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2016.04.25
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4.24の日曜日は、御茶ノ水女子大学で行われた(一社)北辰会スタンダードコースで喋ってきました!!
今回は年度初めの関東支部の勉強会。
そのオープニングを務めさせていただきました☆
テーマは
「2016 北辰会ガイダンス&一連の流れと学び方」
です。
北辰会方式というのは、他によくある勉強会と違って、「一療法」ではなく、「一医学」を説いている訳なので、基礎から臨床まで、
その内容は膨大にして深遠です。
ですので、学習する側も要領よく学習を進めていくことが重要だと思います。
(因みに、学習意欲そのものがない人はもちろん論外ですが。。。)
まあ、前回、年末の講義の時に、気合い入れて勢いよく喋ったら、「怖い」だの「動悸がした」だの「過呼吸になりそうになった」だの、
色々言われたので(苦笑)、今回はまったりとゆっくりと、優しく和やかに喋りました。
どの程度伝わったか分かりませんが、まあ、アンケートを待ちます。
午後は東京大学で行われた日本東洋医学会に参加してきました。
日本東洋医学会は、日本の東洋医学の最高権威と言っていい学術団体でしょう。
やはり漢方の話が多く、一定の参考にはなるものの、もっともっと鍼灸の話が増えるべきだと思いましたね。
ただ、漢方医の先生方も、中には経絡を意識した処方を考えたりしている人もいるんだなあ、というのは分かりました。
東洋医学の専売特許である経絡経穴学に興味を持っている医師が、たとえ少数であっても、いることは事実です。
経絡経穴学を臨床的に語れるのは、この日本では鍼灸師だけなはずです。
鍼灸師の方から、日本東洋医学会に歩み寄らないといけないんでしょうね。
認めてもらうのを待っているのではなく、強引に認めさせるぐらいの気概が必要でしょう。
目先のお金も大事かもしれないけど、頑張りましょうね、鍼灸師。
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2016.04.19
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4.17の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!
今回は年度初めの勉強会。
今回から、基礎的な内容の講義は、業者に依頼して、ビデオ撮影し、会員が自宅のPCで学習できるような「Eラーニング化」を進めていくようです。
(素晴らしい☆)
こうやってどんどん、北辰会方式を学ぶ上で最低限必要な、基礎学問の部分(臓腑経絡学や体表観察学、基礎中医学など)は、
自宅で何度も反芻して講義が受けられるように、ガンガンEラーニング化を進めるべきだと思います。
北辰会方式というのは、他によくある勉強会と違って、「一療法」ではなく、「一医学」を説いている訳なので、基礎から臨床まで、
その内容は膨大にして深遠です。
ですので、そうやって学習する側が学習しやすいように効率化するのは、とてもいいことだと思います。
(因みに、学習意欲そのものがない人はもちろん論外ですが。。。)
こうやって時代とともに、色々なことがどんどん変化していくのでしょうね。
朝イチは油谷真空先生による「臓腑経絡学総論」。
いつもながら、ダジャレが炸裂していました。
(笑・・・それがEラーニングとして半永久的に残ります。)
油谷先生は北辰会の代表図書と言っていい、『臓腑経絡学』の主編者です。
私も今年の年末に「臓腑経絡学 総集編」を東京衛生学園で講義しますので、いろいろ参考にさせていただきました。
午後は神戸の原元氣先生による「体表観察学総論」。
北辰会方式の中核的内容である『体表観察学』。
その膨大な内容を、一つ一つ、スッキリとまとめて講義しておられました。
・・・さ~てこうやってどんどん、北辰会方式はまとまり、勉強しやすくなり、次なる段階へ進んでいきます。
その中で、自分に何が出来るか。
(なにも出来なかったりして(爆))
・・・まあ、やるだけやります。
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2016.04.16
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これまでのお話・・・
補瀉 1 補瀉の定義と『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の補法
補瀉 2 『黄帝内経素問』調経論(62)の補法
補瀉 3 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の補法
補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法
補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法
補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法
補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法
補瀉 8 『黄帝内経素問』刺志論(53)の補法
補瀉 9 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法
