・・・まあ、”陰的な作用(気味)”のみを抽出した液体、と考えてもいいのかもしれませんね。)

 

 

寒熱に関してはそのように、微妙に調整してあるので、温めるとか冷やすという効能よりも、脾胃を調整する、気の巡りをよくする、ここが麦茶のいいとこでしょう。

 

 

・・・と、このように考えていくと、熱証の人が夏場にヨモギ茶を飲むよりは、麦茶の方がはるかに良さそうだ、となるわけです。

 

 

冒頭の患者さんは、私の診立てでは思いっきり陰虚で熱証(+大いに湿痰)です。

 

 

こういうことがあるので、患者さんが日々良かれと思って飲んだり食べたりしているモノには、注意を払わなくてはなりませんし、こちらから先手先手を打って誘導しないといけません。

 

 

 

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(一社)日本東洋医学会に参加してきました!

2018.08.07

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8.5の日曜は、宮城県仙台市、東北大学で行われた、(一社)日本東洋医学会に参加してきました!!

 

 

今回の内容は

 

「漢方医学教育協議会@東北」

 

ということで、

 

「医学部における東洋医学教育を今後どうするか」

 

というのがテーマでした。

 

 

もちろん、僕は医学部での東洋医学教育に関しては、全くの部外者で、当事者ではないんですが、(一社)北辰会や、いくつかの鍼灸専門学校や、このブログ上で、

 

かれこれ10年くらい、しつこくしつこく、東洋医学の重要性、必要性を説いている立場上、個人的に興味のあるところなので、聴いてきました。

 

 

会場に入って、まず感じたのは、

 

1.重要なテーマなのに、人数が少ない

 

2.年配の先生が多い

 

3.会場が綺麗(東北医大、やっぱデカい)

 

これでした。(苦笑)

 

 

1日通しての感想は、やはり東洋医学の教育サイドには、優秀でアツい先生は単体ではいても、それが全体的な、大きなうねりにはなっていないのを感じました。

 

 

内容としては、まあ僕が正確に聴けていれば、の話ですが、まず現状において、全国に医学部が82校あって、その中で、東洋医学に関するカリキュラムは、

 

最低で4時間(240分=90分+90分+60分)入れることになってはいるが、各医学部によって、内容や分量はマチマチで、中には三潴忠道(みつまただみち)先生のいらっしゃる福島県立医大のように、

 

20時間以上組み込まれてあり、しかも実技(腹診や脈診、漢方を煎じるなど)の実習まである学校もあれば、講師の不足や、予算の問題などで、

 

鍼灸については(漢方についてもなのかな?)全く実施出来ない学校もあったり、そもそも最低限必要な内容(共通カリキュラム)というのが定まっていないため、

 

学校によって、講師によって、やっている内容も分量もバラバラ、従って国試にも出題されない、と、まあ問題山積のようです。

 

(これで、国試を通って医師にさえなれば、漢方が処方でき、鍼が打てるというのだから、恐ろしい以外の何物でもないです。。。)

 

 

・・・で、この現状を少しでも改善、打開するために、まずは基本となる共通カリキュラムを作ろう、ということで、2015年から聖マリアンナ医大松田隆秀教授を中心に、

 

「漢方医学教育協議会」という協議会を立ち上げており、今回は、基本となる講義のひな形を作ったので、それを発表してみる、という試みの会だったようです。

 

 

で、90分の講義を二つと、60分の講義を一つ、拝聴いたしました。

 

 

具体的内容については、まだ協議中であり、今回のはあくまでもたたき台、とのことなので、ここでは伏せます。

 

(講義の中に”鍼灸”の文字があったので、若干ホッとはしました。(苦笑))

 

 

で、最後に各大学の先生方での総合討論がありましたが、ここでの問題は、大きくは講師不足の問題、予算の問題、でしたかね。

 

 

でもここで感じたのは、何年経っても東洋医学の基本は変わらない訳だから、予算の問題で講師が呼べないのであれば、座学講義についてはEラーニングを大いに活用すればいいと思うし、

 

鍼灸についても、既存の鍼灸学校や鍼灸師会、煎じの実習なんかは薬剤師会や、薬剤師の先生方の中で東洋医学の勉強、実践を行っている団体等に声をかければ、

 

