東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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よしよし。。。

2019.09.06

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今朝、まだ咽喉痛が。。。(苦笑)

 

 

しかし、治療の甲斐あってか、昨日の夜中にドバドバ汗をかいて、一気に解熱した感がありました。

 

(計ってないけど)

 

 

従って、全身的には楽。

 

 

また、朝にとある漢方薬を飲んで、診療開始。

 

 

昼休みに、自分で鍼をして、寝る。

 

 

夕方起きると、少しノドの腫れが引いています。

 

 

ふー、これで今回も無事、西洋医学の世話にならずに終われそうです。

 

(時間に余裕があったら、いくつかの病院にかかってみたいんだがね。。。)

 

 

自分が体調を崩した時に、西洋医学がどう診たてて、どういう処置をするのか、その際の医師の雰囲気や空気感はどうか、そういうことを、ある意味「見学」しに行くのです。

 

 

僕は意外とこれ、好きなんです。(゚∀゚)

 

 

まあ今回は行くことがなく終わりそうですが。。。

 

 

まずまず、いい流れでしょうね。

 

 

 

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疲れが出た。。。

2019.09.05

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今朝起きたら、咽喉が痛い。。。

 

(昨日の晩も、じゃっかんおかしかったですが。。。)

 

 

診療開始時間が迫っているので、鍼をする時間はないので、すぐにとある漢方を飲んでおき、昼休み中にスタッフに治療してもらう。。。

 

 

僕は幼少の頃から扁桃が腫れやすく、

 

「あ、きた。。」

 

と思うと、だんだん痛みと腫れの増加とともに全身が怠くなってきて、頭痛や体重節痛、熱発(40度近い)するパターンが多いです。

 

 

経過中、だいたい食欲が落ちるので、3日から5日ぐらい経って、元通りに復活すると、大体5㎏近く痩せています。

 

 

これも面白くて、ある程度体重が増加傾向にあると、だいたい風邪ひきます。

 

(ところで、野口晴哉先生の『風邪の効用』は面白い本ですね。)

 

 

今回、今のところ鍼と漢方の力でどうにか食い止めている感じですが、今晩キチッと寝て、明日の朝には復活できるように、あの手この手で手を打ってみます!!

 

 

自分が病気になると、思考力が低下する中、あらゆる可能性を考えて手を打ちます。

 

 

これもまた修行。

 

 

・・・まあー、今回は富士山登山の疲れが出たかな。

 

 

やはり、事前の十二分な調整、準備、そして終わった後の十二分な休息は重要ですね。(苦笑)

 

 

 

 

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(一社)北辰会、夏季研修会に参加してきました!!

2019.08.27

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25日の日曜日は、伝統ある大阪の鍼灸学校、森之宮医療学園で行われた、(一社)北辰会夏季研修会に参加してきました!!

 

 

今回は「刺鍼初級クラス」の講師としての参加です。

 

 

個人的には、夏季研修会で講師をするのは初めてです。。。

 

 

じゃっかん緊張して臨みましたが、まあ、マズマズの指導が出来たんじゃないかな、と思います。

 

 

私が担当した班はほとんどが臨床経験のある先生方の班で、そういう意味ではやりやすかったですが、経験がある先生ほど、独特の癖がついているものです。

 

 

これをよく考え、観察しつつ、一人一人に、上達のためのテーマを与えたつもりですが、どうなるかは受講生の先生方次第です。

 

 

技術の進歩、上達というのは、自助努力なくしてあり得ません。

 

 

当たり前ですが、かくいう私も、まだまだ道半ばもいいところ(まだ門前?(笑))ですから、今回教えていて、自分自身が反省するところは多々ありましたので、

 

反省し、また精進します。

 

 

北辰会の会員の先生方はもちろん、北辰会に興味のある先生には、毎年大阪で行われるこの夏季研修会と、冬に熱海で行われる冬季研修会(順雪会)には、

 

二つセットで、必ず参加してほしいですね。

 

 

北辰会の技術と理論の概要がよく分かるんじゃないかと思います。

 

 

冬季研修会では、今や珍しくなった、会長である蓮風先生の講義も聴けます☆

 

 

 

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いやー、鍼最高。

2019.08.17

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昨日今日と、お盆明け、イイ感じの緊張感で治療に入らせていただきました。

 

 

臨床はホントに待ったナシ。

 

 

でもそれが最高。

 

 

やっている人にしか分からんね。

 

 

色々な名案が、浮かんでは消える。

 

 