補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法
補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法
補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法
補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法
補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法
補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ
補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ
補瀉 17 『難経』71難における補瀉
補瀉 18 『難経』76難における補瀉
補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き
補瀉 20 『難経』78難における補瀉
補瀉 21 『難経』79難における補瀉
補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ
補瀉 23 孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉
補瀉 24 金代、何若愚 撰『子午流注鍼経』における補瀉
補瀉 25 金代、竇漢卿『針経指南』における補瀉
補瀉 26 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉
補瀉 27 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その2
補瀉 28 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その3
補瀉 29 明代、李梃『医学入門(1575)』における補瀉
補瀉 30 明代、高武『鍼灸聚英(1529)』における補瀉
補瀉 31 現代中医学における補瀉
補瀉 32 日本における補瀉の受容
補瀉 33 『針道秘訣集』における補瀉
補瀉 34 『杉山真伝流』における補瀉 1
補瀉 35 『杉山真伝流』における補瀉 2
補瀉 36 永田徳本(1513?-1630?)『鍼灸極秘伝』『徳本多賀流針穴秘伝』の補瀉
補瀉 37 『杉山流三部書』における補瀉
補瀉 38 岩田利斉『鍼灸要法』における補瀉
補瀉 39 岡本一抱『鍼灸抜萃大成』における補瀉
補瀉 40 本郷正豊『鍼灸重宝記』における補瀉
補瀉 41 菅沼周桂(1706-1764)『鍼灸則』における補瀉
補瀉 42 石坂宗哲(1770-1841)『鍼灸茗話』における補瀉
補瀉 43 坂井豊作(1815-1878)『鍼術秘要』における補瀉
補瀉 44 澤田流における補瀉
補瀉 45 柳谷素霊先生、経絡治療学会における補瀉 参照
では続きいきます!!
昭和に入り、澤田健先生によって起こった澤田流、柳谷素霊先生によって起こった経絡治療学会、そして、幕末、明治から続く、
鍼灸医学を現代の西洋医学の論理で説明しようとする学派(いわゆる現代医学派)、これらの大きな流れは、その後の鍼灸界に大きな影響を与えていきます。
しかしそんな中、大東亜戦争、そして敗戦によって、日本の鍼灸界は再び受難します。
敗戦後、GHQによって、再び鍼灸を廃止する動きが起こりました。
理由は以下の4つです。
1.視覚障がい者による治療が行われている。
2.消毒の観念が定着していない。
3.医療としての教育制度が整備されていない。
4.治療効果の科学的根拠が証明されていない。
その時も、当時の全国の先生方が一丸となって東奔西走して、1947年(昭和22年)、どうにか制度的廃止を食い止めた歴史があります。
GHQが鍼灸を廃止しようとした理由の一つに、
「医療としての教育制度が整備されていない」
というものがあり、鍼灸の教育制度を整えることは急務であり、昭和30年代以降、徐々に徐々に、全国に鍼灸学校が増え続けました。
私が現在講義させていただいている東洋鍼灸専門学校も、柳谷素霊先生が創立した学校であり、私が卒業した、渋谷にある花田学園の創立者である花田傳先生も、
もともとは柳谷先生のお弟子さん(というか仲間)でした。
(年齢は花田先生の方が10歳くらい上のようです)
そう考えると、何やら縁のようなものを感じますね。
因みに、柳谷先生は、藤本蓮風先生のお父様である藤本和風先生にも、一度会っているそうです。
(出雲の鍼灸師会の勉強会に柳谷先生が見えて、モデル患者を治療したそうです。その主催者サイドだったのが和風先生。実にワクワクする顔合わせですね。)
まあともかく、そういった流れの中で、戦後、様々な鍼灸学校の設立とともに、様々な流派、学派、研究会が全国に誕生していきます。
大きく見れば、その中の一つが、現在私がお世話になっている、北辰会であるわけです。
◆北辰会における「補瀉」
北辰会では、このブログで長々と語ってきたこの「補瀉」という問題について、 その教科書である『北辰会方式 理論編』の中で、
”補瀉と刺鍼”という章を設けて、約30ページに渡って解説しています。
その中で、補法と瀉法を
「補法は気血が虚ろになっている部分に気血を充実させる方法。瀉法は気血や邪気が欝滞しているところを散らし巡らせ、
