東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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声帯ポリープと鍼灸(その3)

2013.06.22

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こんばんは、森岡です(^_^)


これまでのお話・・・


声帯ポリープと鍼灸
声帯ポリープと鍼灸(その2)

続き行きます!! 

前回は、発声と肺の臓の関係についてお話させて頂きました。


発声を正常に行わせている中心的臓腑は肺の臓でしたが、肺の臓単独の作用では声は出ません。


ここに、その他の臓腑の作用が加わることで、初めて発声という生理的活動が正常に営まれるのです。



では、その他の臓腑とはいかなるものか?


考えていきましょう。



西洋医学における発生のメカニズムは、


声帯という器官を周辺の筋肉が閉じたり開かせることにより、空気の振動を発生させ音を出すということでした。


(忘れてしまった方は最初の記事を読み返してみてください。)



つまり、周辺にある筋肉の作用なくしては発声は行われないのです。



東洋医学では、西洋医学の筋肉と似た概念で「筋」というモノがあります。


この「筋」は運動作用を主る身体の器官で、まぁ、ほぼほぼ西洋医学の筋肉に相当すると考えて良いと思います。


(完全なイコールではありませんが。) 



そして、この「筋」と非常に関連の深い臓腑が「肝の臓」です。



東洋医学では「肝は筋を主(つかさど)る」といって、


運動機能と肝の臓の関係性を重要視しております。



なぜ、肝の臓と筋が関係深いかというと、1つは「血」というキーワードで説明されております。


筋が正常に運動機能を発揮させるには、血によりしっかり栄養されていることが前提となります。


このように、血には筋の栄養分となる働きがあるのです。



そして、この血を足りないところには分配し、余分なところには供給を減らし、


血の循環バランスを維持しているのが肝の臓の「蔵血作用」という働きです。


この肝の臓の蔵血作用がしっかり働いていることにより、


筋は血に十分に栄養され正常な運動を行うことができるのです。



ですから、「肝は筋を主る」のです。




話を声帯ポリープに戻しましょう。




東洋医学的に考えても、声帯の開閉に「筋」の運動作用が関わっていると考えることができます。


ですから、肝の臓が正常に働いていることで声帯がスムーズの開閉され、


発声の一部を担っているということです。



上記のことから、発声には肺の臓に肝の臓の作用が加わり行われていることが分かります。



でも、これら以外にも発声には、まだまだその他の臓の働きなくして正常に発揮されることはありません。



はい、次回です(笑) 



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