暑邪傷気と腎着上焦で痰化しているのは何でか、補瀉の迎隨の考え方・・・、などなど。

 

 

この時期は水と気のバランスと位置、寒熱も含めてよく考えないと。

 

 

見えるもんも見えない。

 

 

楽勝ムードの症例で、足元すくわれる。

 

 

あらゆるリスクを考えて進めないと。

 

 

気が抜けない。

 

 

・・・けども、ありがたい。

 

 

 

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「温経湯」と「芎帰調血飲」と鍼灸と。  2

2019.07.07

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これまでのお話し

 

「温経湯」というお薬 

「芎帰調血飲」というお薬   参照

 

 

 

◆では鍼灸ではどうか。

 

 

さて、芎帰調血飲的に、肝気を動かして、結果的に血を動かす、みたいなやり方は、北辰会では非常に得意です。

 

 

なんといっても、『黄帝内経霊枢』九鍼十二原(1)の冒頭部分、

 

「・・・余欲勿使被毒藥.無用砭石.欲以微鍼.通其經脉.調其血氣.營其逆順出入之會.令可傳於後世.必明爲之法.令終而不滅.久而不絶.易用難忘.・・・」

 

と、江戸期の医家、後藤艮山(1659-1733)「一気留滞説」を大いに参考にしながら、あらゆる病における「気滞病理学説」を唱え、

 

”鍼でいかに気の停滞をとるか”

 

に腐心してきた北辰会。

 

 

肝の臓を調整する鍼灸の配穴や手法のバリエーションやその詳細については、日本(世界でも、かな?)で一番提示している流派、と言ってもいいんじゃないでしょうか。

 

 

しかし、温経湯に入っている「呉茱萸」という生薬の「暖肝」という方法は、あまりやりません。

 

(・・・というか、それを意識して治療し、よく効いたという症例の話を寡聞にして聴いたことがありません。。)

 

 

「寒滞肝脈」という、寒邪が足厥陰肝経の経脈を阻滞、凝滞させている時に使うわけなので、処方としては大衝や中封にお灸でもするんでしょうか。

 

(選択肢として、ないなあー)

 

 

ですので、実際にやっている、やったことがある、温経湯に一番近い鍼、となれば、打鍼による火曳きの鍼+上腹部への散ずる鍼なんかが相当するかね。

 

 

あるいは、ちょっと変則的だけど、照海にお灸をしてから百会を瀉すとかも、これに相当するものかもしれない。

 

 

北辰会の場合、四診の結果、虚実錯雑、寒熱錯雑でも、そこから標本主従をさらに細かく分析して、どっちに偏ってるかまで考えて詰めて、

 

よりウエイトの大きい方を攻めるのが定石なので、温経湯とビッタンコ、て感じの鍼灸治療はあまりやらないのかもしれませんね。

 

 

「暖肝」、「温肝」、ここはもう少し、実践を通じて研究した方がいいかもしれません。

 

 

漢方の方では、補肝に黄耆、温肝に鹿茸などを使うという考え方もあるようですね。

 

 

生理痛で、鎮痛薬が手放せない人で、疏肝理気する治療でなかなかうまくいかない場合に、温経湯的な考え方が突破口になるかもしれません。

 

 

 

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「温経湯」と「芎帰調血飲」と鍼灸と。

2019.07.06

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ここまでのお話し

 

 

「温経湯」というお薬

「芎帰調血飲」というお薬      参照

 

 

 

◆では、使い分けはどうする??

 

 

あくまでも、私は湯液に関しては専門家ではないので、実際に使ってみての印象は語れませんが、何人かの専門家にも質問させていただいたので、ここに簡単にまとめてみます。

 

 

『中医臨床のための方剤学』では、温経湯芎帰調血飲は、「理血剤」のグループです。

 

 

「理血」とは、”血の病変を治す薬”という意味であり、「活血袪瘀剤」「止血剤」に分けられます。

 

 

「活血袪瘀剤」の代表選手は、有名な桃核承気湯、血府逐瘀湯、桂枝茯苓丸あたりでしょう。

 

 

「止血剤」にはマニアックな処方が多いのですが、『金匱要略』にも出てくる芎帰膠艾湯は有名ですね。

 

(ここにも”芎帰”が!(゜o゜))

 

 

このうちの、「活血祛瘀剤」の中に出てくるのが、温経湯芎帰調血飲であります。

 

 

温経湯は下焦(足厥陰肝経、場合によっては肝の臓まで)を温め、血流を改善し、瘀血を去って新血を作ります。

 

 

