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シュタイナー教育 (その5)

2011.06.07

こんばんは、角田です。

前回までの話

シュタイナー教育

シュタイナー教育 (その2)

シュタイナー教育 (その3)

シュタイナー教育 (その4)


最初の7年期を第1・7年期と呼び、からだをつくることが大きな課題でした。

この頃の子どもは、まねをする存在で、手本である大人を模倣していくことが教育の基本となるといいましたね。


続いて第2・7年期(7歳から14歳)は魂の領域、「感情」の教育の時期で、身体の変化としては歯が生え変わるのが目安みたいです。  

この時期には、いろいろな芸術的刺激を与えることが大事となり、芸術体験によって、世界は美しいと感じる教育を目指します。


また、この時期には、「9歳の危機」と呼ばれる大きな節目があります。


ここで模倣の時期が終わると考えられています。


9歳を迎え、模倣の時期が終わり、「自分」と「周り」の世界があることを知り、自分は「1人」と実感し、親が「他人」なんだと気付くそうです。


感覚的にいうと、これまで、母親を包み込んでくれている存在、母親と一体化している、と感じていたのが、自分の隣にいる感じに変わるそうです。


「隣に感じるようになる」というのは、もう、母親の体に子どもは包まれていないのです。


子どもは、母親のひざから立ち上がり、母親の隣に座ったのです。


母親のひざから降りた9歳の子どもたちは、自分の周りにいる人たちが、自分とは別の人であることを実感するようになります。


そのとき<死>の恐怖を味わい、孤独感や寂しさにおそわれます。


9歳は、幼児期に別れをつげ、別の世界に入っていく子どもにとっては一番大事な時期なのです。


この変化は子どもにとったらとても不安なもので、実は、思春期よりも気をつけないといけないみたいです。



最後に第3・7年期は、精神の領域の教育の時期で、理論的に「思考」することが可能になります。


それ以前のように、教師などの大人を通してでなく、自分自身がまわりの世界に興味をもって意識的に関わっていくことを試行誤差してやっていきます。


まわりの世界は正しいという感情をもつことができるような体験や学びが必要です。


以上の3つの時期では、子供は周りの世界と、大人とは異なった関わり方をしてくると考えます。


そして、この3つをバランスよく身に付ける事で、 シュタイナーのいう「自由への教育」は完成するだと思います。

このシリーズも長くなってきましたが 、もう少しお付き合いお願いします。

次回へ続く。


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