場合によっては気化させる方法。」
と定義し、さらに”医易学的な補瀉の解釈”を紹介したうえで、補瀉が単純なプラスマイナスではないことを説明し、
実際の臨床事実から、補法よりも瀉法の重要性、また、補法をした結果、瀉法的に働くことや、その逆の例もあることから、
補瀉に関して、単純な二者択一的な判定が出来ないケースもある、ということを述べています。
(医易学については、壮大なテーマですが、いつか語りましょう。)
そして、いくら瀉法が重要であると言っても、瀉法の目的は、邪気を散らすことによって正気を守ることなのである、
という部分をポイントとして強調しています。
つまり補瀉の目的は、正気(治る力)を高めることにあるのです。
また北辰会では、中医学や、他の流派が述べているような複雑な補瀉手技については、もちろん過去に理解、追試した歴史的経緯はあるにせよ、
現在では補瀉するにあたって、ほとんどと言っていいほど手技を使わない、という結論に至っています。
この辺の話をして、いよいよまとめましょう。
続く
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2016.04.14
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これまでのお話・・・
補瀉 1 補瀉の定義と『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の補法
補瀉 2 『黄帝内経素問』調経論(62)の補法
補瀉 3 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の補法
補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法
補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法
補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法
補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法
補瀉 8 『黄帝内経素問』刺志論(53)の補法
補瀉 9 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法
補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法
補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法
補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法
補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法
補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法
補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ
補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ
補瀉 17 『難経』71難における補瀉
補瀉 18 『難経』76難における補瀉
補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き
補瀉 20 『難経』78難における補瀉
補瀉 21 『難経』79難における補瀉
補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ
補瀉 23 孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉
補瀉 24 金代、何若愚 撰『子午流注鍼経』における補瀉
補瀉 25 金代、竇漢卿『針経指南』における補瀉
補瀉 26 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉
補瀉 27 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その2
補瀉 28 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その3
補瀉 29 明代、李梃『医学入門(1575)』における補瀉
補瀉 30 明代、高武『鍼灸聚英(1529)』における補瀉
補瀉 31 現代中医学における補瀉
補瀉 32 日本における補瀉の受容
補瀉 33 『針道秘訣集』における補瀉
補瀉 34 『杉山真伝流』における補瀉 1
補瀉 35 『杉山真伝流』における補瀉 2
補瀉 36 永田徳本(1513?-1630?)『鍼灸極秘伝』『徳本多賀流針穴秘伝』の補瀉
補瀉 37 『杉山流三部書』における補瀉
補瀉 38 岩田利斉『鍼灸要法』における補瀉
補瀉 39 岡本一抱『鍼灸抜萃大成』における補瀉
補瀉 40 本郷正豊『鍼灸重宝記』における補瀉
補瀉 41 菅沼周桂(1706-1764)『鍼灸則』における補瀉
補瀉 42 石坂宗哲(1770-1841)『鍼灸茗話』における補瀉
補瀉 43 坂井豊作(1815-1878)『鍼術秘要』における補瀉
補瀉 44 澤田流における補瀉 参照
では続きいきます!!