芎帰調血飲は、気血の巡りをよくすることに主眼が置かれていますが、出典である『万病回春』にあるように、患者さんの状態に合わせて、約30パターンにもわたって、臨機応変に加減して使う薬です。

 

(そういう汎用性のある処方だからこそ、龔廷賢”産後一切の諸病”とまで言いきっているのでしょう。)

 

 

温経湯では冷え(下焦の寒邪の邪実による気血の停滞)が中心になりますから、例えば月経痛なんかの下腹部痛はさすったくらいでは引かない、きついものです。

 

 

しかも口唇が乾燥したり、手が火照ったりと、上焦には熱も持ちます。

 

 

このような上熱下寒のバランスを調えつつ、血の流れをよくして瘀血を去り、新血を作るのが温経湯

 

 

それに対して、肝気を巡らせて、結果的に血を巡らせるのが芎帰調血飲

 

 

・・・さてこれ、鍼灸ではどうやるか。

 

 

長くなったので続く。。。

 

 

 

 

 

 

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「温経湯」というお薬

2019.07.04

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「温経湯(うんけいとう)」という漢方薬がある。

 

 

アトピーなんかで、意外と、処方されている人が多かったりする。

 

 

・・・さてこれ、どんな薬か。

 

 

出典はあの『金匱要略』の、婦人雑病脈証并治です。

 

『金匱要略(きんきようりゃく)』という書物     参照

 

 

『金匱要略』では、閉経後に下痢が続いて止まらず、下腹部が引きつって腹が張り、夜間に発熱し、手掌が火照り、口唇が乾燥するものに使う、とあります。

 

 

『中医臨床のための方剤学』によれば、効能は「温経散寒・養血袪瘀」とあります。

 

 

要は経絡経筋を温めて寒邪を散らし、血を養い、瘀血をどかす、と。

 

(この、血に対するアプローチとしての補血、養血、理血、活血などの違いについても、そのうち触れないといけませんね。)

 

 

主治は「衝任虚寒・瘀血阻滞」とあります。

 

 

奇経八脈の衝脈と任脈が冷えてしまって、瘀血を生じたものに良し、と。

 

「奇経八脈」を含む記事 参照

 

 

これは衝任脈の虚寒+血虚+瘀血の邪実、ということで、虚実挟雑証の処方であります。

 

 

配合生薬はたくさんあるのですが、主薬は暖肝、散寒呉茱萸(ごしゅゆ)と、温通桂枝(けいし)であります。

 

 

(主に下腹部を)温め、血の巡りをよくすることがこの方剤の眼目であり、現代では月経不順、月経痛、不正性器出血、不妊症などによく応用されるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本東洋医学会に参加してきました!! ②

2019.06.30

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前回のお話し

 

日本東洋医学会に参加してきました!! ①     参照

 

 

◆二日目は一瞬。

 

 

日本東洋医学会、二日目の土曜日も聴きたい講演があるにはあったんですが、清明院の土曜の診療は忙しく、遠方から、土曜日しか来れない患者さんがたくさん見えます。

 

 

ですので、自分が演者でない限りは、診療を優先するようにしています。

 

 

開業以来、土曜は片手で数えられるぐらいしか休んでいないと思います。

 

 

・・・というワケで今回も、土曜日は昼休みに一瞬だけ顔出してきました☆

 

(会場近いしね☆)

 

 

今回、土曜の午後に(一社)北辰会竹本喜典先生が症例を、元清明院副院長の松木宣嘉先生が江戸期の古流派研究をポスター発表しました。

 

 

ポスター発表というのは、パネルに研究内容のポスターを貼り出しておき、それを読んで質問してくる人に、発表者がその場で答えるというものです。

 

 

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↑↑質問者に熱心に説明する竹本先生。

 

 

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↑↑松木先生の発表

 

 

そしてポスター発表の後、竹本先生が清明院に来て下さいました☆

 

(あ!写真撮り忘れた。。。)

 

 

そして夕方には、新風先生も清明院に合流して、なんと新風先生と竹本先生に診療を見て頂くという極限状況を経験しました。(汗)

 

 

診療終了後の夜は、東洋医学会の懇親会からの、東洋医学会のスピンオフ企画である「漢方を熱く語る会」へ。

 

 

いやー、濃い終末でした。。。

 

 

 

 

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『素問 異法方宜論(12)』の同病異治

2019.06.27

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東洋医学のバイブル『黄帝内経 素問』の中に、「異法方宜論(12)」という有名な篇がある。

 

 

ここでは「同病異治」の道理を説いている。

 

 

「同病異治」というのは、同じ病でもいろんな治し方があるという意味で、それはどうしてか、という問題を取り上げたのがこの篇だ。

 

 

内容はいたってシンプルであり、

 

 

◆東方の民

 

→海が近くて魚と塩辛いものばっかり食べてるから、熱が籠ったり、血を病みやすく、オデキが出来る人が多い。

 

→砭石(石のメス)で切開や出血させるような治療が適してる!

