東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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肩こりと東洋医学

2014.10.25

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先日予告したように、今年の年末、12.21(日)に、東京衛生学園にて行われる、(一社)北辰会関東支部主催、藤本蓮風代表特別講演の日に、

 

今年も前座を務めさせていただきます。

(しかも3時間半。長い。。)

毎年満席になるこの講演会、今年も、申し込みは急ぐべきだと思います。

今回の私の講義内容は、

「症例カルテ解説 ~肩こり~」

です。

これは、北辰会本部の先生が、実際に治療に使った、完成版のカルテを用いて、その内容を解説する、という貴重な講義です。


・・・で、いい機会なんで、このブログ上で、これから、非常によくある症状であるこの「肩こり」というものを、ちょっと掘り下げてみようと思います。

(思いつきです。(笑))


まず、よく言われることとして、「肩凝り」は日本人特有の症状である、なんてことを聞いたことがありますでしょうか。


・・・これ、どうなんでしょうね。


欧米との比較についてはこのサイト様にまとめてくれてあります。↓↓

http://matome.naver.jp/odai/2138418456008575801

wikipediaにもあります。↓↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A9%E3%81%93%E3%82%8A

このサイト様では、日本人の体格や、躾の問題から来る姿勢の問題と、和式の生活から肩こりの原因を考えています。↓↓

http://homepage3.nifty.com/refresh-ivy/katakori/page06/page01.html

このサイト様では、カルシウム不足を挙げて下さっています。↓↓

http://calcium-kazoku.jp/labo/labo-073.html

このサイト様では、姿勢や体格は関係なく、神経のバランスの異常である、と喝破しています。↓↓

http://www.activator.gr.jp/category/1486396.html

などなど、他にも挙げていけばキリがないぐらい、肩こりについては、様々な考え方があります。

これらを読むと、欧米人にも似たような概念、症状はあり、厳密に言えば肩こりは日本人特有、というものではないようです。

でもまあ、”肩こり”という言語のニュアンスに対する、適切な訳語がない、ということなんでしょうね。


・・・どの治療法や考え方も、ある一面では、合っているし、逆に言えば、どれも一面的でしかないのでしょうね。

つまり、現状は、

”これさえ改善すれば、肩こりは完全に治せる!”

とか、

”この方法論こそが、肩凝り治療の決定版!!”

という、魔法の杖のようなメソッドはない、ということだろうと思います。


そのような現状の中、我々東洋医学、鍼灸医学では、これをどう考えるか。

続く

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「安定の不安定」と「不安定の安定」

2014.09.01

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東洋医学は心身一如。

(さらに…)

滋陰スピード

2014.08.29

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東洋医学では、何でも陰陽に分けます。

当然、五臓六腑の生理的な働きも、陰陽に分けて考えます。

例えば肝の臓なら、肝の臓それ自体の中で、陰陽バランスを崩してるケースもあります。

肝の陰が弱った場合を、「肝陰虚」と言ったりして、治療は「肝陰(肝血や肝の津液など、いわゆる陰分)」をフォローすることを眼目とします。

それを「滋陰(じいん)」とか、「滋補肝陰(じほかんいん)」と呼んだりします。

・・・で、問題は、患者さんにより、この「滋陰」が遂行されるスピードは違います。

その患者さんの気の動きの速さや、陰の絶対量なんかにも依存しますし、虚熱と実熱のバランス、位置や深さ、

こういう事にも注意を払わなくてはなりませんし、さらには時期的、時間的なものの影響も受けます。

その辺を見極めなくては、適切な「滋陰」は困難となり、「陰虚」の患者さんの治療も困難となります。

「滋陰」には色々な方法があります。

アイデアも大事です。

陰のもとは飲食物と空気です。

呼吸や飲食物を工夫することで、全くスピードが違ってきます。

神業的な鍼のウデがないなら、そうやって勝負すりゃあいいんです。


意外と勝てます。(笑)

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代々木公園の蚊でデング熱!?