全て解決という訳にはいかないにせよ、何とかなることも多いように感じました。

 

 

そういう、すぐに依頼できるような横の繋がり、相互関係、スキームが、まだまだ十分に構築されていないように感じましたね。。。

 

 

・・・まあ正直、僕自身の経験から言えば、いっぱしの漢方医、鍼灸医になろうと思ったら、毎日、東洋医学の勉強と臨床をビッチリやって5~10年はかかると思います。

 

(少なくとも鍼灸は間違いなくそうです。)

 

 

だから、もし国民のために本気で東洋医学振興をやるなら、東洋医学専門の医学部、東洋医学専門の病院を作らなきゃいけないぐらいが本当なんだと思いますが、

 

それは非現実的でしょう。(苦笑)

 

 

明治政府の漢方医学廃止政策が、まあ今でもこうやって生きてるわけです。

 

 

・・・と、嘆いていても始まらないので、じゃあ出来る範囲で、西洋医学一辺倒の医学部の中で、キチッとした東洋医学を、まずは教育しましょう、

 

そのために皆で知恵を出しあいましょう、ということな訳ですから、この動きは、一先ずはいいんじゃないかと思っています。

 

(ただ、鍼灸師、薬剤師も、もっと巻き込んだ方がいいとは思いましたが。)

 

 

あとは時間をかけて、世界情勢も鑑みながら、徐々に徐々に医学部内での東洋医学に関する法定のカリキュラム数を増やして、やがて医師国試にも出るようになれば、

 

学生の側にも、真剣に学ぶものが増えるでしょう。

 

 

まあ仕方ない、こうやって地道に進めていく他ないよね。

 

 

これはまだまだ一生かけて、開拓しがいのあるところだなーと思いましたね。(゚∀゚)

 

 

あと個人的には、「漢方医学」教育協議会じゃなくて、「東洋医学」教育協議会にして欲しいと思いましたけど。。。

 

(意図的に鍼灸が蚊帳の外に置かれているような感じがしますんで。。)

 

 

そもそもが狭い中で、さらに分離しててもしゃーないっしょ。

 

 

 

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シップ貼っていいですか?

2018.06.23

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患者さんから問われる。

 

「シップ貼っといてもいいですか?」

 

と。

 

 

僕は大体いつも、

 

「カブレないなら、貼っといてもいいよ。」

 

と答えるようにしています。

 

 

鍼灸学校時代、

 

「シップには、”貼ってあるところを患者が意識する”というくらいの効果はある。」

 

と仰った先生がいました。

 

(因みに、患部を意識することが良い場合と、悪い場合がありますね。)

 

 

また、柔整学校時代、有名な整形外科の院長先生が、

 

「ウチみたいな町医者は、シップとかぜ薬で何とかもっている。」

 

と仰ったこともありました。

 

 

患者さんにとっては、お守り的な存在ですらある、「シップ」「トクホン」

 

永田徳本という人物  参照

 

 

上記を色々忖度して、現在では冒頭のような回答に至っています。

 

 

因みに”大体は”です。

 

 

イレギュラーパターンを言い出したらキリがないので。。。

 

 

 

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国際疾病分類(ICD-11)、ついに公表。

2018.06.20

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2018年6月18日(月)、ついに厚労省のHPで、国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)が公表されました。

 

こちら 参照

 

 

これは、WHO(世界保健機構)が約30年ぶりに改訂したものです。

 

 

厚労省のHPにも明記されていますが、当然、これを受けて今後、日本の医療現場でも対応が求められます。

 

 

今回の改定で一番画期的なのは、伝統医学の章が新たに追加されたことです。

 

第26章 伝統医学の病態―モジュールⅠ 参照(英文))

 

 

ICDについては、これまでも何度かこのブログで触れてきました。

 

国際標準化の流れ

産経新聞にこんな記事が。

今日明日は東方医学会へ     参照

 

 

単純に、東洋医学、伝統医学が医学医療として世界に認められた証拠となるから喜ばしい、という意見や、このままこれが進んでいって、ゆくゆくは

 

「疾病分類→治療法(その有効率も含めて)」

 

