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こんばんは、森岡です(^_^)


朝、エアコンの暖房を入れたつもりがクーラーになってました。

部屋を暖めてから着替えをしようと思ったのに３０分後には極寒の地でした（笑）


朝からついてない。


・・・そうだ、こんな日は勉強会へ行こう。



ということで、


本日は代々木まで（一社）北辰会関東支部２月定例会に参加してきました！！



今回は午前中は、関東支部長の尾崎真哉先生による「経穴解説総集編」 、


午後からは本部理事講師の堀内齊毉龍先生による「空間診実技」、


そして、関東支部講師兼清明院院長の竹下有先生による「症例レポート　子宮癌末期」


という三本立て。



尾崎先生の発表はいつも非常に情報量が多く、学ぶべきところがたくさんありますが、ついていくのも大変です（苦笑）


しっかり集中し良い情報をインプットし、


きちんと自分のなかで噛み砕きアウトプットできるようにしないと、


せっかく得た知識も”豚に真珠”、”猫に小判”になりかねないので、


帰ってからもう一度復習しなくてはいけませんね。



実技は堀内先生並びに講師の先生方による「空間診」。



空間診とは簡単に言いますと、正常な体には気血が過不足なく、滞ることなく均一に流れております。


しかし、何らかの理由で気の流れが滞ったり、過不足ができたり、どこかに片寄ったりすると病となります。


「身体のどの空間に気の偏りがあるか」


これを診察する方法を北辰会では「空間診」として提唱しております。



これは日本鍼灸の中でも非常に特異性がある診察法です。



空間診には非常に柔らかく、繊細なタッチで人体各所を触診していきますので、


今日習ったから明日から即日使いこなせるか？といったら無理です。


鍛錬が必要だからこそ、普段の臨床でもしっかり注意事項を頭に入れながら、


目的意識をもって診察していかなければなりません。


それでも、やはり癖みたいなものが出てきますから、それを是正してくれるのが勉強会です。


また、普段臨床をしていてわからなかったところも質問し、ヒントを頂けたのであとは精進するのみです。



最後の症例レポートは「子宮癌末期」という非常に難しい症例です。


竹下院長の症例は普段から見たり聞いたりしており、難病の患者さんも非常に多くおられますが、


中でもこの症例は非常に難易度の高い症例の１つではないでしょうか。



それを見事に早い段階で良性の変化を出していることに、


私含め臨床をやられている先生方などは驚かされたのではないでしょうか。。。



その後、この症例には堀内先生の解説が入り、


さら藤本蓮風先生からの難病や慢性消耗性疾患を見る時のポイントというコメントもあり、


得るものがかなり大きかったです。



今後、西洋医学の対応できない疾患や難病というものが増えてきそうですが、


それに鍼灸ではどう対処していけるのか。



鍼灸業界がこれからどのように社会に評価されていくのかのポイントとなりそうですね。



そういう日のために、今はコツコツと臨床を重ね、時を待つしかありません。



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