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2019.11.26
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先週末は土、日と、船堀で行われた「第47回 日本伝統鍼灸学術大会」に参加してきました!!!
先ずは土曜日しか来れない患者さん各位、多大なるご迷惑をおかけし、相済みませんでした。<m(__)m>
幸い、土曜の患者さんの大幅な悪化も今のところはなかったようで、少し安心しています。
今回は、今年度からこの学会の学術部員を務めさせて頂いていることもあり、開会式から閉会式まで、二日間終日参加という、生まれて初めての出来事を体感しました。
僕にとってはメモリアルなことですね。
まあなんかこういう、メモリアルな出来事が多いわ、今年は。。。
清明院も10周年だし、令和元年だし、ま、ちょうどいいのかな。
しかしまあ、月曜の夜ぐらいになったら、鍼したくて手が震えたわ。。。
(苦笑・・・イレギュラーに鍼しない日々は、俺にとって体に悪い。。)
僕は20代の頃、この「学会」というものに関しては、僕は正直、乗り気ではありませんでした。
「つーかあんなもん、所詮は目立ちたがりのオッサンの集まりだろ!?」
「けっ、あんなもん、公衆の面前で知識ひけらかしてえやつが喋るとこだろ!?」
「臨床家が行くとこじゃねえよ!<(`^´)>」
「権威だの教授だの、俺の知ったこっちゃねえし。( `ー´)ノ」
「そんなことより、目の前の患者、四苦八苦しながら治す方が、俺にとっては重要なんだよ!!」
とか、マジで思っていました。
(笑・・・まるで不良ですな。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)
それが10年以上経った今では、年間いくつもの学会にせっせと参加し、発表までし、論文まで書き、しまいには役員までやっています。(苦笑)
教授さんや権威と言われる先生方とも、せっせと頭を下げて、名刺交換しています。(爆)
・・・一体、この変化は何なのか。
人は変わる。
良くも悪くも。
だから美しいし面白い。
まあ、それも含めて、何回かに分けて、今回の学術大会の感想を書きましょう。(゚∀゚)
続く。
2019.11.22
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明日はいよいよ日本伝統鍼灸学会学術大会です。
私も予定では、朝9時から会場におります。
(ここまで早くから、しかも二日通しで学会に出るのは、初体験だと思います・・・。起きれるかどうか、極めて不安ですが。)
午前中は座長、午後は一般発表の審査、その後は特別対談を聴いて、懇親会、二次会、深夜まで三次会(あるかどうか不明ですが。。)となると思います。
(一回家に帰ろうかと思ったけど、もうホテル取りました。。。(^^;))
二日目の日曜も、朝からラストまで、講義を聴きつつ、仰せつかった学術部の仕事もやらしていただきます☆
そして関西から来た北辰会メンバーとともに東京駅で反省会→解散と、恐らくヘトヘトコースですね。。。
・・・まあ今回、過去最高と言われる事前申し込み人数らしいです。
当日入れたら初の1000人いくか!?という勢いらしいですが、こうやってドンドン伝統鍼灸が盛り上がって欲しいですね。
申し込みしてない人も、明日、明後日はぜひ船堀へ!!!
2019.11.18
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今週末、11.23(土)~24(日)はタワーホール船堀で行われる「第47回 日本伝統鍼灸学会 学術大会 東京大会」です。
私は今年の4月から、御縁があって、この学会の学術部員の一人として、末席を汚させて頂いております。
ですので今回は、23日の土曜日から二日間丸々、朝から晩まで出席致します。
(学会にフル出席するの、何気に初めてかもな。。。)
因みに今回は、私個人の実技や発表はありません。
23日の土曜日は、学術部長である戸ヶ崎正男先生の御講演「臨床家として江戸期の鍼灸から何を学ぶか3 -経絡治療が積み残したものその1-」の座長として参加致します。
(一社)北辰会からは他にも、藤本新風先生、奥村裕一先生、油谷真空先生、坂井祐太先生、橋本浩一先生が座長、発表者として参加致します。
今回のプログラムは興味深いものばかりです。
すでに事前申し込みは終わっていますが、当日申し込みで参加しましょう!!!