と、西洋医学のようにガイドライン化されていくと、東洋医学的な治療の多様性、独自性が無くなっていくんじゃないかという懸念とか、

 

術者個人個人の技術力の問題はどうする!?という疑問とか。。。

 

 

・・・まあ、色々な見方はあるでしょうが、今回のICD改訂で、一応、世界の医療の基準を作成している機関(WHO)が、国際的な疾病分類に、

 

伝統医学の考え方を導入したということは、我々のように、医学、医療としての自覚をもって鍼灸(伝統医学)を行っている者にとっては、

 

素直に喜んでいいんじゃないかと思います。

 

(特に日本人はね。)

 

 

明治維新以来、過去の遺物扱いを受けてきた日本の鍼灸漢方が、150年経って、徐々に徐々に、もともとの、国民の正当な医学医療の一つとして復権しつつある流れの一つ、

 

と捉えて、まずはいいんじゃないでしょうか。

 

 

あとは、伝統医学の実践者サイドに、これをうまく利用しながら、自分たちのやっていることの有用性、有効性を国内、世界にアピールできる能力があるかどうか、

 

というところが問われてくるんだろう、と思います。

 

 

もしその能力がなければ、次の30年後、ICD-12では、伝統医学の章は普通に削除されるでしょう。(苦笑)

 

 

あるいは、中国の中医師、韓国の韓医師、日本の医師にはその能力があっても、日本の鍼灸師や薬剤師にはそれが無理、ということになれば、

 

日本では鍼灸師から鍼灸を取り上げて、薬剤師から漢方薬を取り上げて、医師の許可制にするとか!?

 

 

あるいは既存の資格の上に新たに資格を作るとか!?

 

 

まあ、東洋医学をやっている医師が増えるのは良いことですし、今後は、医学部でのカリキュラムにも、徐々に東洋医学のコマが入ってくることでしょう。

 

(なかなか難航しているようですが)

 

 

では薬剤師(薬学部)、鍼灸師(鍼灸学校)での教育はどうなるのか。

 

 

果たして、日本の東洋医学の担い手、東洋医学的な疾病分類の治療者たりえるのか。

 

 

現場をどう、法整備していくのか。

 

 

日本国内では、この辺が問題になってくるでしょうね。。。

 

 

中国、韓国からは、恐らくどんどん、この疾病分類に基づいた論文なり研究なりが、陸続と出てくるでしょう。

 

 

向こうは、国がきっちりと東洋医学、伝統医学をバックアップしていますしね。

 

 

漢方と鍼灸だって、使い手を分けてない。

 

 

マンパワーも予算も、圧倒的でしょう。

 

 

・・・で、日本はどうなるでしょうか。(゚∀゚)

 

 

日本の伝統医学、東洋医学の中枢部の人たちや、国家国民の医療を、制度も含めて差配する、エライお役人の人たちが、これを受けてどうするのか、

 

僕のような一般国民には知る由もないです。

 

 

何を目的、目標とし、どういったdoプロセスを描いているのか。。。

 

 

・・・ま、僕個人的には、普段通り臨床をやりながら、この疾病分類に基づいた(意識した)、伝統的鍼灸治療の症例でも、これまで通り、

 

粛々と出し続けようかな、と思っています。

 

 

ブログで言いたいこと言いながら。(笑)

 

 

少しでも多くの患者さんが、伝統医学で救われるようにと、願いながら、ね。

 

 

・・・今後、どうなろうが、僕のその活動の邪魔だけは、勘弁してほしいナー。。。って感じぐらいですな。(*‘∀‘)

 

 

 

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マイナス感情の影響を受けないようになるためには

2018.06.10

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こないだ、患者さんから問われました。

 

「マイナス感情が、体に影響しないようにするにはどうしたらいいでしょうか?」

 

と。

 

 

日々生きていれば、怒りや悲しみ、憂い、恐れ、驚きなどのマイナス感情に襲われまくります。

 

カテゴリ 七情(感情) 参照

 

 

人間は生きていればこれら、ポジティブな感情、ネガティブな感情、あらゆる感情が起こるのが当たり前です。

 

 

東洋医学は「心身一如」ですから、こういった様々な感情は、常に体に影響を及ぼします。

 

 

それが普通です。

 

 

