羊肉四物湯カレー

2013.12.25

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こんばんは

渡辺です

今日は、クリスマス！

ここ2，3日はスーパーにいくと、小粒の玉ねぎやキャベツ、切り口がきれいな星形になるきゅうりなど、

見た目に美しい普段あまりみない食材が、たくさんあって、楽しいです。

値段は特別価格になる＆すごく混んでるので、レジに並ぶのはあんまり楽しくないですが！

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ところで『少年ジャンプ』という漫画雑誌をご存知でしょうか。

過去に人気を博した『ドラゴンボール』とか『スラムダンク』などが、連載されていた雑誌です。

大体、男の子が主人公で仲間と一緒に敵をやっつける、という筋の話が載っています。

その中にいま、料理対決がテーマの漫画が連載されていて、

先日カレーをテーマにした対決の場面で

代々続く漢方医家の出身という人物が『羊肉四物湯カレー』という料理を出していました。

「四物湯をベースに独自のスパイス（←生薬いろいろ）を、アレコレ調合したオリジナルのカレーです」

といった説明が続き

審査員の心と舌をつかみ、お料理対決に勝利していました。

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四物湯は、血に作用する漢方薬で、

熟地黄
当帰
白芍
川芎

の四種類の生薬からなります。

特に女性生理においては血が重要な役割を果たすため、婦人科の治療には四物湯や、当帰芍薬散といった四物湯の派生処方が多く用いられています。

体を温める性質が強いため、もともと体質が熱に偏っている人には適さない面もあります。

そういう意味では、件の漫画の料理対決では、いろんな体格の審査員がいたので「四物湯で、羊肉で、カレーなんて温め尽くしの食べ物この審査員にたべさせるのは、薬膳としてはだめでは？」

と思わなくもなかったですが、

まぁそこは、エンターテイメント重視の漫画の世界なので。。。

ちなみに、調べていたら台湾にはその名も「四物湯」という薬膳があるそうです。

こちらは、四物湯を組成している四つの生薬で鶏肉などを煮込んだスープのようですが、

メーカーにより生薬の内容が違うそうで、

こういうお料理から、漫画はヒントを得たのかなぁと思いました

面白そうなので機会があったらいろいろ取り寄せて試してみたいです。

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それではみなさま、メリークリスマス