噂では事前申し込みは800人を超えており、過去最高だとか。。。(゜o゜)
同日に東京近郊で二つの学会があるそうですが、伝統学会がブッチギリだとか。。。
いや~、キテますね~、日本伝統鍼灸☆
20年間、こればっかりやってきましたから、このままドンドン勢いづいてほしいものです。(゚∀゚)
2019.08.03
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本日も大忙し、ありがとうございます。<m(__)m>
土用に入ってから、カゼはもちろんだけど、妙に耳モノが多い。。。
そして本日の診療終了後は「お会議」へ。
日本伝統鍼灸学会の学術部会議であります。
今年の4月から、毎月一回、土曜の夜に行っています。
今年の11.23~24に行われる、第47回学術大会の準備その他です。
まあ、僕は今年度から入ったばっかりですし、先輩方のやり取りを静かに聞いているだけなんですが、勉強になります。
というワケで、週末夜にもうひと勉強、行ってきます!!<m(__)m>
2019.07.02
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これまでのお話し
◆まとめ
今回の学術大会は、以前研修でお世話になった、顔見知りの先生も多い北里大学が主催であり、しかも開催場所が新宿であり、僕にとっては近くて行きやすい上に、
鍼灸の内容も多かったし、順天堂の学生さんによる、感慨深い活動報告もあったので、実に印象的な大会となりました。
今回改めて思ったのは、横の繋がりの重要性。
学会という場では、知り合いの知り合い繋がりで、自分が知らない世界を知っている、全国の先生と知り合える。
それが結果的に自分の糧となる。
だから自分も、知り合う相手に何かしようという気になる。
自分がやっていること、考えていることの正当性も、ネットの中だけで叫んでたんじゃしょうがない。
まあ、一定のガス抜きにはなるが。(笑)
批判の目に晒して、もっともっと鍛えて、強化していかないと。
・・・まあ今後も色々、頑張ります!!
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2019.06.22
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本日の診療終了後は日本伝統鍼灸学会学術部会議へ。
日本伝統鍼灸学会というのは、昭和48年(1973年)に岡部素道先生率いる「経絡治療研究会」と福島弘道先生率いる「東洋はり医学会」の学術交流を図る場として、
「日本経絡学会」として結成された学会です。
いつか書いたように、平成8年(1996年)には、国内外に
「我国の伝統的な鍼灸学術の中心となっている唯一の学会」
であることを意味し、周知する目的で「日本伝統鍼灸学会」という名前に改称されました。
日本伝統鍼灸学会のルーツ 参照
現状、年に一回の学術大会と、学会誌の発行を行っております。
近年、次世代の先生方が役員に入って来て、学術大会だけでなく、臨床セミナーも増えてきて、活気づいております。
その流れに乗ってなのか、他の先生方の推挙もあって、僕も今年度から学術部員となりました。
この学会が、患者さんのためにやらなくてはいけないこと、やれることは何なのかを考えて、微力ながら力になれるように、張り切って頑張りたいと思います☆(゚∀゚)
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2019.06.07
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今日、(一社)日本東洋医学会の第70回学術大会の抄録集が届きました。
今回の学術大会は何と清明院のすぐ近く、新宿京王プラザホテルで開催されます!!
(ちかっ(笑) 徒歩5分です。(^^;))
戦後すぐの時期に、このブログで紹介した色々なビッグネームの先生方が協力して立ち上げた日本東洋医学会。
医師を中心とした、日本最大の東洋医学の学会です。
今回の会頭は、以前見学でお世話になった北里大学の名誉所長である花輪壽彦先生です!
開催地が近いし、70回記念だから、なんか出そうかな、とか思っていましたが、色々忙しかったんで、今回は見送りました。(∩´∀`)∩
・・・まあでもその分、今年は順天堂の件がうまくいったし、これもまたあとで報告しますが、日本伝統鍼灸学会の方も今年度から学術部員になったんで、
恐らく忙しくなるらしいんで、とりあえず良しとしましょう。
なので今回は完全に聴講に徹させていただきます!!
抄録集をパラパラ見てますが、聴きたい講演がいくつかありますね。。。(゚∀゚)
今回、北里が主催のせいか、鍼灸の講座が多いですね。
(一社)北辰会からも、ドクターである竹本喜典先生が症例を発表なさいます。
日曜はもちろん、金土も、診療の合間にチョチョッと行ってきます!!
