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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
痹証(その1)
痹証(その2)
痹証(その3)
痹証(その4)
痹証(その5)
痹証(その6)
痹証(その7)
痹証(その8)
痹証(その9)
痹証(その10)
痹証(その11)
痹証(その12)
痹証(その13)
痹証(その14)
痹証(その15)
痹証(その16)
ではでは、続き行きます!!
前回は、季節と体の部位における痹証の分類と、それについての考察をしてみました。
体と五臓を関連付けて、5部位に分けた考え方を
「五体(ごたい)」とか「五主(ごしゅ)」
といいます。
これは、
皮毛(ひもう)、肌肉(きにく)、筋(きん)、血脈(けつみゃく)、骨髄(こつずい)
の5部位です。
この「五体」や「五主」こそが、前回説明した、”体の部位における分類”の基となっている考え方です。
そして、この「五体」によって痹証を分類している、皮痹・肌痹・筋痹・脈痹・骨痹のことを
「五体痹」
と呼んだりもします。
本日はこの「五体痹」の症状をサラッと紹介します。
皮痹
邪が皮毛にあり、痒みや皮膚に虫が這うようなムズムズした感覚がする。
肌痹
邪が肌肉にあり、四肢が萎えて弱り、痺れて自由が利かなくなる。
筋痹
邪が筋にあり、邪気と気血が関節に集まり、筋が弛緩したり、発赤、腫脹する。
脈痹
邪が血脈にあり、肌肉に熱感を持ち、口角が裂け、皮膚の色が変わる。
骨痹
邪が骨髄にあり、四肢がひきつり痛み、関節に浮腫が生じたり、動かせない。
といった具合です。
今まで説明してきた痺証より、”皮膚病変”や”痒み”といった、もう少し広い概念でもって痹証を論じていることが分かります。
それでも、外邪によって
「塞がって、通じなくなった」
ために起こる病変であることは外れてはおりません。
また、
皮痹と痒み症状、
筋痹と関節症状、
脈痹と口唇・皮膚症状
など、色々と興味深い組み合わせもちらほら散見していますよね。
とにかく、現代中医学的な「痹証」について色々説明してきたわけですが、
それを踏まえて古典を紐解くと、
さらにその概念を広くすることができ、臨床の幅が広がる
という事が分かって頂けたかと思います。
次回に続く。
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先生!東洋医学の試験に、答えが、行痺、痛痺、着痺があったんですよ。しっかり漢字で書いておきました♪
解剖学以外、生理も、経穴も東洋医学も間違いはないと思うのですが~返ってくるのが楽しみです。
山の子供さん
コメントありがとうございます(^_^)
> 先生!東洋医学の試験に、答えが、行痺、痛痺、着痺があったんですよ。しっかり漢字で書いておきました♪
> 解剖学以外、生理も、経穴も東洋医学も間違いはないと思うのですが~返ってくるのが楽しみです。
おぉ~、このブログが試験の得点につながるなんて(笑)
書いた甲斐がありました♪