2014.08.28

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最近、海外旅行歴のない日本国民が、70年ぶりに「デング熱」という病気に感染したというニュースが、国民に不安と衝撃を与えています。

(さらに…)

鍼で難病がなぜ治るのか。

2014.08.22

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今日、患者さんから問われた。

「鍼で難病が治るのは、血行が良くなるからですか?」

と。

これは、まあ当たっているけど、ちょっと大雑把過ぎる。(苦笑)

この文章からすれば、血行が良くなっただけで難病が治るなら、風呂入っても難病は治る。(笑)

しかもこの質問の言う「鍼」の定義も、「難病」の定義も、至極あいまいだ。

正確には、


「徹頭徹尾、東洋医学的に正しく弁証し、鍼灸をして人体の気を上手に正しく動かし、人体の陰陽のアンバランスを巧みに調えることで、

 

結果的に、西洋医学では難病と言われているような病気も、治ることがある、したがって東洋医学的な鍼灸治療をしてみる価値がある。」

という話なんです。

鍼灸なら何だっていいという訳じゃないし、難病と言っても、何でもかんでも100%確実に治るわけではない。

でも可能性があるんだから、やってみませんか?という話です。

どうぞご自由に。

僕は今日も明日も、粛々と治療し続けます。

難病だろうが何だろうが。

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直後効果がある病とない病

2014.07.13

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学生さんからチョコチョコ出る質問。

「先生はそれだけ長い時間問診して、体表観察して、証と病因病理を立てて、結果的に初診で全然効果がなかったときって、どうしているんですか?」

とか、

「こないだモデル患者さんを治療したら、全然患部の痛みに変化がなかったんですが、治療に失敗したんでしょうか。」

とか。

これらの質問は、治療後に患者さんが実感できる治療効果が出ないといけない、それが無かったらイコール鍼が効いていない、という前提に基づいた質問ですね。

確かに、初診時の直後効果は、患者さんに希望を持ってもらう上で重要です。

しかし、初診時に患者さんが希望を持つ要素というのは、患部の状態、症状の変化、それだけではない。

清明院には、癌の患者さん、糖尿病の患者さん、リウマチの患者さん、アトピーの患者さんなどなど、多くの重傷、難病、奇病の患者さんが、

”その病気そのものを東洋医学的に診立てて、鍼灸で治してほしい”

と訴えて、治療に見えます。

こういったすべての病気に対して、直後で明確な変化を出すのは困難です。

直後効果、直後効果と拘る前に、まずはその病気がどういう病気なのか、自分なりに診断する習慣をつけることが先です。

その場で痛みや症状が取れてないと嘘だ、という考え方に基づくと、そのうちとんでもない失敗をします。

かつての僕のように。(苦笑)

例えば、治療直後は良かったけど、翌日劇的に悪化したとか言われたりね。

 

(それも、悪化の原因がよく分からないとかね)

その場で症状を変化させるということは、患者さんに希望を感じてもらう上では重要ですので、

「そういう病気の場合は」

そうしてあげた方がいいのですが、当然ながら世の中、そういう病気ばかりではないのです。

 

 

例えば癌の患者さんの治療直後に、

 

「どう?癌、小さくなった??」

 

とか、あり得ないでしょ??


その病の陰陽の傾き(表裏寒熱虚実)はどうか、五臓六腑で言うとどれが中心に病んでいるか、邪気の種類はどうか、

正気と邪気のバランスは、などなど、ということが明らかにできて、初めて東洋医学的な治療が成立します。

そういう事を考えずに、どこかに鍼すると、どこかの筋肉がゆるむとか、どこかに鍼すると、どこかの痛みが取れるとか、

そういう反応で無邪気に遊んでいるうちは、その程度の

”治療らしきこと(というか鍼に対する人体の反応遊び)”

しかできません。


残念ながら。

それを治療だなんて、思ってたらヤバいです。

 

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「肥満」と東洋医学 3

2014.05.24

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前回のお話し・・・

「肥満」と東洋医学
「肥満」と東洋医学 2

 


・・・では、続きいきます!!

