東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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認知症は脳の病気なの?

2012.07.30

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こんばんは、下里です



いよいよ7月も終わりに近づいてきましたね はあ~ぁあっという間!ですね


みなさんどんな月でしたか?!


わたしは鍼灸校の同期や長旅から帰ってきた友人など、ひょんなことから仲間との再会や



新たな出会いなど、人とのつながりがまた強くなったように感じた一ヶ月でした




*************


私の所属する往診事業部は、高齢の方に接する機会が非常に多く、




現場で「認知症」と向き合うこともしばしばあります。

cf 院長ブログ「認知症」と鍼灸




わたしが往診させていただいている状況として、主訴が認知症である場合というのはありませんし、




患者さんが病院から受けられている治療は基本的に薬によるものです。





また、うかがう先は独居の患者さんよりも施設に入所されている方やご家族と同居の方が多く、個人的に「認知症と治療」もさることながら「認知症と介護」の関係が気になっていました。





今回 『完全図解 介護のしくみ』という本を読んでなるほど~と思ったので内容の一部を紹介します。







■認知症とは?

認知症は、成人になってから認知機能が傷害された状態の総称です。




代表的な症状は記憶力の低下ですが、加齢による物忘れとは違い




「食べたことそのものを忘れてしまう」といった症状が出るため、日常生活に困難をきたします。





■症状


認知症には、中核症状と周辺症状があります。




【中核症状】
先述の記憶障害のほか、段取りや計画が立てられなくなる実行機能の障害や、今がいつでここがどこかわからなくなる見当識障害など


【周辺症状】
睡眠障害・徘徊・不安・抑うつ・失禁・暴力・暴言・無反応・幻覚など




メマリー・アリセプト・レミニール・イクセロンパッチ・リバスタッチパッチといったいわゆる「認知症の薬」は、中核症状に作用するものとされています



■ネーミングについて

そもそも「認知症」という呼称が使われるようになったのは2004年の暮れから。




「ボケ」「痴呆」というのが差別的表現であるとして厚生労働省が新しいネーミングを募集し、




よく2005年より呼称の定着とともに「認知症は病気である」というキャンペーンを展開。





これが成功し、呼び名が定着するとともに「脳の病気である」という意識も定着したそうです。





まだ、10年も経ってないんですね!




■認知症の原因?

西洋医学的には、認知症を引き起こす病気としてはアルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがあり、脳が障害を受けた原因で分類します。




東洋医学的には、脳云々でなく全身でのバランスを見ますので、ほかの疾患と同じく臓腑経絡弁証や八網弁証などを駆使して証を立てることになります。






そして、介護の世界では症状による分類も用いられるそうです。




1998年、竹内孝仁氏による『介護基礎学』で、「葛藤型」「回帰型」「遊離型」の分類が提唱されました。






・「葛藤型」は老化や障害を持った自分が、イメージする自己像とかけ離れているため葛藤し、立派な自分を取り戻そうともがいているタイプで情緒不安定・暴言・被害妄想などの症状が出る


・「回帰型」は老化や障害を持った自分を認められず、過去の時代に帰ることで自分らしい自分を取り戻そうとするタイプで、見当識障害や徘徊などの症状が出る


・「遊離型」は老化や障害を持ちながら生きていくことをあきらめ、自分の世界に閉じこもって自分を保とうとするタイプで、声がけに対する無反応や、独り言などの症状が出る




ざっとまとめると以上のような分類です。




それぞれの分類にあった接し方をすることで、周辺症状がおさまったケースが全国の介護現場で続出し、中核症状があっても、周辺症状が出ないことで日常が穏やかになったそうです。









この介護理論では、認知症の問題点を脳の病気であることでなく、病気ではない生理的な「老い」を通じ、認知症の方が自身の状況と折り合えない「関係障害」に陥っていることだと考え、日常が向上するよう対応し、それが功を奏したのですね。





タイプ別、というのはあくまで便宜上のもので、最終的には人間関係というところに集約されていくものかとは、思いますが





認知症が脳の病気であるというのは、西洋医学的・また浅いながらも政府主導の歴史的な観点であって





自然な「老い」の過程と受け止める姿勢もある。




接し方や見方の変化次第で




症状を改善したり、落ち着かせる可能性が残されている




ということは、頭の片隅においておきたいなと思いました。





参考 三好春樹監修・東田勉編著『完全図解 介護のしくみ』2011年、講談社 pp210~215 



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この記事に関するコメント

“認知症は脳の病気なの?” への2件のフィードバック

  1. ぐっち より:

    認知症・・・近年良く耳にする言葉です。
    最近、学校の授業で先生が「自尊心と認知症」について話されていました。
    なんでも、介護の段階でポータブルトイレから紙おむつになると、認知症が一気に進行する、というケースがあるそうです。
    ブログの中の三分類でも、自尊心との関わりがあるように思います。
    認知症は心の防衛反応の一種という側面もあるのでは、と思います。

  2. すたっふ より:

    ぐっちさん
    こんばんは!コメントありがとうございます。
    あぁ、もしかしたら認知症の周辺症状は、ご本人の自己受容や人間関係の葛藤意外に、心を守る、という側面もあるのかもしれないですね、、、
    まわりが「困った」と感じる症状=「不要」「悪いこと」とは限らないですものね。
    症状に振り回されずにご本人の心身で何が起こっているのかを見つめること
    できたらお互いに幸せになれるのでしょうか。

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