東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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亡陰・亡陽からみる形神論

2013.10.19

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こんばんは、森岡です(^_^)


中医学系の書籍の基礎理論あたりを見ていると、陰陽の病機について書いてあるところが必ずあります。

病機とは病理、つまり病気のメカニズムのことです。


ですから、陰陽の病機というと陰陽の関係性が失調するメカニズムが書いてあります。



その中に、「亡陰」と「亡陽」という記載があります。



「亡陰(ぼういん)」とは陰液(血や津液)の極度の損耗のことを言います。


「亡陽(ぼうよう)」とは陽気の極度の損耗のことを言います。


両者はいずれも陰陽が離決(陰陽の相互関係が破綻)しかけている非常に重篤な状態で、


救急する必要性があります。



そこに興味深い記載がありました。



「亡陽は亡陰が起こった後に現れることが多い。」



これは非常に重要なんじゃないですかっ!?


(ちなみに亡陰は亡陽が起こった後に現れやすいとは書いてないんです)



東洋医学は気の世界から構築された医学ですから、もちろん陰より陽、血より気に着眼が置かれます。



世界の中心は気であるとなるのです。



しかし、上記の亡陽の記述を見ると、亡陰に次いで起こるということですから、


「陰」というものの重要性がうかがい知れます。



つまり、陰がしっかりしていれば陽気の存亡は起こりにくいと考えているのです。



まさに、形神論の考えですねぇ。



重症な患者さんになればなるほどこういった考え方は重要になるんじゃないかなと思います。


陰虚がグーッと進んできている病に対して、基本は陰気の盛衰に着眼しつつ、陰を補う。


しかし、陰を補いつつも、どれだけ陽気がしっかりしているかに注意を払う。


その逆もしかり。



こういうことが、院長が書かれていた「真寒仮熱」の理論なんかにもつながってくるんじゃないかなぁと考えております。


ほんと陰陽論を医学に応用したことの万能性、無限性に脱帽しますね。



東洋医学バンザイ\(^o^)/



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