 

 

◆西方の民

 

→砂漠や丘陵地帯が多く、おいしいお肉や新鮮な乳製品ばっかり食べてて太ってるので、外邪には入られにくいが、内臓を病んでいることが多い。

 

→内服薬が適してる!!

 

 

◆北方の民

 

→寒くて、乳製品中心の遊牧生活をしているため、内臓が冷えて脹満の病が多い。

 

→お灸が適してる!!

 

 

◆南方の民

 

→蒸し暑くて酸味や発酵食品をよく摂っているため筋肉の攣りや痺れが多い。

 

→鍼が適してる!!

 

 

◆中央の民

 

→四方から色々な食べ物が入ってくるので、色々なものを食べているが、苦労しないので、痿軟の病や血行不良(寒熱)の病が多い。

 

→マッサージが適してる!!

 

 

・・・で、名医というのは、これらをよく理解して、治療の大原則を踏まえて、臨機応変に対応できる先生のことです。

 

 

という内容です。

 

 

要は東西南北の民衆の生活様式に着眼し、それに応じた治療をしないとダメよ、って話です。

 

 

現代人、特に都市部で生活している人は、「中央の民」に一番近いですかね。

 

 

街中に無資格も含めたマッサージ屋さんが溢れかえっているところを見ると、納得です。(苦笑)

 

 

まあそういった中で、清明院は「鍼灸砭石担当」として頑張ります!!

 

 

異法方宜論的な、鍼灸砭石の適応症はオデキ、筋緊張、神経痛、神経麻痺、内臓の冷えから来る脹満らしい。。。

 

 

・・・まあ、よく診てます、確かに。(^^)

 

 

 

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刺激量の問題 ⑦(置鍼か単刺か4)

2019.06.19

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これまでのお話し

 

 

刺激量の問題 ①  

刺激量の問題 ②  

刺激量の問題 ③ 

刺激量の問題 ④

刺激量の問題 ⑤

刺激量の問題 ⑥          参照

 

 

◆置鍼か単刺か。  つづき

 

 

前回、置鍼時間にマニュアルや決まりはなく、各人が経験の中で会得するしかない、ということを書きました。

 

 

・・・とはいえ、『黄帝内経』の中に、もちろん一定の参考はあります。

 

 

置鍼のことは、「霊枢』九鍼十二原(1)に、

 

「毫鍼者.尖如蚊虻喙.靜以徐往.微以久留之.而養.以取痛痺.」

 

とあるように、”留”あるいは”留鍼”という文字などで表現されています。

 

 

「置鍼」あるいは「鍼を置く」というような表現は、『黄帝内経』には出てきません。

 

(因みに『黄帝内経素問』調経論(62)「持鍼勿置.」は、置鍼という意味ではないと思います。)

 

 

『黄帝内経』中の”留”を文字検索(便利ー(゚∀゚))すると、『霊枢』で146件、『素問』で57件、ちなみに鍼灸医学の聖典といってもいい『難経』では16件出てきます。

 

 

このうち、「置鍼」という意味で”留”という文字が出てくるのは、ほとんどが『霊枢』です。

 

 

『霊枢』九鍼十二原(1)にあるように

 

「毫鍼は置鍼して気を養って痛痹をとる」

 

のが、本来の毫鍼(現代の一般的な鍼治療で最もよく使われる鍼)の使い方なのかもしれません。

 

 

他に、

 

『霊枢』本輸篇(2)では冬は井穴とか兪穴に置鍼しなさい

 

とか、

 

『霊枢』四時気篇(19)では冬には置鍼しなさい

 

とか、

 

『霊枢』経水篇(12)では陽明経は多気多血だから刺鍼は深く、置鍼は長くしなさい

 

とか、

 

手の経絡は浅くて気の動きが早いから、刺鍼は浅く、置鍼は短くしなさい

 

などなど、興味深い記載がたくさん出てきます。

 

 

こういったところを細かく読んでは、季節や寒熱なども考えて、自身の臨床と照らし合わせて作っていくのが、一番正解に近いものが見えてくるのではないでしょうか。

 

 

 

続く

 

 

 

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