ただそれが過剰や過少になった時に、体に好ましくない影響が出る場合があります。

 

 

これが長期化すると、東洋医学的に診て、難しい病気になったりすることが多々あります。

 

 

この悪影響を最小化するには。

 

 

身体を調えることです。

 

 

それに尽きます。

 

 

鍼灸、漢方、養生です。(゚∀゚)

 

(まあこの養生の中に、”精神修養”も入れていいんじゃないかな、と思いますが、これはまた、なかなか難しい。)

 

 

それで、どうにもならなかったら、外科的な切った貼ったや、西洋薬での数値コントロールもやむなし、というケースもあるでしょう。

 

 

でも、原病巣を取っちゃったとか、数値をコントロール下に置いたとかいうのは、「治った」ということとは違うと思います。

 

 

 

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全日本鍼灸学会に参加してきました!! ⑤ 総括

2018.06.09

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これまでのお話

 

全日本鍼灸学会に参加してきました!! ① 午前編(京大武田教授、立命館齊藤教授)

全日本鍼灸学会に参加してきました!! ② 午後編1(新風先生講演)  

全日本鍼灸学会に参加してきました!! ③ 午後編2(女性鍼灸)  

全日本鍼灸学会に参加してきました!! ④ 全日の歴史   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆全日に初参加してみて 総括

 

 

人が多いです。

 

(笑・・・いいことですが、人ごみに酔います。)

 

 

あと、サブ会場が大学だったこともあってか、なんかこう、

 

THE 学校!学生!学校教員の先生!!

 

って感じの雰囲気をすごく感じました。

 

(まあ、それも別にいいんだけども。)

 

 

内容的には、行く前は全日と言えば、なんだか西洋医学的鍼灸の話ばっかりで、僕なんかが行ってもチンプンカンプンなのかと思っていましたが、

 

僕が聴いた講演は全然そんなことはなく、どれも非常に聴きやすかったですね。

 

(もちろん中には、そういう内容の講演もあったんじゃないかとは思いますが。)

 

 

色々な先生に話を聞いていると、「学会」というのは、前回書いたように

 

「文科省が認可している公益社団法人」

 

だとか、

 

「学会誌が医学雑誌として登録されている」

 

とか、そういう「格」のようなものが重視される世界のようです。

 

 

学歴、学位(博士>修士>学士>専門士>高卒>中卒・・・で、博士の中にもまた色々ある、みたいなね)のヒエラルキー世界と、なんか似ていますね。(笑)

 

 

正直、僕はそういう、”権威ピラミッド”みたいな世界、昔からイマイチ苦手です。。。

 

(笑・・・すぐ逃げ出したくなる~☆)

 

 

ただ、いくらそんなん言っても、日本の医療界全体を見たときに、西洋医学と比較したら、東洋医学、鍼灸漢方のプレゼンスはまだまだ低いんじゃないかと思います。

 

(特に鍼灸!受療率5%!!)

 

 

・・・であれば、全日も、伝統も、東洋医学会も、その他各流派や勉強会も、「学会」としてはまずは全部一本化したらいんじゃないか?

 

 

全日は西洋医学的鍼灸、伝統は東洋医学的鍼灸、東洋医学会は医師が中心で漢方薬中心。

 

 

こうやって、ヤマメとイワナみたいに棲み分けてると、あまり波風が立たない。

 

 

でも半面、マンネリ化しねえ?

 

 

波風が立つのがいいと言っているのではなくて、意見の違う先生や、団体同士の、建設的で活発な意見交換が起きやすい状況にした方が、業界が活性化するんじゃないか?

 

 

今や、北辰会だけでなく、東洋はり医学会など、これまで

 

「鍼灸の一流派」

 

と言われてきた団体が、数百人規模にまで大きくなり、それぞれに法人格を持っている時代。

 

 

学会は一本化して、そういう各団体を統べるようにした方が、結果的には人数も増えて、役者も増えて、バラエティーも増えて、論文数っも増えて、

 

結果的に社会における声がデカくなって、結果的には学会としての「格」が上がるんじゃないか??

