東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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声帯ポリープと鍼灸(その5)

2013.07.07

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こんばんは、森岡です(^_^)


これまでのお話・・・


声帯ポリープと鍼灸
声帯ポリープと鍼灸(その2)
声帯ポリープと鍼灸(その3)
声帯ポリープと鍼灸(その4)

続き行きます!! 

いや~猛暑です(-_-;)


先日まで思いのほか涼しかったのに。


陰陽平衡の法則がキッチリ働いてらっしゃる。


今年は暑くなりそうですな~。



話は本題に。。。


前回は発声には肺の臓、肝の臓、腎の臓という三臓が主に関わっているというお話をさせて頂きました。



今回は、経絡についてのお話です。


東洋医学が、なぜ体表観察(気色診、腹診、脈診、舌診、経絡経穴への触診など)によって体内の五臓六腑の病が推察できるのか?


これは1つに、経絡の存在があるからです。


経絡は内(体内)では臓腑とつながり、


外は体表に出て、気・血・津液を循環させ、


数多ある経絡同士を連絡させております。



ですから、


臓腑の病変は経絡を介して、体表にある経穴(ツボ)に反応が反映されます。


従って、扁鵲の記した有名な言葉「病の応(反応・現象)は体表にあらわる」ということになるのです。



ということで、


声帯が存在している咽喉部に、どの様な経絡が流注(流れている)しているかを考えてみます。



ちなみに、


鍼灸の専門学校では主に「経絡経穴概論」という科目で、経絡や経穴について学びます。


この科目で習う経絡は主に「正経」といい、最もメインとなる経絡と、


「奇経」と呼ばれる、やや特殊な経絡の一部のみ習います。



しかし、経絡系統はそれだけではありません。


その他、経別、経筋、皮部、絡脈、浮絡、孫絡、とまだまだあります。


経絡系統の中でも、特に重要なものに「正経」「経別」「経筋」「絡脈」の4種が挙げられると思います。


ですから、少なくとも、4つの経絡×12臓腑=48経絡を勉強するべきです。


これだけでも相当勉強になります。



まぁ、前置きはこのへんにしまして・・・



挙げていきますね。


【咽喉に流注している経絡】


手太陰正経・経別

手陽明経別

足陽明経別・絡脈

足太陰正経・経別

手少陰正経・経別

足少陰正経

手厥陰正経

足少陽経別

足厥陰正経

任脈(奇経)


なんと12経絡中、9経絡が流注!!


入ってない経絡の方が少ないですね(苦笑)



つまり、発声を機能的にメインで行っているのは肺・肝・腎の三臓ですが、


その他、これだけの経絡が咽喉部に流注しているということは、


これらの臓腑に異常が起こった時も、発声に影響することがあるということを示唆しております。



また、肺・肝・腎の異常がこれらいずれかの経絡に波及しても、発声の異常につながって行きます。


ですから、異常のある部分にどの臓腑の、何の経絡が流注しているかを把握することも非常に重要となってきます。



臨床的にも咽喉部の異常は良く遭遇しますが、簡単には治ってくれないなという印象です。


それは、これだけ複雑に経絡が流注しているのも一つの原因だと思います。



これらをキッチリ弁別できないとシャープに治っていかないのですね。



次回につづく。




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