東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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何のために勉強するのか

2016.09.30

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拙いながらも、東洋医学、鍼灸医学を教える立場になってから数年経つけど、大変残念なことに、学生さんや受講生の学ぶ意欲の無さに、

 

ガッカリさせられることも、ないではない。

 

 

この現象は、なにも鍼灸界だけではないようだ。

 

 

患者さんや知人の、学校教員に聞いても、みんなそう言う。

 

 

よく、「勉強」という単語は「勉める」「強いる」だから受動的でマイナスイメージが強く、「学習」であれば「学ぶ」「習う」で能動的でポジティブイメージ、

 

とか言って、「いかに学習意欲を高めるか」とか言うけど、そんなんどーでもいい。(゚∀゚)

 

 

小中学生ならいざ知らず、「勉強」だろうが「学習」だろうが、それをする場にいい年して自分から居ながら、ハナから意欲がないという事、

 

これが問題でしょ、って話です。

 

 

一般的にも、

 

「勉強していい大学出たからって、それが何なの?」

 

という、あきらめにも似た感情を持っている若者は少なくないらしい。

 

 

また、そういう態度が、一見怜悧っぽく見えることを狙って言ってたり、単にガチで一生懸命努力しても、結果に自信が持てないから、出来れば怠けたいことを、

 

正当化というか、カモフラージュしている場合もある。(苦笑)

 

 

だからそういう人は、

 

「そんなら行かなきゃいーじゃん、で、どうすんの??」

 

と問われると、閉口してしまうケースがある。

 

 

・・・で、ブツブツ文句言いながらとりあえず行く、で、案の定ヤル気がない、そのままダラダラ何年か経つ、という、最悪のシナリオに。。。

 

 

もちろん、意欲的で、しかも能力の高い学生、受講者もいることはいるが、少ない。

 

 

要は、「何のために勉強するのか」が明確でないと、勉強なんてできない。

 

 

カッコだけやって、一過性に知識だけ増えても、それは真の勉強ではない。

 

 

勉強したら、その先に必ず「能力の向上や、目的への前進」があるべき、というのが、僕の個人的な考えです。

 

(それなしで勉強する人は、悪いけど”ヒマ人”だなー、と思ってしまう。)

 

 

で、その熱心さ加減は、自分自身の目標設定、興味の有無強弱によって決まる。

 

 

学生に問う。

 

「あなたはなぜ、鍼灸師になりたいと思ったのか。」

 

と。

 

学生は答える。

 

「手に職がつけたかった。」

 

「安定収入が欲しかった。」

 

「高齢化社会だから、食いっぱぐれがないと思った。」

 

「医療だから人の役に立つと思った。」

 

という回答が多いように思う。

 

(上記の4つで9割じゃなかろうか。)

 

 

どの理由も、まぁ別にいいと思う。

 

(しかし、そうなら鍼灸じゃなくても、むしろ鍼灸じゃない方が、いいような気もするが。。。(苦笑))

 

 

ただ、上記の様に考えている人が全体のほとんどなわけで、それらが全員、上記の様に思うようにやっていくには、鍼灸自体にそれなりの需要がなくてはならない。

 

 

ところが鍼灸の受療率は、国民全体の5%ほどじゃなかっただろうか。

 

(しかも数年前に比べて減っているようですね。)

 

 

その割に、鍼灸学校は僕が出た頃の3倍程度に増えている。

 

(毎年約1000人ほどだったのが現在では毎年約3000人ほどか。)

 

 

てことは、狭い狭い需要を、さほど努力しない連中が、ドングリの背比べしながら供給(取り合い)してても、未来は暗いのは自明な訳で、

 

その混雑から離れて、鍼灸を受けたことがない人に、鍼灸の良さを堂々とプレゼンし、受けてみたいという気にさせ、しかも結果を出す、

 

ということが出来ないと、この業界で楽しくやっていくのは難しい、ということになりはしないか。

 

 

どこを目標にするのか。

 

 

何のために、勉強するのか。

 

 

まずそこを、深く深く考えるべきだ。

 

 

 

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