東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風を考察する(その7)

2012.07.15

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こんばんは、森岡です(^_^)


前回までのお話し・・・

風を考察する
風を考察する(その2)
風を考察する(その3)
風を考察する(その4)
風を考察する(その5)
風を考察する(その6)


続き行きます!!



外風各論最後です。



4.「風は百病の長なり」




「百病」だなんて、なんだか怖そうですね、、、。


分かりやすくいっきます(笑)



風という気候変化は、特に「春」に良く観察される気象現象であることから、


春の主気(しゅき=メインの気)とされています。



しかし、風に限っては他の外邪(暑・火・湿・燥・寒)に比べ、


”四季を通していずれにも出現しやすい”


という特徴もあります。


こういったことから、風が風邪となり、体を侵襲するときに、風邪単独で侵襲する場合もあれば、


他の外邪とともに合わさって侵襲することもあります。



例えば、この時期の暑さ抜群の時に風が吹けば、


火邪+風邪という形の「風熱(火)邪」となり、人体に侵襲したりします。


冬などに強い北風が吹けば、


寒邪+風邪で「風寒邪」となります。


こういった複合系の邪気は、引き起こす病気も複雑になります。


でも、臨床においては、大体こういった形で、複雑に二邪、もしくは三邪が複合して人体を侵襲し、病気を発症していることが少なくありません。


また、風は例えば、”すきま風”のようにチョットの隙間が空いていても、家の中に入ってきたりします。


ですから、あらゆる隙間をシャットアウトし、密室状態にしなければ、風はどこからだって侵入できてしまうんです。



しかし、人間の身体はそうもいきません。



どこかしらに、弱っている部分があったり、逆に停滞し、流れが悪くなっているところがあります。


そういった、隙間に乗じて、風邪は侵襲してくるんです。


ですから、外邪の中でも、容易に人体に侵入できるという特徴もあります。



そういったわけで、風邪は、


外感病(外邪によって発病する病気の総称)における主要な発病因子となり、


さらに、


その侵襲部位は広範囲


なので、


様々な病を引き起こす親玉となる


ことが往々にしてあります。




この様な事から、風邪は「百病の長」と言われるわけなのです。




外風については、詳しく書けばまだ書けますが、大体こんなところで、説明を終わらせていただきます。



次回から、「内風」に入っていきたいと思います。



次回に続く。




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