東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

病は気から(その2)

2010.10.08

こんばんは、森岡です(^_^)

前回は、「精神神経免疫学」から現代科学的に、「心と体」の問題について触れました。

前回のお話・・・

病は気から(その1) 参照

では、これを東洋医学的に考えていきます。

まず、ストレスという外的刺激が加わると、「気」の流れに滞りが起こります。

人体には、隅々まで「気」が流れていることは以前にも何度かお話をしてきました。

気については院長ブログ 「気」ってなんですか? 参照

この「気」の乱れにいち早く対応するのが、「肝(かん)の臓」です。

(西洋医学でいう「肝臓」とは違います!!あくまで東洋医学においての五臓六腑の中の一つである「肝の臓」のことです。誤解なきように。)

「肝の臓」について詳しくは院長ブログ

「肝」ってなんですか?(その1)
「肝」ってなんですか?(その2)
「肝」ってなんですか?(その3)
「肝」ってなんですか?(その4)
「肝」ってなんですか?(その5)
「肝」ってなんですか?(その6)
「肝」ってなんですか?(その7)
「肝」ってなんですか?(その8)
「肝」ってなんですか?(その9)
「肝」ってなんですか?(その10)    参照

「肝の臓」は「気」の流れを調節する要です。

また「将軍の官(かん)」とも呼ばれ、外界からの様々な刺激に対して、あれこれ対応策を考え、適切な対応をとってくれます。

「肝の臓」が正常ならば、少しくらいのストレスで「気」の流れが滞っても、サッと正常な状態に戻してくれます。

この「肝の臓」の働きの如何が、現代科学で言う「免疫力」や「ホメオスタシス」と関連してくるのでしょうね。

しかし、これが長期間続いたり、許容範囲を超えた強いものであった場合、「肝の臓」は変調をきたします。

「将軍」がやられてしまった戦(いくさ)に勝ち目はありません。

「気」の流れはどんどん悪くなり、「病気」という形となり、様々な症状を生みだします。

まさに「気」を「病む」訳です。

精神の不調から、「肝の臓」のを病み、病気となる。

「病は気から」はあながちでもなく、むしろ的を得た表現です。

ストレスに屈しないためには、普段からの「心持ち」が重要になってくると思います。

まぁ、その話も追々していけたらなと思います。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」です!!


愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ

清明院院長ブログ『最高の鍼灸の追求』

関連記事: 森岡

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