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2018.12.04
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ここまでのお話し
参照
・・・さて、では僕なりに、今回の学会参加で感じたことを総括しましょう。
今回の日本伝統鍼灸学会学術大会は、実行委員長の長野仁先生をはじめ、実行委員の先生の多くが、これまで伝統鍼灸学会の運営に長く深く関わってきた先生では「ない」という中で、
結果的にいつもとは違ったテイストの学術大会となり、地方開催にも拘らず700名動員と、実にうまくいった、という学会だったんじゃないかと思います。
素晴らしいことですし、運営に携わった先生方には、心からお疲れ様でしたと申し上げたいです。
私自身も、今回初めて座長という立場で関わらせていただき、いい経験をいただきました。
総じて良かったと思うし、来年の大会には、さらなる発展を期待したいです。
・・・でまあ、いつも同じことを感じるっちゃあ感じるんですが、日本伝統鍼灸といっても、「我こそは日本伝統鍼灸なり~!!」と、それを謳っている小集団が、
国内にたくさんあるようでは、他国から見たら極めて分かりにくく、悪く言えば滑稽でしょうね。
(あー、この国は統制取れてないんだナー、という風に見えるでしょう)
しかも日本国内(特にこれからの、心ある学生さんや、他の医療職の中のディレッタント)から見たって、そういうことでは、何が何だか分からないでしょう。
だから、既存の学会や小集団の中で、お山の大将とそれのイエスマンだけで集まって、
「あれが伝統鍼灸、これが伝統鍼灸」
なんてやっているよりも、業界的には、まずは国内で、国が認めた公的な医療の団体として1枚岩になる努力をした方がいいんじゃないかと思います。
(その中に無数の派閥があるのであれば、それはそれで、別にいいと思います。)
その上で、後学や他国に向けて「日本伝統鍼灸」であったり、「日本鍼灸のアイデンティティ」を語るなら大いに語り、主張していくべきなんでしょう。
東洋医学(中国伝統医学)の伝統的な論理と手法で行う鍼灸治療が、実際に臨床的に有用性が高い、ということを論理的、学術的に示しながら。
・・・で、もし、それをする気が、日本伝統鍼灸界の総体として「ない」あるいは「あるけど不可能」なのであれば、中国や欧米の大きな力によって、
「日本伝統鍼灸」なるものは、抜本的に再編纂される結果になるんじゃないかと思ってしまいます。。。
それを、なぜかいつもより強く感じた学会でしたね。
まあ今後も、そういう「まとめよう」という動きには、出来る範囲で惜しみなく尽力したいと思いますが、それが出て来ないのであれば、もはや臨床のみに集中したいですね。(苦笑)
俺ももうアラフォー、そんな若くねえし。(;’∀’)
・・・それが総括かな。
おわり
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2018.10.18
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患者さんには大変ご迷惑おかけしますが、来月、11月24~25日の土日と二日間、大阪の茨木市で行われる日本伝統鍼灸学会学術大会に参加してきます!!
(因みに今回、清明院元副院長の松木宣嘉先生が副実行委員長だったりします。あいつは副が得意だ。)
・・・かつては、
「へっ 学会なんてめんどくせー あんなもん目立ちたがり屋のエライさんの集まりだろ?(*´Д`) それより臨床なんだよ俺はよー!!( ゚Д゚)」
とか思って、全然出ていなかったし、見向きもしなかった「学会」ですが、ここ数年、おとなしく毎年参加しております。(爆)
しかも今では、上記の僕のような雰囲気の、クソ態度の悪い鍼灸学生にも、笑顔で
「学会には出ましょうね、勉強になりますからね~~(^^)/」
なんて、勧めてすらいます。(爆)
・・・なぜ、このような変化が起こったのか。
数年前から、何度か学会で発表して気付いたのは、学会というところは、
”ヤル気のある人”、”意識の高い人”
の集まりだからです。
話していて気分がいい。
このブログに何度も書いているように、鍼灸治療の受療率は国民のたった5%。
しかもそのほとんどは、慰安的なマッサージの延長としての、気休め的な鍼ではないでしょうか。
この僕ですら、伝統的な東洋医学理論に基づいた鍼への、あまりの無理解に、テンションが下がる時もあります。
(年取ったんかな。。。)
でも学会に行くと、全国各地で奮闘している先生方にお会いして、
「あー、俺ももっと頑張らないと。」
と、いい刺激をもらえます。
自分の勉強不足に気づく。
自分とは違う視点の存在に気づく。
・・・で、結果的に明日からの臨床の糧になる。
まあ、こういう刺激を本気で欲するようになるまでには、けっこう色々な段階を経る必要があるのかもね。。。(苦笑)
今年は、あの李時珍が残した伝説の脈診法である気口九道脈診や、北辰会の代名詞的になっている打鍼術など、興味深い内容が目白押し!!