明治時代に受難にあった東洋医学は、国内全体としては存続の危機を迎えつつも、力強く臨床を続けた先人たち、また何より、
それを熱心に支持した患者さん達の支持によって、命脈を保ってきました。
そして、昭和の時代に入って、
「本来の古典的な考え方に基づく、東洋医学本来の鍼灸治療を復活させよう!!」
という動きが高まり、昨日紹介した澤田健先生と、もう一人、私が現在講義させていただいている東洋鍼灸専門学校を作った、
柳谷素霊先生が登場します。
この二人の先生は、我々北辰会の代表である藤本蓮風先生にも、多大な影響を与えている二人と言っていいと思います。
◆柳谷素霊先生、そして経絡治療学会における補瀉
柳谷素霊先生(1906~1959)は、昭和2年(1927年)に、この業界では非常に有名な言葉である「古典に還れ」というメッセージを強く叫んで、
臨床、教育、研究、古典書籍の出版等々、膨大な仕事をしました。
(本人が言った言葉ではないという説あり。どーでもいいが。(笑))
柳谷先生の著書の中に『補瀉論集』という本があり、その中に、江戸期の様々な先生による「補瀉」に関する考え方が紹介してあります。
その冒頭(第一章)に、
「補は正気を補うのであり、瀉は邪気を排除するのである。」
と述べ、
「鍼灸によって与える刺激の”緩急劇易”こそ、補瀉手技を解明する手がかりであると考える。」
と述べています。
そして、当時、柳谷先生のもとに集まった有力な弟子たちがのちに組織した「経絡治療学会」という学派は、現在の日本の鍼灸界でも、
非常に大きなプレゼンスを示しています。
僕が鍼灸学校に通っていた頃も、学校の有力な先生の中には経絡治療学会の先生が何人かいらして、クラスメイトの何人かは、
学校の勉強の延長のような感じで、当たり前のように経絡治療の勉強会に参加していました。
その学派の考え方を持った学校教員が多いということは、当然そうやってフォロアーも増えますから、その分業界に与える影響も大きくなります。
(反対勢力、対抗勢力の存在も含めて。)
経絡治療学会の前身である「新人弥生会」が発足したのが昭和14年(1939年)ですから、現在、2016年までの約80年の歴史が、
この業界に与えた影響は計りしれません。
因みに、現在も使われている経絡治療学会の教科書である『日本鍼灸医学 基礎編』には、補瀉の基本として、
徐疾の補瀉、強弱の補瀉、開闔の補瀉
について述べ、実際の手法として、
鍼の材質や長さ、迎随、深浅、呼吸、徐疾、開闔、前柔、後柔、捻転、揺動など
の手技を挙げ、気が至ったら(効果が出たら)抜鍼する、と説いています。
なるほど、基本的な内容であり、これまでこのシリーズに書いてきたことを、標準的に網羅したような内容なんですが、
要はこの”気が至る(効果が出た)”、つまり、適切な補瀉がなされたかどうか、ということを、どうやって判断するか、
そして、そう判断できる根拠はなにか、というのが、最も重要なポイントじゃないかな、と思います。
続く
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2016.03.29
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3.27の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会役員講師研修会に参加してきました!!
今回は北辰会の役員、講師限定の、”内輪の”勉強会。
とは言っても、もはや北辰会は役員講師だけでももはや50人くらいいます。
規模的にはほとんど普通の勉強会です。(笑)
以前は、この勉強会は、非常にマニアックな知識と技術の塊のような先生方が、全国から一堂に集まって、それぞれの最新の考え方、
診方などをぶつけ合って、情報交換するような場だったのですが、近年は
「標準的な北辰会方式の指導法の統一」
ということで、北辰会方式というものを教わりに来た人が、迷わずに上達できるように、講師間での教え方にバラつきがあまり出ないように、
極力、指導法を標準化しよう、で、それを皆ですり合わせよう、という動きになっています。
・・・まあ、とは言っても、あれだけのメンバーが揃いますから、やっぱり話はマニアック、高度な話になります。(笑)
技術ごとですから、すり合わせとか、マニュアル化という枠組みになじまないことも当然出てくるのです。
M先生との、数学的な情報処理、物理学的な情報処理、弁証論治家によって、情報処理のシステムが違う、という話、
なかなか面白かったですね。
今回、土曜日の時点でカゼ引いていて、非常に心配でしたが、日曜日の研修会、月曜の漢祥院研修、すべて無事終えることができ、
ホッとしています。(*‘∀‘)
さて、今日も情報処理。(笑)
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2016.03.09
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これまでのお話
「衛気(えき)」って何ですか?