 

 

前回まで、肥満のメカニズム、東西両医学の肥満に対する認識について話してきました。


いずれにせよ、現代では、古代中国と違って、あまりにも簡単に飲食物が手に入る。

そして、好きなものを好きなだけ食べることで、日頃の緊張を緩めて、ストレスを一定程度発散し、バランスをとっているパターンが多い。


・・・で、日中はPC作業中心の、頭脳労働。

運動不足。

こりゃー、肥満が増加するにきまってますね。(笑)

生活自体を変えないと、もはや太る一方です。

だから、自分ではどうにもできないと感じ、他力本願になる人が多いのも分かる。

そんなワケで、近年では東洋医学サイドも、肥満に対してはどちらかというと「予防、改善すべき病的な状態」として認識している、という感じでしょう。

 

 


◆耳鍼について


よく、鍼灸の分野で、”痩せる鍼”なんて言われて有名なのが「耳鍼」です。


聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。


僕も実は、かつて雇われの時にやっていたことがあります。


でも、今はやっていません。

要望があってもお断りしています。(苦笑)

これは、実は1950年代にフランス、リヨンのポール・ノジエというという整形外科医が、それまでヨーロッパに伝わっていた民間医療を応用して、

”耳介療法”という、耳を刺激する治療法を研究発表したことが始まりなんだそうです。

(エライ最近の話でしょ?)


始まりは、ノジエ医師にかかった患者の坐骨神経痛が、「耳のある部分を焼く」療法を行っていたおばあちゃんの治療で、確かに治っていることに興味を持ち、

 

ノジエは当時、鍼灸治療も習っていたため、耳を鍼で刺激することで、様々な疾患に効果があることに気づきました。


その臨床研究の成果が、ドイツ、ミュンヘンのバッハマン(鍼灸専門誌の主幹)に伝わり、彼の雑誌に掲載されたことが世界中に広まり、

 

それを日本の長友次男(ながともつぎお)という先生が昭和23年に翻訳して日本に紹介し、実は”日本経由で”中国に伝わった経緯があるそうです。

 

医道の日本『欧米耳針法の理論と臨床』

長友次男『長友・MP鍼灸講話八十八輯』 参照

 

 

・・・しかし当時、中国はそれ(耳鍼の発表)を受けて、

「は?別に、以前からやってましたけど・・・?」

というようなリアクションを取ったそうです。(苦笑)

 

でも実は、耳鍼について専門的に研究された古典等々は、その時なかったはずです。

 

内心、けっこう慌てたんじゃないでしょうか。(笑)

 

 

因みに、ノジエの調査によれば、ヒポクラテスの本や、エジプトにも、耳の一部を出血させたり、耳を鍼で刺激して遠隔部位を治療する方法はあったそうです。

 

 

続く

 

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「肥満」と東洋医学 2

2014.05.23

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前回のお話し・・・

「肥満」と東洋医学

 

では続きいきます!!

前回、肥満は現代病として、問題視されているが、中国古代では、さほど問題視されていなかった、というお話をしました。

◆肥満のメカニズム


・・・なぜ、肥満になるのか。


これは、西洋医学的に言えば、摂取カロリーと消費カロリーのアンバランス(摂取過剰)から、体内に余ったエネルギーを脂肪組織に蓄えてしまうため、

それが徐々に徐々に体内に蓄積するためです。

何故脂肪なのかというと、糖質やたんぱく質よりも、圧倒的に脂肪の方が貯蔵効率が高いからですよね。


これが、単純な運動不足や飲食の不摂生に起因する、単純性肥満の西洋医学的なメカニズムだそうです。

 

(詳しくは(一社)日本肥満症予防協会様のサイト 参照)

