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こんばんは、森岡です(^_^)


前回までのお話・・・


鳥インフルエンザとか風疹とか・・・


続き行きます！！ 

アベノミクス効果なのか、少しづつ景気が上向いているのか、


この連休中は国内旅行増加、海外からの日本への旅行者も増加。 


みんな、じゃんじゃん楽しいことにお金を使って、日本の金融を流通させようじゃありませんか！！ 


「流水は腐らず、戸枢は螻（ろう）さず、動けばなり」　　ｂｙ　『呂氏春秋』


ってことです☆



前置きはここらへんにしまして、「疫癘（えきれい）」の続きです。



前回は、疫癘の概略についてお話させて頂きました。


今回は、もう少し各論的なお話を。



疫癘は「異気」とも呼ばれるように一般的な外邪である、


六淫の邪（風・暑・火・湿・燥・寒）とは少し違った、特異的な邪気であると言いました。



では、どの様に特異的なのか？



１．非常に強い伝染性


これが疫癘の大きな特徴の１つです。


古典には、


「疫癘のが来ると、老幼や（身体の）強弱に関係なく、これに触れた者は感染する」


とあります。


また、その発生場所は、


「都市に発生するものもあれば、村落に発生するものもあり、他に安全な場所はない」


としています。



疫癘の邪気が発生すると、年齢や抵抗力の強弱、場所を問わず、


広範囲に渡り、蔓延してしまうと言っております。



”逃げ場無し”


という訳です(+o+)



また、その侵襲経路も多岐に渡り、


呼吸感染、接触感染、飛沫感染、飲食物から、皮膚から、など様々です。



ただし、多くは基本的に「口鼻から入る」というモノが多いようです。



このように非常に強い伝染性と、多岐に渡る侵襲経路を持つことから、


「疫癘の気に感染し、感染者が死ぬと、またそばの人に入る」


「人が疫癘の気を感受して発病すると、病気は伝染し、ついには一門が滅亡し、外部にまで及ぶ」


と伝えられています。



今で言う、パンデミックとかバイオハザードってやつですね。



映画「アウトブレイク」を思い出しますね。


（アウトブレイクは、エボラ出血熱に類似した致死率１００％の病原菌がパニックを引き起こす映画です。）



人々を恐怖のどん底に突き落としていたんでしょうね、疫癘は。



アーオソロシヤ、オソロシヤ。。。



次回につづく。



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