「衛気」って何ですか? その2
「衛気」って何ですか? その3
「衛気」って何ですか? その4
「衛気」って何ですか? その5
「衛気」って何ですか? その6
「衛気」って何ですか? その7
「衛気」って何ですか? その8
「浮く」の意味 まとめ 参照
こないだの北辰会の勉強会で、このシリーズの内容と関わる話が出たので、ちょっと補足しておきます。
『黄帝内経 素問 八正神明論(26)』に、
「凡刺之法、必候日月星辰四時八正之気、気定乃刺之。是故天温日明、則人血淖液、而衛気浮。故血易写、気易行。天寒日陰、則人血凝泣、而衛気沈。月始生、則血気始精、衛気始行。」
と、出てきます。
簡単に意訳しますと、
「鍼をする時の法則は、昼夜、天体、季節など、自然界の法則に則るべきです。温かくて太陽サンサンの時は、衛気が浮き、
血の流れもスムーズ、だから血は瀉しやすく、気もよく巡る。逆に寒くて曇ってる時は、衛気が沈んで、血も凝滞する。」
と、なります。
八正神明論ではここから、満月の日には補法するなとか、新月の日には瀉法するなとか、そういう有名な話が出てきます。
内外合邪と新月と 参照
・・・まあ、「浮く」の意味 まとめ にも述べたように、”衛気が浮く”、”衛気が沈む”という表現があるように、衛気は、体表面のみならず、体表から離れた部分をも流れている、とも考えられます。
(というか考えています。)
ここ(体表から離れて浮いている衛気)を”上手に”操作することで、大きな効果を得ることが出来ます。
ただこの”上手に”というのが難しい。(笑)
そこの術式をある程度明確にするのは、今後の北辰会の仕事の一つでしょうね。
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2016.01.19
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17日の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきてました!!
今回は午前中は体表観察。
先週末に水上で勉強会があったにもかかわらず、関東支部の面々がけっこう来てましたね。
時代は変わりました。
僕が10年くらい前、一人で夜行バスに乗って本部会に行き始めたときは、支部の一般会員が本部に来るなんて言うのは珍しく、
本部の先生方から、ずいぶん歓迎されたり、あるいは奇異な物を見るような眼で見られたものですが、今では当たり前ですね。
午後は油谷真空先生による症例解説「パーキンソン病、甲状腺機能亢進症」。
北辰会方式の初学者にとって、ああやって細かく丁寧に、問診情報、体表観察情報を収集することの重要性、
それをカルテにまとめることの重要性が伝わったんじゃないかと思います。
あれの繰り返しを嫌と言うほどやった先に、北辰会方式のエキスパートの先生方のような、素晴らしい治療の世界がある、
ということですね。
そして終わった後は酒。。。
今回は遅くまで、アツい飲みでしたね。
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2015.12.14
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13日の日曜日は、お茶の水女子大学で行われた(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加してきました!!