・・・では、東洋医学ではどうか。

中医学では、肥満のことを”肥胖(ひはん)”と呼び、

主に脾の臓を中心とした臓腑及び全身の代謝機能の低下(気虚)+痰湿、脂膏を中心とした病理産物の増加

と説明されます。

 

(『症状による中医診断と治療 上巻』参照)

 


因みに中医学、脾の臓、気、湿痰については過去記事

カテゴリ「中医学」
「脾」って何ですか?(その9)

「気」ってなんですか?
「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について
「湿熱」について                参照


まぁ要は、東洋も西洋も、似たようなこと言ってるわけですが、これは中医学の方が、西洋医学の考え方に寄せてまとめたような感じがします。


なぜなら、前回言うように、東洋医学では、太っていること自体はあまり問題ではなく、太っている人が何らかの陰陽バランスの不調和を起こしていないかどうか、

を問題にするので、肥満そのものについては「イコール病気」とはとらえてこなかったからではないかと思います。

 

ここにも、個体差(各々における陰陽バランスの調和度合い)を重視する東洋医学と、やれBMIだの理想体重だのと、集団における平均値や理想値を重視する西洋医学の違いがハッキリと見て取れますね。

 

 

また、一般国民が理想とするような体格も、男性は背が高く、手足が長く、スリムであり、女性では胸があり、腰はくびれがあり、お尻は大きく、足は長く、

 

という、もともとの日本人らしからぬ体型なのも、明治維新以降の、西洋化の流れの一つかもしれませんね。

 

 

そういう視点で見ても、興味深いと思います。

 


因みに、あまり聞きなれない「脂膏」という表現ですが、『黄帝内経霊枢 衞氣失常(59)』に出てきますし、『黄帝内経素問 異法方宜論(12)』には「脂肥」という表現が出てきます。

 

 

専門家の方はご参照あれ。

 

続く

 

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『アナ雪』とか『ネイチャー』とか…

2014.05.09

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最近話題の、『アナ雪(アナと雪の女王)』と、『ネイチャー』を観てきました!

(さらに…)

疲労と東洋医学 3

2014.04.25

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これまでのお話・・・

疲労とは何か
疲労とは何か 2

では続きいきます。

 

前回、中医学による疲労に対する考え方を簡単に示しました。

そして、この中医学の見解に、100%は納得しかねる、とも書きました。

この「疲労」については、以前蓮風先生もブログに19回に渡って記事を書いて下さっています。

鍼狂人の独り言 カテゴリ 疲労について 参照

かなり突っ込んだ内容まで書いて下さっていて、我々としてはありがたい限りなんですが、先生が書かれたポイントをまとめると、

◆現代人の言う疲労の本質は緊張と弛緩のバランスの崩れである

◆疲労そのものも問題だが、これが大病のバックボーンになることが大きな問題

◆臓腑では肝の臓が大きく関わる

◆養生法は散歩や武道がよい

ということだと思います。

(治療穴や治療方法まで書いてくれていますが、それは専門家向けになるので割愛します。)


蓮風先生ほどの先生が、こういう各論について、細かく突っ込んで意見を述べて下さることは、我々後輩としては非常にありがたい。

上記を読んでも分かるように、疲労は「気血の弱りや脾の臓の弱り」だけではなく、軽いものでは「肝の臓」の変調を中心にした、

「気の停滞」が大きく関わり、とくに現代人の訴える”疲労”に関しては、むしろこっちの方が多いのではないか、と、私も思います。

(ちなみに肝の臓に関しては「肝」って何ですか?(その13)参照。)


そして、これには鍼灸治療も重要だけど、日頃の養生、予防も重要である、ということだと思います。

こうやって、臨床家というのは、たとえ中医学の教科書に書いてないことでも、実際の現実に即してものごとを考え、古典に根拠を見出し、

 

慎重に検討していくのですね。


基本として重視はしつつも、教科書の内容にこだわり過ぎてはいけない。

まさに 孟子の言葉 ですな。

続く

 

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