東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 3

2014.12.26

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これまでのお話


精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 
精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 2
 参照

 


では続きいきます。


 

前回は、日本における脳と心の臓の解釈の歴史のお話を、少しですがしました。

 


では、中国ではどうだったか。

 



方以智(ほう いち 1611‐1671、明末・清初の思想家)という人が曰く、

「心に生じる”生養の気(人体を養い成長させる気)”が脳に上って”動覚の気(動作や感覚を主る気)”となり、機能を発揮する。」

とし、

「脳が澄んでいれば記憶力よく、清明であるが、脳が濁っていると、記憶力悪く、愚鈍となる。」

と言います。

『物理小識』より)

 

参考論文①

参考論文②

 

 


この方以智先生の解釈は、三浦先生の解釈のように、東西折衷方式で、まあ賢いのですが、あまり支持されなかったようです。

 


明末期から清初期にかけては、西洋医学の影響もあり、

「西洋医学が言うように、精神意識の中枢は脳である!」

と極端に述べる説(王宏翰(1648-1700)『医学原始』や、王清任(1768-1831)『医林改錯』が有名)と、

「いやいや、伝統的に認められているように、心の臓でしょ!」

という考え方があり、どちらかというと後者の方が優勢だったようです。

参考論文①

参考論文②

 



続く

 




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