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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
痹証(その1)
痹証(その2)
痹証(その3)
痹証(その4)
痹証(その5)
痹症(その6)
痹証(その7)
痹証(その8)
痹証(その9)
ではでは、続き行きます!!
今回も痹証の分類です。
今日は、これです!!
2.寒邪に侵襲されたもの
寒邪によって経絡が侵襲されたものを
「痛痹(つうひ)」
といいます。
寒邪の特性に、
「収引(しゅういん)性」とか「凝滞(ぎょうたい)性」
というものがあります。
これは、気血の運行を、
停滞させ、ギュッと縮こまらせ、渋滞させ、暢びやかに流れなくさせる作用です。
こうなると、経脈や肌肉を拘急(引きつること)させ、痛みや引きつれた感じを出現させます。
卑近な例を挙げますと、寒い日にだれもが体験したことがある、アレがあります。
”鳥肌”
です。
あれは、寒邪に侵襲され、肌肉が収引・凝滞させられたことにより、ギュッと縮こまり、隆起したものです。
あの様に、”ギュッと縮み、ひきつれる”のが特徴です。
ですから、「痛痹」の主な症状は、
寒邪により、気血が凝滞したことによる、
”強い疼痛”と”引きつれ感”
であります。
以前、お話いたしました「不通則痛(つうぜざればすなわちいたむ)」でございます。
また、この強い痛みには、更に特徴があります。
それは、
”固定性”
であることです。
これは、気血が凝滞したことにより、
瘀血(おけつ:滞った悪い血)が発生するためです。
”固定性の痛み”は、この瘀血の特徴です。
滞った血が経絡に頑固にへばりつき、退かないので、”固定性”の痛みとなるのです。
「痛痹」の特徴は、もう1つあります。
それは、
”冷え”
です。
やはり、寒邪に侵されているので、”冷え”が出るのは必定です。
また、気には「温煦(おんく)作用」といって、体を温める作用があります。
しかし、先ほどお話ししましたように、寒邪により気血が凝滞してしまうので、この温煦作用も上手く働かなくなります。
そうなると、さらに身体は冷えるのです。
臨床的にみると、特に、痛みのある部分で冷え所見が強く現れていることが多いです。
ですから、痛みや引きつれ感があるところが、
”冷えると増悪”、”温めると緩解”
という特徴があります。
そして、最後に必須問診事項ですが、もう皆さんお分かりですよね?
そうです、
痛みが発症する、前後に、
「身体を冷やしたことがあったのか、なかったのか」
ですよね。
「痛痹」の診断基準をまとめると、主症状が
1.関節の固定性の強い疼痛、および、引きつれ感であり、
2.その主症状が、”冷やすと悪化”、”温めると楽”であり、
3.発症前後に身体を冷やすことがあった。
とくれば、「痛痹」ごっつぁんです(笑)!!
次回に続く。
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