講義内容の詳細はスタッフブログにも書いてありましたので割愛します。
勉強会へ 参照
午前中は上級班を一班、実技指導担当させていただきました。
んー・・・、まあ、指導してて思うのは、結局は基本を一つ一つ理解することが重要なんじゃないかな、と思いますね、いつも。
午後は土田丈先生による講義
「カルテ記載 体表観察」。
丈先生とは、実は鍼灸学校の同級生です。
彼はもともとトレーナー志望でしたが、いつの間にかロン毛になって、北辰会の講師になっちゃいました。(笑)
講義を重ねるごとに、講義力が増していると思います。
そして最後は本部の堀内齊毉龍先生による講義
「カルテ記載 弁証~病因病理図作図」。
実はこれが非常に重要です。
ここをどうやっているかが、ウデの差の大きな一つでしょうね。
齊毉龍先生の、関西弁全開の上手い喋りで、聴講者の皆さんにこの内容の重要性が伝わったんじゃないかと思います。(笑)
・・・なんか最近、皆の講義の中で、”コワいキャラ”として扱われることが増えて来ていて、不満に感じる今日この頃です。
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2015.10.17
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら!
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今日の診療終了後は、一路関西へ。
2015.10.03
◆必要資格
鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師の国家資格を「必ず3つ全て」持っており、東洋医学的な鍼灸治療や、在宅医療に興味のある、優しく、真面目で、健康な方。
(学生であっても、3年生で、成績優秀でやる気があれば、特別に見習いとして雇用する場合があります。)
◆年齢
ヤル気のある、20代~30代までの方を希望します。(男女不問です。)
◆条件
アルバイトでも、常勤でも、相談に応じます。
(なるべく常勤を希望します。未経験や、経験が浅い場合は、アルバイトは不可とさせていただきます。)
(なお、体験入社として、就職することを前提に、往診事業部スタッフの往診に同行して頂くことも可能です。)
◆給料
・常勤の場合、最低月給25万円。アルバイトの場合、最低時給1200円。あとは経験、能力に応じます。
(臨床未経験者の場合、最低でも最初の3か月間は研修、試用期間とし、月給20万円とします。)
(経験者であっても、学術のレベルに応じて、着任後3~6か月程度は研修期間とする場合があります。)
・通勤交通費は基本的に全額支給しますが、月の通勤交通費の合計が2万円を超える場合は要相談となります。
◆待遇、昇給、福利厚生等
・常勤社員は社会保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備。
・院内勉強会(東洋医学、在宅医療)、実技指導、提携クリニック、救急外来での研修教育制度有り。
(当院のスタッフは、院長をはじめ、鍼灸学校で教鞭をとっている鍼灸師もおります。)
・年に一回、社員旅行有り。(過去に沖縄、奄美大島など。入社二年目より参加可能。)
・年末年始、夏季、GWに連休有り。
・協会提携の保険会社にて所得補償保険(任意)、賠償責任保険(弊社負担)加入。
・慶弔休暇・有給休暇・産休・育休制度あり。
◆業務内容
1.往診(患者宅、あるいは介護施設)による鍼灸マッサージ治療、リハビリ訓練、運動療法等。
(当院の往診患者の多くは鍼灸治療のみか鍼灸治療併用です。治療に関して、学・術両面からサポートします)
2.院内診療助手(弁証問診、体表観察カルテ記入、施灸、刺絡の助手、受付業務、電話対応、ベッドメイク等)
現在に至る。
◆臨床経験者、普通自動2輪の免許を持っている方を優遇します。
興味のある方、質問のある方は、
お電話 03(6300)0763
あるいは
メール seimeiinn.advertising@gmail.com
まで、お気軽にお問い合わせください。
事前に履歴書にて書類選考の上、面接させていただきます。
清明院は、外来診療部門では、徹頭徹尾東洋医学的、伝統的な鍼灸治療をメインにしながら、医師(西洋医学の各科および漢方医)とも連携し、健康保険を活用した在宅診療部門も併設しているという、全国的にみても、ほとんどないスタイルの治療院です。
本格的な東洋医学を日々勉強しながら、自分自身も毎日患者さんが診ることが出来て、給与面でも一般企業並みの待遇も受けられる、本気で確かな技術、知識、経験を磨くには、最高の環境だと思います。
当院には10年以上勤続している者もおり、また、当院で数年間しっかりと勤めて、その後に開業した先輩の先生達は、全国各地で、伝統鍼灸の鍼灸院を盛業しております。
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!