東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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アシュトンマニュアル(その3)

2014.04.20

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こんばんは、森岡です(^_^)


前回までの記事

アシュトンマニュアル
アシュトンマニュアル(その2)


続きです!!

前回は、


世界中で精神疾患患者が増え続けていること、


服薬者の中には精神疾患そのものより、薬の副作用で苦しんでしまっている人が多くいること、


ベンゾジアゼピン系薬剤は脳の機能的損傷を発生し得る可能性があること、


などについて書いていきました。 


今回も気になるところを書いていきますー。



☆服薬により最も危惧すべきことは離脱症状にあらず


この話題が、精神疾患の本質かと思います。


精神疾患を患うことでツライ症状に悩まされる。

     ↓

社会生活に支障がでる。

     ↓

それを服薬により一時的に和らげる。

     ↓

薬が効いている間は、一定の社会生活を営める。

     ↓

ジワジワと副作用が現れ始める。

     ↓

副作用により、再び社会生活の中断を余儀なくされる。 

     ↓

副作用を軽減を目的に減薬、断薬を試みる。

     ↓

重い離脱症状に見舞われ、その症状は初発の段階より数倍強いものとなっている。

     ↓

   服薬再開。


この負のスパイラルは確かに事態を重く受け止めなければなりません。



しかし、この過程の裏にはより深刻な問題が隠されていることをアシュトンマニュアルでは指摘しています。



それは、服薬により一時的に症状が和らぐ裏で、


それを引き起こした「根本的要因の解決」が先送りされ、


何年も放置されるケースが多いという事実です。



何か、身体に不調が現れるということは、


「心身に異常が起こっていますよ~」


と知らせてくれているシグナルです。


これを服薬により抑え込めば、その危険信号は発信されなくなるため、


一見、心身の異常は解決されたかのように見えます。



しかし、これは錯覚です。


火種はくすぶったままなのです。 



精神疾患は偶然の産物ではないと、私は思います。


なるべくしてなると。


その要因が必ずどこかにあると思います。


そこに目を向け、受け止め、乗り越えていかなければ、


いつまでも心の奥底にジッと潜み、何か起こるたびにソイツが顔を覗かせます。



やはり、そのことを本人自身が気付き、理解しないことには本当の意味での治癒はありえないんじゃないかと。



目を背けたい時期はあるとおもいますし、早急に解決することではないかもしれませんが、なるべく早い段階で、一度そこと向き合い、


「さて、こいつとどう対峙していくか」


と腰を据えなければならないのかもしれません。



「薬剤の長期服用により、根本に目を向ける時間が大いに遅れること。」




これが最も危惧すべきことではないでしょうか。




☆離脱症状へのアプローチ法として鍼灸が挙げられている



これは僕らにとってはある意味「当たり前」のことかもしれませんが、社会的にみればスゴイことです。


社会的に鍼灸治療というものが認知され、その効果が一定認められているということの証左です。


このマニュアルは世界各国で読まれ、そういった認知度の高い論文(ちょっと形式は違いますが)を書かれる教授が鍼灸を推すというのはなかなかに意味があることなんではないでしょうか。 


「効果には個人差がある」という前提ではありますが、


日本でもこういった疾患に対する治療法の1つに鍼灸があるということを、


”鍼灸業界にいない人”の口からどんどん発信してもらえると、


また違った流れになるんじゃないかな~と、密かに思っております。


(もちろん私含め、鍼灸業界にいる方々が強く発信していくことありきで。。。) 



しかし、現実を見ると、杓子定規に全くいかないのが心の問題。


本当にケースバイケースと言わざるを得ないこともあります。


ですが、それを言っても始まらないので、


このようなマニュアルが存在することには一定の価値があると言えると思います。



今後、増え続けるであろう精神疾患の患者さんの手助けとなれるよう、引出の1つとしておこうと思います。 


とりあえず、一旦お終いです。



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