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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
痹証(その1)
痹証(その2)
痹証(その3)
痹証(その4)
痹証(その5)
痹症(その6)
痹証(その7)
痹証(その8)
痹証(その9)
痹証(その10)
痹証(その11)
痹証(その12)
ではでは、続き行きます!!
前回、熱邪によって引き起こされる痹証を、
「熱痹」と呼ぶことを説明させていただきました。
今回はその続きです。
4.熱邪に侵襲されたもの
熱邪によって経絡が侵襲されたものを
「熱痹(ねつひ・ねっぴ)」
といいます。
熱邪単独で襲う形よりも、
風邪や湿邪と熱邪がくっついて、経絡を侵襲するケースが多いです。
前者を風熱邪、後者を湿熱邪と言います。
つまり、基本的には暑い時期や、ジメジメ蒸し暑い日に、これらの邪が旺盛になりますので、「熱痹」を発症しやすくなります。
しかし、「熱痹」は少し特殊で、生成要因はこれだけではありません。
もうひとつの要因として、
風寒湿邪による痹証(行痹・痛痹・着痹)が長期化、慢性化し、経絡に鬱滞し、熱化した場合
にも「熱痹」を形成します。
ん?
何で、風寒湿邪が長いこと経絡に停滞すると熱に変化するの?
って感じですよね。
風寒湿邪が経絡を侵襲すれば、気血を阻滞させます。
気は陰陽で言いますと、陽ですので、陽気がそこに鬱滞するわけです。
それが積もりに積もれば、陽気が過剰となり、ついには熱を発生させてしまいます。
このようにして、「熱痹」は大まかに2パターンの要因によって引き起こされるのです。
また、もともと体に熱邪がこもってしまっている人は熱化しやすいです。
次に「熱痹」の症状ですが、
東洋医学には、
「陽勝ればすなわち熱す」
(陽気が陰気より過剰となれば、熱を生じますよ)
という法則があります。
ですから、陽邪が主体となって引き起こされる「熱痹」の主症状は、
「熱症状」
であります。
四肢や関節が、
”発赤(赤く発色する)や腫脹や発熱”
したり、
”灼熱感”
を伴う痛みや運動不利が出現し、
いわゆる”炎症症状”がメインとなってきます。
(炎症の「炎」は”火”が2つですね。)
また、経絡に阻滞した熱邪が、体のもう少し深い部分に影響すると、
”口渇(のどの渇き)”
”全身の発熱”
”目の充血”
”心煩(胸苦しく、モヤモヤ落ち着かないこと)”
”多汗”
”乾燥”
”便秘”
”小便の色が濃くなったり、少なくなる”
などなどの、熱証がでたりします。
また、緩解因子として、
”冷やすと症状が軽減する”
という特徴もあります。
最後に、「熱痹」の診断基準をまとめると、主症状が
1.発赤・腫脹・発熱・灼熱感を伴う痛みや運動不利であり、
2.熱証を伴うことがあり、
3.暑い時期や蒸す日、熱風吹く日に発症、もしくは風寒湿痺を長く患っている人で、
4.冷やすと症状が軽減する
とくれば、「熱痹」の可能性がグッと高まりますね!!
次回に続く。
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