東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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ある医者と看護師との対話

2011.12.16


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こないだ、とある看護師と医者と知り合う機会があった。


そこで、こんな話が出た。


看護師「竹下先生って、鍼師さんなんですよね?鍼で腰痛とか肩こりが治るのは、血行が良くなるのかな~って、何となく分かるんだけど、不眠とか風邪とかアレルギーが治るのって、何でなんですか??」

医者「そりゃあ自律神経系や免疫系に作用して、自然治癒力が高まるからだよ。ねえ、先生?」

竹「・・・ん~、ま、そう解釈される場合もあります。でも実際は東洋医学の理論に基づいてやるので、現代医学の考え方に完全に還元することは難しい、というか不可能だと思っています。」

医者「俺が風邪ひいたら、まず薬なんて飲まないね。〇〇顆粒なんて、よく出回ってるけど、あんなもん、とんでもないよ。カゼの引き始めに免疫力下げてどーすんだよ。」

看護師「ええ~!〇〇顆粒はいい薬ですよ~。引き始めに飲んだら、症状も楽になるし、すぐ治りますって~!!何度も経験ありますよ~。」

医者「だから~、症状がおさまるのと治るのは違うんだよ。一時的に症状を抑えるのは根本解決にならないからかえって経過が長引くだけなの!ねえ先生?」

竹「はは(笑)、でも症状を緩和するのも大事なことですよ。」

医者「まあね。どうしても明日仕事に出なきゃいけない時とかは、しょうがない時もあるけど、ああいう強引な抑え方って、よくないと思うんだけど・・・。」

竹「それは基本的には僕も同感ですが、先生はどうしてそう思うんですか?西洋医でありながら。」

医者「僕は大学病院にいた時代、”最先端”と言われている西洋医学の治療によって全然治らない症例を嫌というほど見てきました。それで、医者でありながら一部の西洋医学の方法や考え方に不信感を感じるようになったんです。」

竹「なるほど。」

看護師「西洋医学と東洋医学がいいとこ取りできればいいと思うんですけどね~。」

医者「そりゃ無理だよ。根本的なカラダの見方が違うんだから。」

竹「そうそう、そうなんです。先生はそこまで分かってるのに、東洋医学はやらないんですか?」

医者「前々から興味はあるけど、時間がなくて・・・。」


・・・という会話でした。(ごく一部ですが。)


皆様はどう思われますか??


医師の中に、”薬を飲みたくない”という人が多くいることは事実でしょう。


どうしてでしょうかネ。


随分前にも、とある若いドクターに、

「東洋医学を勉強したいんですけど、どこに行ったらいいんですか??」

とか、

「鍼灸を勉強するには、鍼灸学校に行かないとダメですか?」

と、聞かれたことがあります。


潜在的には、患者さんからも、医療従事者からも、非常に注目度が増してきているこの医学・・・。


西洋医学の現場で働いている人の間でも、徐々に認識が高まってきています。


・・・さあ、この動きが加速していった時、日本の鍼灸家、漢方家は、医師達、西洋医学の畑の人たちからの期待に応えられるか。


徹頭徹尾東洋医学で、医学の世界、治療の世界が表現できるか。


大問題だと思う。


・・・まあ、職種に限らず、どういう状況になっても、キチッと自分らの立場を明確に出来て、かつ結果の出せる仕事じゃないとネ。



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