東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「刺の微は速遅にあり」とはどういう意味か。

2018.01.15

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鍼灸医学、東洋医学の聖典、『黄帝内経』

 

 

『黄帝内経』の内容は、『素問』81編、『霊枢』81編からなります。

 

 

この二つのうち、特に『霊枢』「鍼経」とも言われ、鍼灸の聖典とも言われます。

 

(もちろん、別意見もありますが、こっちの方が何となく定説でしょう。)

 

 

そして、こういった古典は、最初(冒頭)に最も重要なことが書いてあることが多いようです。

 

 

『素問』の冒頭は「上古天真論」『霊枢』の冒頭は「九鍼十二原」が1編目です。

 

 

「九鍼十二原」には非常に重要なことがたくさん書いてあり、多くの伝統鍼灸を重んじる鍼灸師に、特に注目されています。

 

 

ここに、

 

「刺の微は速遅にあり」

 

という文言が出てきます。

 

 

以前、「補瀉」に関して愚考を書きましたが、この文言は多くの解説書に言われるように、

 

「刺鍼のスピードのが速いか遅いか」

 

のことを指している、と言われます。

 

 

いわば「徐疾の補瀉」のことですね。

 

補瀉 目次  参照

 

 

刺鍼する際の鍼の動かし方のスピード(速遅、徐疾)の重要性は、色々な古典に出てきます。

 

『鍼経指南』『子午流注鍼経』『鍼灸大成』など)

 

 

しかし、ここに関して、先日の勉強会で日本内経医学会の会長の宮川浩也先生が仰った、

 

「この部分は刺鍼の速さの問題だけでなく、臨床の際の判断の速さ、迷いのなさを言っていると思う。」

 

と発言されたことに、非常に感銘を受けました。

 

 

・・・なるほど、そう読むか。

 

 

サスガ内経医学会!と思いましたね。<m(__)m>

 

 

 

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関連記事: 「鍼灸」について補瀉

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