清明院では現在、スタッフを急募しております！！

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう！！詳細はこちら。


*****************************************************************************************
 
↑↑↑　　　　　　　　　↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい！<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります！
*****************************************************************************************


こんばんは、森岡です(^_^)


今年度も東洋鍼灸専門学校での講義がスタートしております！！

今年の担当も、一年生の「東洋医学概論」です。


先日の授業では日本鍼灸の歴史について簡単にお話しました。


今日、東洋医学は「医学」と銘打っておりますが、


その業務範囲は法律上、西洋医学におけるソレとは大きく異なります。


西洋医学で行える業務を「医行為」といい、


「医師の医学的判断および技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、または危害を及ぼす恐れのある行為」


とされています。


ここで言う「医師」とは、国家資格の「医師免許」もしくは「歯科医師免許」取得者です。


対する東洋医学で行える業務は、「医業類似行為」 とし、簡単に言えば、


「医行為以外の、それにまつわる周辺業務を業とする」


と説明することができます。



そして、西洋医学や医業類似行為とされている柔道整復師の施術には、国民皆保険制度が適用される中、


一部の疾患を除いて、鍼灸、按摩・指圧・マッサージ施術においてはその適用外、つまり保険は使えないという有様。


（その辺のお話は院長ブログに詳しいです。　鍼灸には保険が効かない！？）



しかし、我々の仕事はあらゆる病に効果を発揮し、


病苦に悩まされている患者さんに笑顔を取り戻せる立派な”医学”です。


西洋医学と分け隔てられる道理は全くありません。



なぜ、こんな状況になってしまったんでしょう・・・。



・・・誰が悪いの？



・・・時代のせい？



・・・どうしようもなかった？




こういった、教科書にもない、国家試験にも全く関係ない話ですが、


「鍼灸師」としては非常に重要な、知っておかなければならない話です。



なぜ、現在の鍼灸業界が社会的に、こういった立ち位置になったのか？



こういうことこそ、学校教育としてしっかり生徒さんに伝えておくべきことだと思います。


ソコラ辺の話を簡単ではありますが、お話しました。



こういう話題では、様々な質問や意見が飛んで、発言した方も、そうでない方も、


皆さん色々な考えをお持ちなんだなぁ～と勉強になりました。



この話題が終わり、東洋医学のコア（核）である「気の思想」の話に授業が移行した途端、


さきほどまで熱を帯びていた教室が、シーンと静まり返ったのは言うまでもありません（笑）


（こちらも古代哲学や老荘思想を交えた、相当アツい話なんだけどな（苦笑））



といった具合に、今年度も楽しんで取り組んで参りたいと思います。


どこまで伝わるかな・・・。




すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ１クリックお願いします！！ 清明院に皆様のお力を！ 

↓↓清き1票を！　　　↓↓清き1票を！
 


清明院オフィシャルホームページ（PC）

清明院オフィシャルホームページ（携帯）

清明院院長のブログ　「最高の鍼灸の追求