東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「急則治標」の大事

2012.03.06

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こないだの北辰会の講義でも、少しお話させていただいた、「急則治標(きゅうそくちひょう)」のお話です。


この考え方は臨床上、大変重要です。


これは要するに、

「急(きゅう)なれば則(すなわ)ちその標(ひょう:現象)を治せ!」

といって、

「急性の重い症状があったら、まず根本治療よりも先に、その症状(現象)を治めなさい。」

という、当然といえば当然の教えです。


急性の症状というのは、患者さんにとって辛い事この上ないものです。


喘息の発作時、アトピー等で痒みがひどい時、急性の腹痛、痛風や癌等による激痛・・・。


あまりに激しい症状に、夜も眠れません。


これ(症状)を無視して、根本治療のみやってたら、確かに悪くはないけど、まわりくどすぎる場合があるのです。


そういう場合は、とにもかくにも、その症状を落ち着かせないことには、二の手も打てません。



こういう時の迅速、正確な判断力で、その臨床家の腕が試されるといっていいでしょう。


自分のこだわりや固定観念を捨てる必要がある場合もあります。



もしその症状が自分の技量を超えていて、お手上げだったら、すぐに救急車を呼ぶ、病院に行かせる、のは当然ですが、
鍼灸を上手にやれば、劇的に症状を落ち着かせることが出来る場合があります。



むしろ、そういった急性期の時ほど、鍼灸の真価が分かる、とおっしゃる先生もいらっしゃるほどです。



日本で堂々とそれを主張しておられる先生は、僕が知る限り蓮風先生くらいしかいないのが現状ですが・・・。(苦笑)



最近、そういう症例にいくつか出会いました。


運良く、勝つことが出来ましたが、大変、いい汗かかせてもらいました。


夢中にやる中で、


「臨床は待ったナシだ!」


と、いつか先輩からいわれた言葉が、頭に浮かんでいました。

 



ありがたい、と思いました。



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