東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「腹哀」という経穴 ④

2019.01.29

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これまでのお話し

 

「腹哀」という経穴 ①  

「腹哀」という経穴 ②  

「腹哀」という経穴 ③       参照

 

 

 

◆「腹哀」は胆の募穴「日月」、肝の募穴「期門」と近い☆

 

 

ここまで、ほとんど誰にも顧みられることの無い、超マイナーな経穴である「腹哀」穴に関して、

 

1.所属経絡としての魅力、

 

2.位置的な魅力、

 

3.横並びの重要経穴群の魅力、

 

4.字解き(字義解釈)上の魅力

 

について触れてきました。

 

 

これだけ挙げても、まだまだ他にも魅力的なんです、腹哀は。(゚∀゚)

 

 

今度は「縦並び」です。

 

 

実は腹哀穴のすぐ上には、胆の腑の募穴である日月穴、その上には肝の臓の募穴である期門穴があります。

 

「胆」って何ですか?(その12)

「肝」って何ですか?(その13)   参照

 

 

 

現行の経穴学の教科書『新版 経絡経穴概論』(日中韓合意WHO採用版)では、期門穴の位置は巨闕穴の外方4寸、第6肋間に取穴する、とあります。

 

 

 

我々が卒業した頃の教科書では、「期門穴」は第9肋軟骨の付着部の下際に取る、と教わっていました。

 

 

もともと、期門穴の位置については諸説あり、現在の教科書では「第6肋間説」が採用されているようです。

 

 

期門と日月

 

 

↑↑この写真でいうと青印は日月穴、その上の赤印が現行教科書の期門穴、下の赤印が旧教科書の期門穴です。

 

 

僕としては、鍼灸学生時代に、腹哀穴の真上に日月穴、その真上に期門穴という縦並びの位置関係に着眼していたので、どうも現行教科書の説には馴染めません。

 

(笑・・・まあ、あそこに反応出ることもあるんだけどね(;'∀'))

 

 

腹哀足太陰脾経上の経穴で奇経八脈陰維脈と交わり、位置的には帯脈上にも位置し、日月足少陽胆経上で胆の募穴、期門足厥陰肝経上で肝の募穴、

 

この3経の重要穴処が「あそこ」に配されていることに、個人的には深い意味を感じずにはいられません☆

 

 

 

「あそこ」とはもちろん、「膈」付近であります。

 

 

 

続く

 

 

 

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