 

 

・・・というのも、少し思いました。

 

(もちろん、これは学会運営に携わってない者だから言える、無責任発言ですけどネ☆(゚∀゚))

 

 

また、僅か数千文字の論文や、数分の発表では、なかなか臨床現場で日々起こっている、エグイ事実を伝えきることは出来ない、とも思います。

 

 

なので、臨床家を自認する人は、何よりやっぱり現場。

 

 

目の前の患者、臨床事実、絶え間なき実践と学問。

 

 

これこそが大事。

 

 

・・・でもまあ、その事実をより多くの人に知ってもらうため、後世に残すため、たまには学会でアウトプットもしないと、という考え方も分かりますが、

 

学会発表のために臨床をやっている訳ではない。

 

 

なので学会発表ばっかりに、あまりカンカンになるのも違う。

 

 

僕らの日々の診療活動の「目的」は患者の心身の健康への寄与、ただ一つ、学会発表はその事実を世に問う「手段」であったり、目的遂行の過程で起こる諸問題解決のための「問題提議」です。

 

 

手段と目的が逆転したら上手くない。

 

 

全日の翌日、藤本漢祥院の研修で、蓮風先生と少し、そんな話をしました。

 

 

・・・とまあ、色々得るところ、考えることの多い、実りのある学会参加となりました。(*‘∀‘)

 

 

おわり

 

 

 

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2018 中国研修 ④ 病院研修初日

2018.05.13

DSC_2332.JPG

 

 

↑↑天津中医薬大学附属病院。デカいです。「脳病 骨傷中心」とあります。

 

 

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これまでのお話

 

2018 中国研修 ① 第一印象

2018 中国研修 ② 観光地を回ってみて    参照

 

 

5.7はいよいよ今回のメイン、病院研修でした。

 

 

朝から天津中医薬大学附属病院に行き、手続きをして、診察室へ。

 

 

この病院は近々移転するらしく、現状は建て増し建て増しを繰り返したのか、やや訳の分からない作りになっており、中でかなり迷いました。

 

 

移転後はドーンと綺麗になるんでしょうねえ。。。

 

(最後の様子が見れて良かったです。)

 

 

1日目の担当先生は、女医さんである孫玲(そんれい)先生

 

 

20180509_221453.JPG

 

 

↑↑優しい雰囲気の孫先生。でも鍼はイカツイです。(笑)

 

 

これまでの旅で、本国にいる中国人には、押しの強い、態度の悪い人しかいないのかと思っていましたが(苦笑)、実に丁寧でにこやかな、華奢で小柄で、おとなしい雰囲気の先生でした。

 

 

朝の8時半には、もう孫先生の治療室は、患者さんとその家族で、ごった返していました。

 

 

お世辞にも広いとは言えない縦長の部屋に、ベッドは6台、そのベッドの頭側と足側には椅子が置いてあり、そこには座って鍼を置鍼する患者さんもおり、

 

合計で10人以上くらいを、朝から昼まで、常に同時に治療している感じでした。

 

 

カーテンでの仕切り等も非常に甘く、野戦病院的な雰囲気です。

 

 

私の叔父の鍼灸院である、城西治療院を思い出しましたね。(笑)

 

 

あんな感じで、毎日30~40人ほど診るそうです。

 

 

孫先生は麻痺が専門らしく、脳卒中後の片麻痺や、顔面神経麻痺の患者さんがほとんどでした。

 

 

このように、この病院では、部屋ごとに専門の先生が待ち構えており、それぞれ専門が分かれているようでした。

 

(治療の部屋自体は、全部で10部屋以上くらいあったかな。)

 

 

孫先生の治療は、太めの中国鍼をブスブス、ザクザクと、麻痺している部分を中心に、重要な経穴にも、全身に刺していきます。

 

 

毎日あれだけの人数(それも重症ばかり)を見ている先生ですから、取穴にしろ鍼の深さにしろ、非常にシビアな、鋭い当て勘を持っているのは、

 

見ていてよく分かりましたし、何より患者さんが非常に先生のことを信頼して尊敬している様子がよく分かりました。

 

 

また、鍼は事前に患者さんが購入し、先生に渡して、その鍼で治療する、という感じで、使い捨てでしたね。

 

 

ウワサでは中国の鍼は使い回しで、煮沸消毒するのみ、と聞いていましたが、その辺はサスガに改善されてきているようです。

 

 

