東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風を考察する(その4)

2012.06.09

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こんばんは、森岡です(^_^)



前回までのお話し・・・

風を考察する
風を考察する(その2)
風を考察する(その3)


続き行きます!!



そろそろ梅雨でしょうか・・・?


はっきりしない天気が続きます。



既に六月に入っているというのに、肌寒い日が多く続きます。


旧暦ですと、4~6月は季節上、夏に当たります。


まぁ、多少のズレはあるにせよ、6月にもなれば通常、


東南~南の風が吹くのが季節に準じた風であるのに、


まだまだ、北西~北風が吹く日があります。


これは、季節と反する風ですから、体調を崩す方が多くなるのも必然です。


そして、この反動がこの後に影響するのか・・・。


節電の夏に、猛暑が襲ってくるなんて、こりゃ自然の神様がますます怒っている証拠ですな(-_-;)




まぁ、独り言はこのへんにして、


今日から外風・内風についてお話したいと思います。



その前に、、、

風といっても、生命にとって必要である側面と、人体に害を及ぼす側面の両面あることは、


これまでの記事を読んで頂ければなんとなく解っていただけると思います。


では、普通に吹いていればなんてことない風が、どのような条件下において、


人体に悪影響を及ぼす風へと変化するのでしょうか?



これには3パターンあると思います。



1つ目は、

季節に反した風が吹いた時。


2つ目は、

風の勢いが強すぎる時、または弱すぎる時。


3つ目は、

人体に異常がある時。


です。



1つ目は、


文頭でもちらっと触れましたが、風には、その季節や時期とマッチした風というものがあります。


例えば、春から夏にかけては南東の風、秋から冬にかけては北西の風、といったように。


これが正しく吹けば、正風(せいふう)とか順風(じゅんぷう)などと言います。


「順風満帆」とはこのことです。


これらの風は、基本的に体に害を及ぼしません。


しかし、夏なのに北西の風が吹いたり、冬なのに南東の風が吹く。


季節に反した風が吹いた時は、逆風(ぎゃくふう)とか賊風(ぞくふう)と言って、


体に害を及ぼす風と豹変するのです。


この様な時に、全国的にインフルエンザが流行ったり、何らかの流行病が広まったりします。


一般的にもピンチの時や場がうまくない時は、


「逆風に立たされる」


なんて言いますよね。


ですから、逆風が吹いた時は用心せねばなりません。




2つ目は、


風が過度に吹く、または不足しているときです。


風が過度に吹くとは、台風や竜巻なんかを想像して頂ければイイと思います。


また、風が全く吹かずに無風状態で、波が立たない状態を「凪(なぎ)」と言ったりします。


まだ動力が無い時代の船は、帆を張り、そこに風を受けることで、前進していました。


しかし、この凪状態になると船は進まない。


遠洋に出た船が沖で凪に出会うと、船が進まず、食料が尽き、船員が餓死してしまったといった怖い話を聞いたことがあります・・・。


不足しても害が出るんですね。




3つ目は、


こちら側の問題です。


通常、過不足なく吹いている風に関して、こちら側に何ら問題が無ければ、特に何も起こりません。


「あ~、気持ちいいなぁ」


くらいなもんです。


しかし、体が疲れていたり、ストレスがあったり、胃腸に負担がかかっていたりと、


何らかの問題があれば、体の抵抗力=正気が弱り、


ちょっとした外的環境の変化についていくことができなくなります。



このように、様々な条件が複雑に絡み合って病気が発症していくのです。



治療をするにも色々な事を考え、話を聞き、工夫しないといけませんから、


なかなか一筋縄にはいかないんですよね(汗)



まぁ、そこがやりがいがあるところなんですが・・・。



そんなこんなで、


風が人体に害を及ぼすには、これらの条件が前提にあるということを踏まえて、


次回からのお話に移っていきたいと思います。



次回に続く。




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