そして今回も、(一社)北辰会の先生方がたくさん出ます!!
私も、今回は日曜日に初の座長として参加します!!
気合い入れていきますよ~~☆(ΦωΦ)
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2018.07.20
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前回のお話
『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 1 参照
◆脈の内外上下
前回、「気口九道脈診」というものを少し紹介しました。
↑↑この図は、私が尊敬する李時珍(1518-1593)『奇経八脈考』の最後の方に、こんな図で描かれ、説明されている脈診法であります。
(岡本一抱(1655-1716)『経穴密語集』より)
患者さんや、西洋医学の医療者の方など、東洋医学のまったくの素人の方も多く読んで下さっているこのブログですから、この脈診法の専門的で詳細な解説はしませんが、
最近になって、中国の明代に李時珍(1518-1593)が唱えた、この脈診法を、現代の日本の鍼灸臨床で実践しよう、という先生方が出てきているようです。
今年の11月に大阪で行われる日本伝統鍼灸学会の学術大会では、この脈診法に関して、シンポジウムが行われるとか・・・。
実は、この脈診法を、昭和の時代にすでに日本鍼灸界で臨床実践していた鏑矢は、蓮風先生のご尊父である藤本和風先生です。
和風先生以外の有名な先生で、この脈診法を臨床実践していた先生がいたという話は、僕は聞いたことがありません。
(もし誰か知っていたら、教えて下さい。<m(__)m>)
最近になって、「気口九道脈診」を臨床で実践しておられる先生方も、もともとは和風先生自身や、和風先生の主宰していた「無極会」という勉強会で教わっていた先生方の影響を受けているのではないかと思います。
・・・で、この脈診法はどういうものかというのを、ここに簡単に述べますと、他の脈診法と同じように、手首にある橈骨動脈の拍動部位を診るのですが、
拍動部位を外側から診るのと、内側から診るのと、真上から診るのとで、
橈骨動脈を3方向から診て、それぞれの部位で、十二経絡と奇経八脈の変動を同時に窺うという、ちょっと変わった脈診法なのです。
経絡(奇経八脈) 参照
この脈診法は、十二経絡はともかくとして、同時に奇経八脉の変動をも窺うことが出来ると言われる、貴重な脈診法であります。
「奇経八脈が病んでいるのかどうかを窺い知る簡便な方法」というのは、古典の中には、意外とないのです。
(いや、あるぞ!!という方、おられましたらぜひ教えて下さい。<m(__)m>)
まあ、この脈診のルーツは、李時珍が急に言い出したというよりは、その親父さんの李言聞が書いた『四言挙要』という著書の中に出てくるようで、
そのさらに淵源は、そこからさらに1000年ほど遡って、有名な王叔和(3世紀)の『脈経』にあると言われます。
そもそも、あんなに小さい部位である、手首の橈骨動脈の拍動部位を、寸関尺、浮中沈の三部九候に分けて診るのすら十分細かいのに、さらに外側、内側、真上と3つに分けて診るだなんて、
細かすぎるよそんなん・・・、と思う人が多いかもしれません。
でもこういう考え方は、すでに『黄帝内経』にあります。
ふう、やっと今回のタイトルに寄ってきた。。。
脈診の話をし出すと、取っ散らかっちゃって、キリがない。(苦笑)
言いたいことが色々あり過ぎる。(*‘∀‘)
【参考文献】
『埋もれている脈診の技術 気口九道』平口昌幹 燎原
『現代語訳 奇経八脈考』李時珍著 勝田正泰訳 東洋学術出版社
『奇経八脈攷全釈』李時珍著 小林次郎訳 燎原
『経穴密語集』岡本一抱
続く
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
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2024年4月の活動記録2024.05.01
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(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!2023.08.01
2023年 8月の診療日時2023.07.24
第53回、順天堂東医研に参加してきました!2023.07.23
(一社)北辰会関東支部に参加してきました!2023.07.22
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第73回 日本東洋医学会に参加してきました!2023.07.01
2023年 7月の診療日時2023.06.12
(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!2023.06.11
(一社)北辰会本部会に参加してきました!!2023.06.10
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.06.09
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2023年 6月の診療日時2023.05.31
日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)について2023.05.30
生薬観察登山に行ってきました!