驚いたのは、刺鍼は先生が行うのですが、抜鍼は患者さん自身や、患者さん同士で行っていたこと。(笑)

 

 

ナンボ忙しいって言っても、あれは良くないでしょ。

 

(苦笑・・・そこは反面教師ですね。助手をつけるべきです。)

 

 

午後は患者さんが途切れたので、孫先生にたくさん質問させていただきましたが、サスガの知識の深さと、『黄帝内経』『傷寒論』『金匱要略』に、

 

重要で本質的なことは全部書いてある!だからしっかり勉強しなさい!!基本が大事!!と仰っていたのが印象的でした。

 

 

一見おとなしそうですが、鍼のことを喋りだすと、とってもアツい先生でしたね。

 

 

鍼灸医学、伝統医学の実践者としての自信と誇りを感じました。

 

 

今回、過去に中国の医大に留学した経験のあるメンバーも同行していましたが、あそこでああやってガンガン治療にあたれる人というのは、相当厳しい競争を勝ち抜いた、

 

選ばれしエリートなんだそうで、それなりのプライドがあるのでしょうね。

 

 

 

続く

 

 

 

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2018 中国研修 ② 観光地を回ってみて

2018.05.11

dsc_2269-1680187373.jpg

 

 

↑↑北京の宿に置いてあった、何かハラ立つ人形。(笑・・・なんでこのカラーリング・・・?)

 

 

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これまでのお話

 

2018 中国研修 ① 第一印象 参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

今回、天津中医薬大学付属病院での研修の予約が取れたのは5.7と5.8の二日間。

 

 

それまでの間(5.4~5.6)は、せっかく中国に来たので観光でもしよう、という話になりました。

 

 

まあ、万里の長城やら故宮やらと、メジャーなところをいくつか回ってみました。

 

 

そこで感じたのは、とにかくデカい。

 

 

規模がデカい。

 

 

これは日本の観光名所にはないところでしたね。

 

 

日本との違いは、一つ一つの建物の大きさ、敷地面積の広さ、あとは色使いかな。

 

 

あの、石で出来たデカい建物の雰囲気の内部に、ダークブラウンの木を使った家具類や調度品と、道教的な金や赤や黄色の装飾品を使った、独特の雰囲気が好きですね。

 

 

日本にはあまりない色使いで、

 

「なんか、中国っぽい」

 

って感じがしますな。(*‘∀‘)

 

 

日本人は当然千年以上の昔から、中国に渡って、あの規模の建物は見ていることと思いますが、日本でそのままやろうとしなかったのは、

 

あの広さ、デカさに、あまり合理性を感じなかったからじゃないでしょうか。

 

 

あれじゃあそもそも移動が大変すぎますしね。(苦笑)

 

 

そもそもの美意識や、権威のアピールの仕方の違い、伝統的な感性の違いを感じましたね。

 

 

あとはまあ、日本ではデカい看板はみんなアルファベットか外来語だらけですが、中国ではそこら中に漢字漢字です。

 

 

DSC_2326.JPG

 

↑↑スタバも漢字。(゚∀゚)

 

 

dsc_2273-1329340896.jpg

 

 

↑↑コーラも漢字。(゚∀゚)

 

 

それは非常に宜しい。

 

 

自国の言葉、文字は大事です。

 

 

日本も戦前はそうだったのでしょうが、戦後70年以上、今ではすっかりアメリカナイズされてしまいましたね。

 

 

どこに行っても、アルファベットや外来語ばっかりですね。

 

 

やっぱり、良し悪しだなあ、と思いましたね。。。

 

 

清明院は今後も漢字とひらがな、カタカナを大事にしていきます☆

 

 

・・・そして、やはり交通インフラが整っていない。

 

 

電車は異常な混雑だし、発着時間は守らない、これが致命的に良くないと思います。

 

(実はこれに、最終日やられました。。。)

 

 

万里の長城や故宮なんて、世界中から観光客が来るだろうに、そこでの交通インフラなどが弱いと、世界中から笑われてしまうと思います。

 

(余計なお世話でしょうけども。。。)

 

 

僕が習近平だったら、観光資源については絶対お金を入れて完璧に整えるだろうなー、と思いましたね。。。

 

 

 

続く

 

 

 

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