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こんばんは、森岡です(^_^)


先日、久しぶりに院長とお昼をご一緒しました。

最近は往診で忙しく、なかなか院内にいることが少ないので行けてなかったんです。


そして、そういった時の話題はほぼ１００％鍼灸の話（笑）


改めて、院長も僕も鍼灸が好きなんだなと思います(>_<)


そして、こういう時に院長が話してくれる観察眼、発想、病気を診ていく視点、治療のヒントなど、


どれもが非常に参考になります。 


そして、批判的意見も。


（これは単なる頭ごなしの否定とか、嫌味って意味じゃありませんよ）



「あーそういう風に着眼していけばいいのか～」


とか


「あのツボが重要な意味を示しているのか～」


など、自分の治療で見落としているものを指摘して頂くことやアドバイスから再確認できます。



院長も昔は、


「いかに早く治すか、自分の治療が間違っていないか、とかそんな質問ばっかしてたな～」


と仰っていました。 



私が学生時代に、ある先生が、


「どこかの学会で発表するとか、自分の考えを世に問うということは、誉められたり共感されたりするのではなく、本来の目的は批判されるために行うことだ」 


といっていましたが、まさにそうだなと思います。



しかし、本来、「人に批判される」ということは「自分を否定される」ことにつながるため、


恥ずかしかったり、イヤな思いをすることもあります。


人は誰しもが、「自分は間違っていない」、「正しいことをしている」と思いたいものです。


けれども、その”思い込み”が人に迷惑をかけることもあります。


また最近読んだ本にも、


「現代の若者は、自分は周りよりも優れているというある種の間違った有能感をもっており、人から批判されると素直に受け止められず、自分よりも格下のヤツが何言ってるんだとキレたり、意に介さない」


と書いてありました。



しかし、批判を素直に受け止めるという道を通らずしてさらなる高みには行けないというのが、自身の経験を通して実感しているところです。



上司の方や先輩や、時には後輩に「大いに批判」して頂いて、それを糧に次のステップへ行く。



そして、そこから新たな発想や視点を発見し、臨床に活かしていく。


Ｔｒｉａｌ＆ＥｒｒｏｒからのＣｒｉｔｉｃｉｚｅ（批判）


この過程こそ、上達への近道だと思います。



批判されることは、次の段階に進めるチャンスを多分に秘めてる。


批判を恐れず、突き進もう。



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